2010年05月18日
イチ、マルチ止まった…自己記録更新ならず
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【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)16日(日本時間17日)=共同ほか】マリナーズのイチロー外野手(36)はレイズ戦に「1番・右翼」で出場したが、8試合ぶりの無安打に終わった。連続複数(マルチ)安打試合も「7」で止まり、自己記録更新はならなかった。チームも1−2で、レ軍に2試合連続の逆転負けを喫した。
自己最多に並んでいた連続複数安打が7試合で止まっても、イチローは淡々としていた。「(連続記録への意識の変化は)おれじゃなくて見ている人が言うんじゃないの」と個人記録については意に介さなかった。
昨季、史上最多の9年連続シーズン200安打を達成したことで、もう記録を強く意識することはない、との思いがある。今季は「初めてそういう状態でやる資格を得た」というレベルでプレーしている。
レイズの右腕ガーザに珍しくタイミングが合わず、1−0の五回無死一、二塁では外角低めのカーブを打ち上げて左飛。七回二死一塁では、救援左腕チョートの速球に空振り三振した。
毎試合、複数安打を打つことは大きな挑戦に見えるが、イチローは「まあ、知ってそれを意識しているんなら、そうだわね」と言う。
ただ、守備に関しては違う。四回、アイバーの二塁手後方への飛球を二塁手とともに見失い、二塁打にした。「見たままのプレー」と、少し悔しさをのぞかせていた。
【15秒バージョン】
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