新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2019年10月11日
逃げても良いんだよ・・・
学校教員のイジメ問題・・・連日ニュースで流れていますよね?
聞けば聞く程、稚拙さを感じてしまうと同時に、教育の現場に立つ者が・・・って思いにさせられますよね。
いい年こいた婆様が、女帝と呼ばれて喜んでいたなんてね〜。
しかもやっている事は、チンピラと大差無いと言う・・・お粗末さですものね。(^^;
少年サッカーの世界を見渡しても、こう言う問題は表には出ない物まで含めたら相当な数なんだろうと思います。
その中でも、特に深刻なのは・・・指導者と子供と言う間柄で起こり得るイジメなのかも知れませんね。
立場上、子どもの方が弱いのが普通ですから・・・その被害も深刻なんです。
最悪、未だ小学生なのに・・・「死んだら楽になれるかな・・・」なんて考えてしまうなんて事もあるみたいなんですが・・・。
指導者にあからさまに嫌われている子っています。
何をやっても褒められる事は無く、些細な失敗で怒鳴られ、罵られ・・・「あ〜早く止めてくれないかな〜」なんて言われてしまう・・・。
本当に可哀想過ぎる子って、何処かに、確かに存在しているのです。
そう言う話は、或いは皆さんの方が良く知っているのではないのでしょうかね?
中には、チーム全体からそんな仕打ちを受け・・・親も「そんな事くらいで・・・」なんて、甘えだと切り捨てられてしまう・・・そんな何処にも逃げ場の無い子だっていたりするのです。
こう言う事を平気でする大人は、多くの場合『良い人』で通っている事も多く、社会性は失っていないから厄介なんです。(^^;
なので、親御さん達も上手い事欺かれてしまっていて、問題が発覚した時には、既に手遅れ・・・なんて事もある訳なんですよね。
「まさか、あの人が・・・」って言う典型的なパターンです。(^-^)b
今は、以前よりもそう言う事が起こり難い環境になったとは言えますが、その分・・・やり方も巧妙になって来ている訳なんですね。
今回の事件もそうなんですが、自分では直接手を汚さない・・・なんて輩も多いんです。
多対1の構図さえ作り上げてしまわれれば・・・先ず、イジメがある事自体見抜く事は出来ないんじゃないかなって思います。
だから、余計に発見が遅れてしまうんです。
仮に我が子に「実はチームのみんなに苛められているんだ・・・」って告白された時、どの程度深刻に受け止める事ができるでしょうかね?
そして、どんな対応をするのでしょうか?
皆が口裏を合わせてイジメを否定しても尚、我が子を信じてあげられるでしょうかね?
「もう少し様子を見てみようか・・・」なんて、勇気を持って打ち明けてくれた我が子に言ってしまわない自信があるでしょうか・・・?
日本人て、耐える事を美化する傾向があると思うのです。
忍耐の美学とでも言いますか・・・でも、それって・・・諸刃の剣でもあるんですよね。
耐え忍び切れれば良いのかも知れませんけど・・・不幸な結末を迎える事だって充分在り得るのですね。
少し気になるデータがあるのですよ・・・。
日本の自殺率は、全体的に減少傾向にある事が最近では分かっています。
しかし、10代前半に限って言えば・・・逆に100年前の水準にまで戻ってしまって、高い水準で推移していると言うのですね。
しかも、その多くが動機も原因も不明なんだそうです。(汗)
突発的に死を選んだのではないか・・・と言う(説明がつかない為)印象を受けると言う事以外、何も分かっていないのが現状なんです。
その背景には、何があるのか・・・この部分が全く分っていないんですね。
それはつまり・・・誰にも何も言えなかった・・・自分1人で抱え込んでいたと言う事でもあるのかなって思うのです。
親にさえも言い出せない・・・つまり、親でさえ信用できないと言う事ですよね。
子供にとって、そんな辛い事って無いのかも知れませんよね。
本来、小さな命を守るべき立場にいる大人が、率先して子供を死に追いやってしまっているかもしれないという現実が何処かのチームで・・・でも確実にあると言う事だけは、頭の片隅にでも入れておかなければいけないのかも知れませんよね。
極めてレアなケース・・・と言ってしまえばその通りなんですが・・・不幸と言う物は、よりによって自分の所にやって来るものでもあります。
どんな些細な変化も見逃さない様に・・・常日頃からコミュニケーションを取る事って大事なんだろうなって改めて思います。
耐える事だけが道じゃありませんからね・・・逃げても良いんですよ・・・死を選ぶくらいなら。
にほんブログ村