2010年05月05日
イチロー、2安打放つもけん制死…マ軍4連敗
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は4日(日本時間5日)、シアトルでのレイズ戦に「1番・右翼」で先発出場し、4打数2安打だった。試合は2−5でマリナーズが敗れ4連敗となった。
イチローは一回裏の第1打席、レイズ先発のシールズから左前打を放つも、けん制でアウトとなった。四回裏の第2打席、この回の先頭打者で打席が回ったが二ゴロに倒れた。六回裏の第3打席、一死二塁で打席が回ると遊撃内野安打を放ちチャンスを広げた。八回裏の第4打席、一死走者なしで打席が回り空振り三振に倒れた。
試合はレイズが三回に先制すると、小刻みに得点を加えて行きリードを広げた。マリナーズは六回と九回に1点ずつ奪うのが精一杯だった。守備も4つのエラーが出るなど攻守に精彩を欠いた。イチローはこの試合4打数2安打で打率は.324になった。
マリナーズは5失点のうち4点が四球と失策、捕逸絡み。完敗にワカマツ監督は「不本意な内容だ。何とかしないといけない」と厳しい口調だった。選手の入れ替えを行い、休日を挟んで仕切り直しと思った直後の自滅。連敗は最悪のかたちで4に伸びた。
3試合ぶりのヒットを記録したイチローも一回にけん制死と出だしでつまずいた。チームの雰囲気について問われ「答える元気ないです」と自嘲(じちょう)気味に話した。(共同)
イチローの話
「(浮上のきっかけがつかめないことに)そうしたいと思っているんだけどね。(一回にけん制死。相手投手がトリッキーな動きだったか、との問いに)ないよ。(動作が)速い。」
【15秒バージョン】
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