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2019年07月01日
飴か?鞭か?
厳しい指導を求める声って、今でも決して少なくないんですね。
「ビシビシやって下さい!」って親御さんは、相当多いのかなって思います。(^^;
かく言う私もその1人なんですけどね〜。(笑)
ただ、実際指導する側に立ってみると・・・言う程簡単な話でもないのですね。
一言で厳しくと言っても、その程度にはやはり人それぞれに幅があるものです。
何処まで許容されるのか・・・正直分からないんですよね。(汗)
なので無難な指導をする事になるのでしょうけど・・・それじゃ物足りなさを感じたり、不満を抱いてしまう親御さんもいる訳なんです。
それはつまりですね〜サッカー以外の事も付帯事項として指導する事が要求されていると言う事でもあります。
試合会場なんかで、親子のやり取りを耳にするとですね〜子供に押し切られてしまっている親御さんのまぁ〜多い事、多い事!(笑)
きっと、家庭でもそうなんだろうな〜って想像は付きますよね。
だからなんでしょう・・・親の言う事なんか全然聞かないから、コーチに・・・って思いがあるではないのでしょうかね〜?
分かる気もしますけど・・・無理な相談だとも言えますかね。(汗)
さて、飴と鞭なんて言葉がありますが、飴を差し出す時か、鞭を振るう時か・・・そのタイミングを計るのは思っているより難しいものでもあります。
基本、ず〜っと鞭なんですけど・・・時々飴みたいな人もいれば、逆に飴、飴、飴・・・で時々鞭〜みたいな人もいます。(笑)
どちらにしても、上手く行く人もいれば、上手く行かない人もいて・・・結局、そこに集う子供達がどんな子供達なのか・・・と言う事に左右されてしまう事が多いんだと言えそうなんですね。
それを見極める目を持っているかどうか・・・ここに指導する側の腕の違いがあるのかも知れません。
もっと言うと、厳しいか甘いかなんて子供達がどう受け取るかでしかない様な気もします。
学年毎に子供達のコーチそれぞれに対する印象や評価が大分違うと言う所をみても、その辺は良く分かる部分なんですね。
そしてそれこそが、その学年の、そのチームの色なんだろうと思います。
一筋縄では行かない学年もあれば、やり易い学年もあるのは、そう言う理由があっての事なんだろうなって思うのです。
私なんかは、どちらかと言うと厳しい部類なんだろうと思うのですが・・・今見ている子達にとっては、決してそうでもないみたいなんですね。(汗)
他の学年のヘルプに行くと、本当にやり易いんですよ・・・。
まぁ、そんな学年ですから・・・私の方が大分鍛えられたとは言えますけどね。(笑)
ただ、手が掛かる分、可愛いし、愛着もある子達ではあります。
飴と鞭と言う言葉は、言う事を聞かせようとする時に使う言葉なんですよね。
そもそもその発想が間違っているのかも知れないなって最近は思う時があります。
余程、サッカーに対して意識が高い子達でも無い限り・・・そこに集う子達は自由人である事の方が多いんですよね。(笑)
少年団なんか本当にそんな感じです。(^^;
だから、指導する側だから・・・って、言う事を聞かせようと一生懸命になっても、徒労に終わる事の方がこれからドンドン増えて行くんじゃないか・・・そんな気もします。
その辺が感じられないと、怒鳴りつけるばかりの指導に終始する事になってしまうのかも知れませんよね。
どうせサッカーを通して同じ時間を共有する訳ですから・・・子供達と一緒に楽しい時間を過ごせた方が良いのだと思うのです。
もちろん、楽しい中にも節度は必要なんだと思いますがね。(^-^)b
飴とか鞭とか、そんな小道具を必要としないコミュニケーションが取れるかどうか・・・この辺を、大人は試されているのかも知れませんよね。
親であっても、指導者であっても、その辺は変わりませんよ・・・やはり。
結局、言う事を聞かそうと思っても上手く行かないんですから・・・自分から進んで出来る様に促すしかないんだと思うのです。
時間も掛かるし、根気のいる事なんだろうと思うのですけど・・・結果を急がない事ですよね・・・きっと。(^^;
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