2010年03月29日
高橋『滑る理由再確認』 真央『これからも強く』
【トリノ(イタリア)=中村彰宏】フィギュアスケート世界選手権で日本勢初のアベック優勝を果たした浅田真央(中京大)と高橋大輔(関大大学院)が閉幕から一夜明けた28日、当地で会見した。バンクーバー五輪2位に続いて金メダルで今季を締めくくった浅田は「4年前から頑張ってきたので一つの区切り。少しゆっくりしたい」などと語った。
4月は名古屋などでアイスショーに出演する浅田は、その後に1週間程度の休みを取ってから本格的に練習を再開。「オフの間にジャンプをしっかり練習したい。2連続3回転も入れたいし、サルコーやルッツも練習したい」と来季を見据え、「これからも強い選手でいたい」と目標を掲げた。
高橋は五輪でも銅メダルを獲得。高橋は右ひざのけがを乗り越えた道のりを「自分がどうして滑るのかを再確認できたし、(けがは)メダルを取るために必要だった」と振り返った。5月に右ひざのボルトを除去する再手術の意向も示し、東京で世界選手権が開催される来季に向け「かなりのプレッシャーはあると思うが、照準を合わせていきたい」と連覇に意欲を示した。
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