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男子ゴルフのＡＮＡオープンは１７日、北海道・札幌ＧＣ輪厚コース（７０６３ヤード、パー７２）で第２ラウンドを行い、２アンダーの８位スタートの、この日１９歳の誕生日を迎えた石川遼は４バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの１オーバーでラウンド、通算１アンダーとスコアを落とし、２２位に後退した。

　アフィバーンラト（タイ）が４つスコアを伸ばし、通算７アンダーで首位。１打差で３１歳の貞方章男がつけた。フジサンケイクラシックで石川と優勝争いを演じた薗田峻輔が１イーグル、７バーディー、４ボギーで回り、通算４アンダーの４位とした。８位で出た池田勇太は６バーディー、５ボギーで通算３アンダーの８位。

　１９歳の誕生日を祝うには、ゴルフの内容は振るわなかった。２アンダースタートした前日「まだ伸びしろはあると思う」と語った。だが、１つスコアを伸ばして迎えた後半、スタートの１０番（パー４）で２パットのダブルボギーとつまずくと、続く１１番（パー３）は３パットのボギーと突如、歯車が狂った。

　「試合の途中でも修正できるようになった」と今季の成長を口にしたことがある石川だが、この日は自分のゴルフを取り戻せず、１３番でバーディーを取り返したが、その後はパーセーブで終了。２大会連続優勝を狙うには、スコアが動くといわれる３日目の奮起にかかる。

　決勝ラウンドには上位６０位タイまでが進出する。賞金総額１億１千万円、優勝賞金２２００万円。