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2019年08月01日

わざとファウルをする子

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 笛を吹いている方なら、1度や2度・・・悪質なファウルと呼べる様な物に遭遇した経験があるのではないのでしょうか?

 本当に大怪我を伴う様なファウルも実際にはあります。

 何度か救急車のお世話になってしまったと言うケースにも遭遇しています。

 子供のやった事とは言え、ファウルに対する意識の余りに低い子って確かにいるものなんですよね・・・残念ながら。(^^;



 激しいプレイの中で偶々ファウルになってしまう事ってあります。

 こう言う場合は、ある程度仕方がない・・・って多くの人が思える筈なんです。

 ただ、わざととしか思えない様なファウルも実際にあります。

 明らかに足を狙ったスライディングであったり、ボールなんてそっちのけで凄い勢いでタックルしたり・・・。



 その上、ファウルを受け転倒した子に対して「どうせシュミレーションだろ?」なんて言ってのける末恐ろしい子もいたりするものです。(汗)

 何でそこまで魂を狂わせる必要があるのか・・・正直理解に苦しむ所では在りますが・・・それが、子供と言うものなのかも知れません。

 それが、どう言う結果を招くのか・・・なんて、考えもしないんですよね。

 自分の気持ちに正直と言うか、何と言うか・・・。(^^;



 ファウルを予防すると言うのは、実際には難しい部分もあります。

 どんなに指導をした所で、本人がその重さに気が付かない限り無くす事なんて出来ないんですよね。

 ただ、ルールを積極的に侵すと言う行為は、サッカーと言う競技に対する侮辱でもありますから・・・本来なら、スパイクを永遠に脱いで貰わなければいけないくらいなんですよね。

 この辺は、プロの世界でも徹底されているとは言い難い部分です。



 まぁ、そんな訳で・・・無くなる事なんて永遠に無いのがファウルでもあるんです。

 ペナルテイーなんて言ったって、実際には大した事無い訳で・・・痛くも痒くも無い訳なんですから。

 だから、また平気でやってのけるんです。

 全ては、遊びの世界の中で起きている事で・・・その子にとっては、反則も遊びの一環でしかありません。



 さて、こう言う子をどうやって更生させましょう?

 恐怖で縛り付けて止めさせるか、考え方自体を改めさせるか・・・どちらかしかないんじゃないのでしょうかね?(汗)

 前者は、即効性はありますが、その子の内面の奥深くに訴えかける物は何もありません。

 なので、環境さえ変われば又再発・・・と言う事も在り得るのですね。(^^;



 後者は、即効性としては低いものの、1度考え方さえ改めれば・・・環境が変わっても、再発の恐れは低いとは言えます。

 指導の現場で好まれているのは・・・前者・・・でしょうかね。(^^;

 「今度やったら承知しないぞ!」レベルの指導ですね。

 それだとやはり・・・根本的な解決にはならない気がします。



 まぁ、こう言う子を何とかしようと思ったら、根気強く付き合って考え方を改めさせないといけない訳なんですよね。

 正直、面倒臭い・・・って感じている指導者の方も多いんじゃないかと思います。

 ただ、やはり直すのなら今・・・なんだろうと思うのですよね。

 頑張って貰えたらって思います。


 今回は、『わざとファウルをする子』と言う検索ワードをお題にしてみました。
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2019年07月31日

良い姿勢を保つ事が大事!

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 私が見ている子供達に最も不評なトレーニングが、良い姿勢を保ちながら行うトレーニングです。

 これは、学年担当コーチが練習の始めに必ず時間を掛けて行ってくれるのですが・・・あまり、ボールを使わない事もあって、子供達には受けが良くないトレーニングなんですね。(^^;

 それ自体は、一見サッカーとは無関係な感じのするトレーニングなんですが・・・実は、サッカーに限らずスポーツをする上で良い姿勢を保つ事は非常に重要なんです。

 子供達がつまらないって感じてしまう練習って、重要度が高い事が多いんですね・・・実は。



 歩く、走る、スキップする・・・リフティング、ドリブル、足技を入れてみる・・・これらの動作の全てを良い姿勢を保ちながら行うと言う地味なトレーニングなんですが、実際アスリート姿勢の悪い人って先ずいません。(^-^)b

