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2019年07月26日
期待する気持ちは解るのだけど・・・
この学年は強くなりそう・・・って感じた時から、大人達の暴走が始まる事があります。
指導する側はもちろん、保護者達も子供達に過度な期待をしてしまうんですよね。(^^;
さて、行き着く先は・・・天国か地獄か・・・。
サッカーの神様が微笑んでくれると良いのですけど・・・。
低学年の子供達って、サッカーが純粋に楽しくて・・・何時間でも際限無くサッカーをして遊んでいたいんですね。
本来なら、大人の方が子供達の事を考えて・・・適度な所でやめさせて、「続きは、また来週ねっ!」ってなるのが普通です。
「もっとやいたい〜っ!」って時にあえてやめる・・・好きと言う気持ちを長続きさせる秘訣でもあるそうなんですね。(^-^)b
腹いっぱいにしてしまってはいけないと言う事なんでしょうね。
でも、期待され過ぎている学年は、ちょっと考え方が違います。
子供達は、もちろん「もっと、もっと・・・」なんですが、そんな子供達の言葉を真に受けてと言うよりも・・・その言葉に甘えてしまうんでしょうね。
「子供達もまだ物足りないみたいだし・・・」って練習時間を延長してしまったりするんです。
親御さん達も大きな期待をしていますから・・・それを「しょうがないね〜」なんて、半ば黙認してしまうなんて事も普通にある訳なんです。
練習試合から帰って来たばかりなのに・・・「まだやり足りないから」とか「出来が良くなかったから」とか、色々な理由を付けて練習をしたり、ゲームをしたり・・・結果一日中サッカー三昧なんて事もあったりする訳なんです。(^^;
長期休暇の時なんか、昼間練習をして、また夜にナイター練習で汗を流すなんて事もあります。
親御さん達も、「どうなんだろう・・・」って疑問に思いながらも、子供達の欲求に流されて・・・最後まで付き合わせてしまうなんて事も珍しくありませんかね。
1人だけ抜けるのも・・・って考えてしまうみたいです。
お気付きでしょうか・・・何処にもブレーキ役が存在していない事・・・。
子供達の「もっと」に大人達が便乗して・・・自分達の望みを叶えようとしている姿が見えますでしょうか?
結果を求め過ぎてエスカレートして行く自分達に気が付かないんです。
次第に掛ける声も荒々しくなって来る事だってありますかね・・・。
そんなチーム状況になって来ると、次第に1人、また1人とチームを去って行く・・・なんて事になって来る事だってあります。
そこまで行かなくとも、1人、また1人と・・・スポーツ障害を患う子供が出て来たりと言う事もあります。
そう言う子達が主力メンバーであったりして・・・。
そんな状況になってもまだ・・・チームの危機が迫っている事に気が付かない・・・なんて事も在るんですね。
失って初めて気が付くのでは、少し寂し過ぎる様な気もします。
気が付けば、「低学年の時はあんなに強かったのにね〜」なんて言われてしまうチームになっていたりして・・・。
そんな状態になったチームの子供達に対して、「メンタルが弱いな〜」なんて言う人だっているかも知れませんね。(^^;
子供達の頑張りが足りなかったのでしょうか?
期待する事は全然構わないと思うのです。
ただ・・・適度な所でやめておかないと・・・子供達もチームも壊してしまう事ってあります。
大人がブレーキ役になってあげないと・・・子供達は自分の体が悲鳴をあげている事に気が付かないフリをして遊んでしまう物なんです。
期待が大きければ大きいほど、その反動も大きい訳で・・・壊滅状態に陥る前に引き返す勇気を大人としては持ちたいですよね。
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