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マリナーズのイチロー外野手（３６）は１７日（日本時間１８日）、レンジャーズ戦に「１番・右翼」で出場し、バント安打を決めるなど４打数２安打２盗塁で、１０年連続２００本安打へ残り「９」とした。

　２００安打の前に、日米通算３５００安打という大記録まであと３本に迫っていたイチローは一回裏の第１打席、絶妙なセーフティバントを決めてまず１本。三回裏の第２打席では初球を中前にキレイに弾き返し２打席連続安打。大記録達成まであと１本とした。

　注目の第３打席。五回裏、無死一塁の場面で打席を迎えたが、フルカウントから三飛。八回裏、一死走者なしの場面で迎えた第４打席も三振に倒れ、記録は持ち越しとなった。しかし、４打数２安打、さらに盗塁を２つ決めて今季４１盗塁。２打席連続安打で１０年連続２００安打まで残り９本まで迫った。

　試合は序盤に２点を奪ったマリナーズが２−１で逃げ切り。連敗を「７」で止めた。先発のヘルナンデスは７回までレンジャーズ打線を無安打に抑える好投でチームの勝利に貢献した。

イチローの話

　「（２年ぶり４度目の４０盗塁）ま、何年かに１回はやっておきたいな、という数字ですね。（２番のフィギンズも同じ日に４０盗塁し）僕の盗塁に関して言えば、彼が２番にいることで達成されたものだと思う。彼はそのへん（走者の）気持ちがよく分かる。僕がスタートを切って（彼が）ファウルというケース、僕の記憶ではゼロですよ」