 特に、携帯ゲーム機のお陰でしょうかね〜姿勢が悪い子って相当多いんですね。

 胸を張って、きちんと気おつけ出来ない子の多い事・・・。

 姿勢が悪いと、身長も思う様に伸びてくれません。(^^;



 だから、良い姿勢で動く事が出来るって大事なんですよね。
 
 ボールの扱いにも違いが出て来ます。

 危険を察知する能力にも影響してきますからね。

 スポーツに於いては、基本中の基本と言っても良い部分なんです。



 しかし、こう言う練習は敬遠されがちなんですよね〜子供達には。(^^;

 ゲーム性も低いですし、競い合う部分も少ないですからね。

 ただ、ず〜っと・・・こう言う練習を積み重ねて来たお陰なんでしょうね。

 他の学年の子達に比べると、プレイする姿勢の良い子達が比較的多い事に気付きます。



 もう一つ子供達に不評なのが・・・体幹トレーニングです。

 こちらは、しっかりやろうとしたら・・・大人でも相当キツイトレーニングです。

 小学生の子相手のトレーニングですから、ハードな物は一切していませんけどね。

 担当コーチ曰く、快便を促す為・・・でもあるのだとか・・・。(^^;



 もう一つ不評なのは・・・ストレッチです。

 故障者が多く出る事もこの学年の特徴ですから・・・自宅で1人で出来る様にとの計らいです。

 体の硬い子も多いので、ストレッチレベルでも上手く出来ない子がいますか・・・。

 なので、柔軟体操なんかも行う事があるのですが・・・もちろん、こちらも子供達には不評なんです。(^^;



 子供なんてそんなものなんでしょうけど・・・これらは全て、毎日の生活に取り込んで欲しいものばかりなんですね。

 サッカーも体が資本ですから・・・その部分がしっかりしていないと、思う様なプレイは出来ません。

 良い姿勢を保つには、意識付けも必要なんですが、筋力もそれなりに必要なんですよね。

 そして、それは・・・本来、日常生活の中で培われるべき物でもあります。



 サッカーの貴重な練習時間を割いてまで、やらないといけないなんて・・・本当は、残念な話なのかも知れませんよね。(^^;

 そうは言っても、今は昔とは大分生活環境も異なっていますから、仕方の無い部分もあるのでしょうけどね。

 まぁ、こう言うつまらないと感じる練習にこそ、大事な物が沢山あるって事は子供達にも分かって貰えたらって思います。

 それが、大人になった時の身のこなしに繋がって来ると思うと・・・やっておいた方が良いのだと思いますけどね。
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2019年07月30日

壁に向かって

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 人間誰でもにぶち当たる時ってあります。

 子供達のサッカーでもそれは同じ事で、壁にぶつかった時どうするか・・・その反応は、子供達それぞれちがうんですよね。

 その壁を上手にクリアして行く事が出来る子って、それ程多くないんです。

 原因は色々なんでしょうけどね〜。




 壁にぶつかってしまって、伸び悩んでいるな〜って感じる子っています。

 自分で何とか打開しようとする子もいれば、友達に相談する子もいます。

 大人にアドバイスを求める子もいますよね。

 その子の考え方を垣間見る事が少しだけ出来ます。



 一方、そう言う子に対する大人の反応はと言うと、壁を乗り越える事を求める人もいれば、壁をぶち壊す事を求める人もいます。

 とにかく、その壁を自身の力クリアさせたいと考える様です。

 ただ、子供達には少し高くて大き過ぎる壁である事も多いんですよね。

 そんな時、どうしましょうか・・・?



 私は、今無理にその壁を攻略する必要は無いと思っています。

 時間が経てば、いずれ克服できる事って子供達には多いんです。

 今は、身体能力が低くて出来ない事も、成長と共に出来る様になるって事は多いんですよね。

 焦らせちゃダメなんじゃないかな・・・って思うんです。




 その事ばかりに時間を割く事も勿体無い話なんですよね。

 出来ない事は出来ない・・・そう割り切って、別の事に時間を割く方が効率的です。

 もちろん、同時進行で挑戦はしてもらいますけどね。

 問題解決には、一時期その事から離れてみるってのも必要な事がありますから・・・ねぇ?




 壁の前で、立ち往生させてしまっては・・・いけないんじゃないかなって思うんですよね。

 もちろん、その壁が大した事のない高さであってり、強度であったりするのなら、直ぐにでも攻略に取り掛かっても良いのでしょうけどね。

 その子にとって高過ぎる硬過ぎる壁なら、その壁を視野に入れながらも・・・別の事に取り組んだ方が良いと思うのです。

 たった1つの障害の為に、前に進めなくなる事程時間の無駄を感じる事ってありませんからね・・・大人が上手く声を掛けてあげられると良さそうです。
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2019年07月29日

初対面だって・・・

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 いきなり、初対面の子達とチームを組まされ、試合をする・・・レベルが上がれば上がる程、そう言う経験をする機会は増えて行くものです。

 初対面ではなくとも、あまり面識の無い子達と組む機会もあるかも知れません。

 合同チームなんかそうですよね!

 そんな時でも、ボール1つさえ在ればコミュニケーションが取れると言うのもサッカーの魅力の1つでもあります。



 先日、うちの団でも伝統の交流会がありまして・・・その中で、3チーム3学年がごちゃ混ぜにされた即席チームでのトーナメント戦が行われました。

 この混成チームで行う交流試合は、息子が6年生の時からですから・・・もう、5年目の試みとなります。

 初めての子達とチームを結成するって、中々味わう機会の無い子達が殆どですから・・・貴重な経験の場でもあります。

 もっとも、お祭りみたいな物ですから・・・そんな状況を楽しんで貰えれば良いのですけどね〜。



 いつも注目しているのは、そう言う状況の中でどれだけ自分を出せるのか・・・これは、多くの子がそれなりに出来る事でもあります。

 あまり知らない子達同士だからこそ、最初は個人プレイがどうしても多くなる傾向があるんですよね。(^^;

 2試合目以降ともなると、それなりに慣れて来るのでしょうね・・・チームとして機能し始める所が多く出て来ます。

 仕切り屋さんがいるチームなんかだと、チームとなるのにそれ程時間も掛かりませんかね。



 もう1つ注目しているのが・・・そんな中でどれだけコミュニケーションが取れるのか・・・これは、レベルが上がれば上がる程、求められる能力でもあります。

 言葉で行えるに越した事は無いのですが・・・中には、身振り手振りで・・・なんて子もいる訳です。

 更には、実際のアクションで・・・なんて子もいるんですよね。

 トレセンに言っている様な子達は、こう言った状況に気後れするって事は殆どありませんかね。



 更に、下の学年の子達にとっては上の学年の子達に混ざって・・・なんちゃって飛び級体験の場でもあります。

 上級生の中だから・・・って遠慮気味にプレイしてしまうって事は、小学生ではそれ程見られませんかね。

 でも、これが中学、高校となって来ると・・・話は大分変わって来ます。(笑)

 フィールドの上にも上下関係(リスペクト)が存在している事が多いんですね。



 どんな立場の子達であっても、やはり子供は子供・・・打ち解けるのは早いと言えます。

 中には、どうしても最後までモジモジ・・・って子も当然いる訳なんですけど・・・それでも、サッカー自体は楽しめている様に映ります。

 皆、サッカーが好きと言う一点で結ばれている訳なんです。

 サッカーには、敵も味方も無くて・・・同じサッカーと言うゲームを作り上げる仲間だって発想は、こう言う経験をしないと中々実感できない物でもありますか・・・。(^^;



 これからも、こう言う経験をする機会って子供達には増えて行くのかも知れません。

 その度に、初対面の子達であっても・・・サッカーと言うスポーツを通じて結ばれているんだって事を知って行くのですね。

 それは、もしかしたら・・・将来、再会する為の布石なのかも知れないんですよね〜。

 この奇跡とも言える再会・・・息子は高校で県外の子と果たしています。(驚)



 高が子供のサッカーなんですが、されどサッカーなんですよ・・・。

 舐めてかかってはいけません。(笑)

 初対面の時の印象・・・第一印象って大事なんですよね。(汗)

 また、何処で再会するか分かりませんから・・・いつも一期一会の心を忘れない様にしたいものですね。
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2019年07月26日

期待する気持ちは解るのだけど・・・

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 この学年は強くなりそう・・・って感じた時から、大人達の暴走が始まる事があります。

 指導する側はもちろん、保護者達も子供達に過度な期待をしてしまうんですよね。(^^;

 さて、行き着く先は・・・天国地獄か・・・。

 サッカーの神様が微笑んでくれると良いのですけど・・・。



 低学年の子供達って、サッカーが純粋に楽しくて・・・何時間でも際限無くサッカーをして遊んでいたいんですね。

 本来なら、大人の方が子供達の事を考えて・・・適度な所でやめさせて、「続きは、また来週ねっ!」ってなるのが普通です。

 「もっとやいたい〜っ!」って時にあえてやめる・・・好きと言う気持ちを長続きさせる秘訣でもあるそうなんですね。(^-^)b

 腹いっぱいにしてしまってはいけないと言う事なんでしょうね。



 でも、期待され過ぎている学年は、ちょっと考え方が違います。

 子供達は、もちろん「もっと、もっと・・・」なんですが、そんな子供達の言葉を真に受けてと言うよりも・・・その言葉に甘えてしまうんでしょうね。

 「子供達もまだ物足りないみたいだし・・・」って練習時間を延長してしまったりするんです。

 親御さん達も大きな期待をしていますから・・・それを「しょうがないね〜」なんて、半ば黙認してしまうなんて事も普通にある訳なんです。



 練習試合から帰って来たばかりなのに・・・「まだやり足りないから」とか「出来が良くなかったから」とか、色々な理由を付けて練習をしたり、ゲームをしたり・・・結果一日中サッカー三昧なんて事もあったりする訳なんです。(^^;

 長期休暇の時なんか、昼間練習をして、また夜にナイター練習で汗を流すなんて事もあります。

 親御さん達も、「どうなんだろう・・・」って疑問に思いながらも、子供達の欲求に流されて・・・最後まで付き合わせてしまうなんて事も珍しくありませんかね。

 1人だけ抜けるのも・・・って考えてしまうみたいです。



 お気付きでしょうか・・・何処にもブレーキ役が存在していない事・・・。

 子供達の「もっと」に大人達が便乗して・・・自分達の望みを叶えようとしている姿が見えますでしょうか?

 結果を求め過ぎてエスカレートして行く自分達に気が付かないんです。

 次第に掛ける声も荒々しくなって来る事だってありますかね・・・。



 そんなチーム状況になって来ると、次第に1人、また1人とチームを去って行く・・・なんて事になって来る事だってあります。

 そこまで行かなくとも、1人、また1人と・・・スポーツ障害を患う子供が出て来たりと言う事もあります。

 そう言う子達が主力メンバーであったりして・・・。

 そんな状況になってもまだ・・・チームの危機が迫っている事に気が付かない・・・なんて事も在るんですね。
 
 

 失って初めて気が付くのでは、少し寂し過ぎる様な気もします。

 気が付けば、「低学年の時はあんなに強かったのにね〜」なんて言われてしまうチームになっていたりして・・・。

 そんな状態になったチームの子供達に対して、「メンタルが弱いな〜」なんて言う人だっているかも知れませんね。(^^;

 子供達の頑張りが足りなかったのでしょうか?



 期待する事は全然構わないと思うのです。

 ただ・・・適度な所でやめておかないと・・・子供達もチームも壊してしまう事ってあります。

 大人がブレーキ役になってあげないと・・・子供達は自分の体が悲鳴をあげている事に気が付かないフリをして遊んでしまう物なんです。

 期待が大きければ大きいほど、その反動も大きい訳で・・・壊滅状態に陥る前に引き返す勇気を大人としては持ちたいですよね。
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2019年07月25日

信じる事、任せる事、そして・・・寄り添う事

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 このブログのタイトルにも含まれている『見守る』と言うキーワードは、もはや少年サッカーの世界では知らぬ人はいないのではないのでしょうか?

 私が、旧ブログを立ち上げた当時は、まだまだマイナーな考え方であったと言えますかね。

 ただ、今でも『見守る』ってどう言う事なのか・・・摸索中な訳なんです。(汗)

 これ・・・人の数だけ答が在るんじゃないかな・・・って思っています。



 何でもそうなんですが、人のマネをしようと思っても中々上手くなんていきませんよね。(^^;

 育児書通り子育てしている方なんて、見た事ありません。(笑)

 だから、自身で考える・・・って凄く大事な事なんだろうと思う訳なんですね。

 自分達の置かれている環境、状況に合った子供との接し方ってある筈なんです。



 これは、親としてでも、指導者としてでも、それ程大きく変わらないと思うんです。

 出来る事は出来るし、出来ない事は出来ない・・・違いますかね?

 無理して背伸びしてみても、そんなメッキは直ぐに剥がれてしまいます。(^^;

 等身大の自分で乗り切るって・・・出来ている様で、中々出来ていないんですよね。(汗)



 今現在の私の『見守る』と言う事に対する考え方を少し書いてみたいと思います。

 参考にはならないとは思いますけどね〜。(^^;

 ただ、このブログの根底に流れている物を感じてもらえれば・・・って思います。

 息子が少年団にいた当時から、現在迄の乏しい経験から生まれた考え方でしかないので、その辺は察して頂けると助かります。




 私が、心掛けている事は『信じる事』『任せる事』、そして『寄り添う事』です。

 これは、息子に対しても、指導している子達に対しても同じ様にしています。

 息子が3年生の時、「これじゃ、いけない・・・」と思ってからは、ダメ出しも、指導まがいの事も、殆どしていません。

 泣きながら・・・大好きなサッカーを辛そうに・・・本当に辛そうにプレイしている息子を見てからです。



 「何を子供のサッカーに求めているんだ?」って自問自答の繰り返しでしたね。(^^;

 そして、至った境地『高がサッカー』だった訳です。

 その頃から、他のパパさんコーチに息子の事はお任せする事にしました。

 息子から誘って来た時に、一緒にボールを蹴る程度でしたね・・・それからは。(^^)



 私はと言うと、その頃から他の子達のサポートに専念し始めた訳です。

 何で、自分の息子にもこう言う風に接する事が出来なかったんだろう・・・って、近過ぎて見えなかった物があった事に気が付きます。

 その1つが、チーム内での私の存在が息子にとって悪影響を及ぼしていたと言う事でした。

 指導する側に立つ私の存在は、息子にとってプレッシャーでもあり、甘えを生じさせる原因となっていた様なんですね。



 そんな訳で、次第にベンチに入る事も遠ざかる様になって行きました。

 時々、人手不足の時にヘルプで入る程度に留め、保護者席から応援する事に留める事にしたのです。

 上手く行ったかどうかは分かりませんけどね。

 ただ、中学、高校とサッカーを続けられているし、今は本当に楽しそうにサッカーをしていますから・・・そう言う所を見る限り、間違ってはいなかったんだろうと思います。



 旧ブログからず〜っと見てくれている方には、良く解ると思いますが・・・6年生では、殆ど試合に出られなかった息子が、中学に入って直ぐに飛び級として活躍の場を与えられ、チームの主力となり、最後の最後で選抜にも合格し・・・高校になった今でも、飛び級としてチャンスを与えて貰っている・・・凄い事なんだろうと思います。

 中学サッカーで燃え尽きてしまって、道に迷い始めてしまった息子を救ってくれてのもサッカーでした。

 その全ての時に、『信じる事』『任せる事』『寄り添う事』を心掛けて来た訳で、それが私の『見守る姿勢』だったと言えます。

 怒りに任せて、感情をぶちまけていたら・・・今頃息子は、行方不明でしょうね。(笑)



 信じる事も任せる事も、ある程度普段からやっている事なんだろうと思います。

 年齢と共に、その比重も上がって行く物でもあるのでしょうし・・・別に特別な事じゃありませんよね?

 言い換えるなら、1人の人間として見る、扱うって事なんだろうと思います。

 ただ、未だ子供でもありますから・・・ちゃんと見ているよ・・・ってサインは出し続けてあげないといけないのかなって思う訳です。



 寄り添うと言う事は、一見『見守る』事とは真逆の事を言っている様に感じてしまうかも知れませんね。

 言い換えるのなら・・・手を差し伸べる事でしょうか・・・?

 色々な意味で、共有する事なのかも知れません。

 ん〜安心感を与える事・・・これが一番しっくり来るのかも知れませんね。(^^;



 どんな状況下に在る時でも、何時もそこにいるよ・・・って言う安心感なんだろうと思います。(^-^)b

 親ってそう言う存在じゃなかったでしたっけ・・・?(^^;

 自分が子供の頃を思い返すと、そう言う感じだった気がします。

 もう他界してから、相当経ちますから・・・今となっては聞きたい事があっても何も聞けない・・・でも、子供達には未だ私と言う親が生きている訳で、その部分の安心感は想像以上なんだろうなって思います。



 これらの話は、指導している子供達と接する時にもそのまま当てはまる様な気がしてます。

 『見守る』って、何も特別な事をする必要なんて無いんだと思うんですよね。

 本当に、子供達を1人の人間として見られるかどうか・・・ただ、それだけなんだろうと思います。

 ただ、未だ子供ですから・・・大人以上に距離感を大切にしないといけない様な気もしますけどね。
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2019年07月24日

使われキャラでは、トレセンは合格できない!?

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 実は、『トレセンに合格するには・・・』的な検索ワードがですね・・・旧ブログの時から目白押しな訳でして・・・その関心の高さが伺えるのですが・・・。

 私個人としましては、それ程関心のある話題ではないと言う事もあって、申し訳ないのですけど・・・スルーしていたんですね。(^^;

 だって、そんな物ネットで調べて入手する様な情報なのかな・・・って疑問に思う訳なんですよね〜。

 セレクションの時だけ付け焼刃で・・・なんて上手く行く筈も無い事・・・解らない訳でもないのだと思うのですけど・・・親心なんでしょうね。(^-^)b



 合格する方法なんて、魔法が存在すると思ったら・・・大きな間違いなんだろうと思います。

 大袈裟な事を言えば、これまでのサッカー人生積み重ねて来た物が審査される訳ですからね。(^^;

 どんなレベルのチームで、どんなレベルのプレイをして来たのか・・・隠し切れないのが現実なんです。

 だからこそ、ありのままの自分を見てもらう事が大事なんですよね。



 じゃ、「どんな子が合格するのさ?」と言う心の声も聞こえて来ますので、その辺のお話を少し・・・。

 既に合格している子を見るのが一番なんですが・・・各チームで主役を張れる子達だと言う事は直ぐに気が付く筈です。

 ただ、それだけでは審査官の印象には残れない事も少なくないのです。

 ズバ抜けてない限り、上手いと言うだけではダメだと言う事でもあります。
 

 
 旧ブログでも触れた覚えがありますが、プレイと言う言葉には『体全体を使って表現する』と言う様な意味があります。

 子供達1人1人がフィールド上の表現者なんです。

 サッカーがエンターテイメントとして確立しているのは、正にこの部分・・・見せる(魅せる)スポーツだから・・・ですよね。

 どれだけ、魅せる事が出来るか・・・この部分はとても大切なんです。
 


 まぁ、そうは言っても未だ学生さんですから・・・変に不自然なパフォーマンスをする必要はありませんけどね。

 ただ、先程も言いましたが、体全体を使って表現すると言う点はとても大事なんです。

 味方に要求を出す事1つを取ってみても、声で、手で、目線で・・・と様々な方法があります。

 ただ黙々とプレイしているだけではダメなんですね。



 よく、コミュニケーション能力も審査の対象となっているなんて言われますよね。

 サッカーはボールを介したコミュニケーションですから・・・言葉が通じなくてもボール1つ在れば誰とでも出来るスポーツである事が大事なんです。

 この辺は、外国人と一緒にやってみると気付くんですけどね〜。(笑)

 要求の1つも出せないと、使われるばかりで使えない・・・だから目立てないし、やっていてもつまらないんですね。(^^;



 例えば、試合をビデオ撮影した場合・・・カメラは、定点撮影じゃなく、ボールを追う事にしましょうか・・・我が子は、どの程度フレーム内に飛び込んで来ますかね?

 フレームアウトしている時間が長い様なら、合格するのは難しいと言えます。

 1つプレイしたら、ボールから遠ざかってしまっている訳で・・・次が無いんですよね。

 やりっ放しなんて言われるプレイスタイルなんです。



 パス・アンド・ストップなんですね。

 良くてパス・アンド・ゴーでしょうか・・・目立つ為には、パス・アンド・ダッシュですよね〜。

 もちろん、時と場合によりますけど・・・次から次へ、要求を出すイメージを以ってプレイしないと、常にボールの近くにはいられませんよね。

 結果、フレームアウトしてしまい印象に残れないんです。



 まぁ、何時も通りダラダラと書いてしまいましたが・・・トレセン合格を目指すのなら、普段からこう言う事を継続して行っている必要がある訳なんですね。

 もちろん、基本的な事が一定のレベルに達していると言う事が前提なんですけど・・・。

 そこそこ腕に自信もあるのに、落ちてしまうのであれば・・・こう言う所を改善してみると、次は期待できるかも知れませんよね〜。(笑)

 落ちる子の多くは、使われキャラなんですよ・・・脱・引き立て役を目指して頑張ってみて下さい!
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2019年07月23日

特定の子に頼らないBチームの伸びが半端無いかも!?

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 特定の子の為のチームとなった時に、そのチームは実質終了すると思って良いのかも知れません。

 上手い子(特にスーパーな子)がいれば、そこに頼りたくなる誘惑が大人にも子供にも出て来ます。

 そうしたい気持ちをグッと、抑えて・・・そう言う子を活かしつつも、皆が主役になれる様なチーム作りが出来るか否か・・・そこが、そのチームの今後の伸びを決定するのかも知れません。

 難しい話なんだろうと思いますが、挑戦してみる価値やりがいはあるんじゃないでしょうかね?



 さて、週末は我らがBチームの後期リーグ初日でした。

 主力2名(内1人はエース)が欠席・・・その上、足に爆弾を抱えている子が2名・・・実質交代要員が殆どいない状態で臨まないといけない状態です。

 欠席のエース君は、今期リーグ戦は絶望的・・・それでも、最近はAチームとのゲームでも得点を上げているBチームです。

 エース不在でも、得点を狙えるチームになりつつあります。



 Bチームの中でも、特に私が伸びると感じて根気良く声掛けをして来た子達が、期待以上の伸びを見せて来た事が大きいでしょうか・・・。

 ダメだ、ダメだと言われて、試合の出場機会を再三奪われ続けて来た子達です。

 それが今では、Bチームには欠かせない子達になりつつあります。

 その変わり様は、驚きと共に多くの人が認める所となりつつあります。



 もちろん、そのレベルとしては全然まだまだなんですが、Aチームの子達も手こずる程にはなって来ています。

 ポジションもその都度変更され、厄介な事間違い無いのですが・・・その度に新しい可能性が見えて来る訳で、そう言う挑戦の積み重ねがここの所の伸びを支えて来た訳なんですね。

 身体能力としては、AもBも大して変化が無いだけに・・・その追い上げに、Aチームの方も危機感を持ち始めたのは良い兆しだと言えます。

 ここの所のゲームでは、率先して「何点差で勝てばいいの?」って自らノルマを課す姿勢も見えて来ましたからね・・・今後に期待できそうな予感もして来ましたか・・・。(^-^)b



 Bが伸びれば、Aも伸びる・・・よく言われる事ですが、実現するのは難しいのですね。

 現行、Aチームも褒められたレベルにはいません。

 Aを伸ばす為にも、Bからの突き上げはどうしても必要なんですね。

 もう、残された時間も余りありませんから・・・。



 さて、リーグ戦初日の結果は、1勝1分とマズマズでした。

 2勝したかった・・・と言うのが本音ですが、2試合共ちゃんと得点は叩き出せています。

 総得点4は、エース不在のBチームとしては上出来です。

 勝ち点も4ゲットで、既に前期リーグの勝ち点0を大幅に更新する事ができました!(笑)



 今期リーグ戦の目標は、優勝に設定してあります。

 それだけの力は既に持っている筈なんです。

 後は、私の手を一刻も早く離れて行く事・・・でしょうか。

 今期リーグは、私が殆ど付き添ってあげられない為、自分達の力で乗り切る事が必要なんですね・・・。



 誰か特定の子に頼るチームからは、もう卒業できた感じです。

 でも、それは新たなヒーローが生まれるかも知れない可能性を秘めている訳で、その点は少し注意しなければいけないのかも知れませんね。(^^;

 そうなれば、嬉しい悩み・・・ではありますけどね〜。

 その兆しは、守備陣に見え始めていますか・・・。



 ここまで、およそ2年ちょっと・・・長かった様な、短かった様な・・・良く頑張ってくれたと思います。

 かつてのエースは早々にAチームに上げ、残った子達での挑戦でしたから・・・本当に子供達は良く頑張ってくれたと思います。

 この後期リーグ戦でBチームは実質解散となりますから・・・最後に、自分達の手で何かを掴みとって欲しいのですがね〜。

 そして、1チーム化した時に1人でもBチームからベンチ入り出来れば・・・そんな嬉しい事は無い訳です。



 「え〜絶対負ける〜」とか「勝てっこないよ〜」とか「弱いチームいる?」なんて、ヘタレな事言っていた子達です。

 でも今は、勝ち点を気にしたり、順位を気にしたりする程度にまではなってくれました。(^^;

 この夏を越えれば、私のBチームでの挑戦もカウントダウンが始まります。

 あと少し・・・付き合って貰いますよ・・・この厄介なコーチに。(笑)
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2019年07月22日

パスサッカーか個人技か?

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 サッカー少年を持つ親御さんは、どうも極端な発想をする方が多いのか・・・検索ワードを常ににぎわしているのが・・・『パス(サッカー)か個人技(ドリブル)か』と言う類の言葉なんですね。(^^;

 これ、変な事言っているかも・・・って気が付きますか?

 なぜ、どちらか一方しか選択肢が存在していないのでしょうか?

 パスも個人技もサッカーには不可欠な物なんですけど・・・。(^^;



 パスサッカーなんて言われる欧州サッカーですが、ちゃんとドリブルしていますよね?

 個人技主体なんて言われる南米サッカーだって、パスは出します。

 どちらが欠けてもサッカーは味気無いものになってしまうに違いありません。

 その時々に、的確な選択が行われるからこそ、目を奪われる様なスーパープレイが生まれて来る訳です。



 その道を極める事も悪くは無いんです。

 パスならパスばかりでゲームを組み立てる事も出来ない訳はないのでしょう。

 パス禁止でドリブルオンリーなチームも実際に存在します。

 GKがキャッチするや否や、ドリブルを始めたのには驚きましたけどね。(^^;



 『パスより速いドリブルは無い』なんてよく言います。

 選べるのなら、パスを選んだ方がより速いよねって事なんです。

 そこにもパスかドリブルかって言う選択肢は、ちゃんと存在している訳で・・・ドリブルするなって言っている訳じゃないのですね。

 ドリブルが出来るから、パスと言う選択肢も活きて来るのです。



 パスとドリブル、両方揃って初めてサッカーと言うゲームは成立します。

 だから、低学年だから個人技を中心に・・・って考え方も、本来は正しくないのかも知れませんよね。

 始めからパスを教えないのは、実は罪深い事なのかも知れません。(笑)

 ちゃんと教えさえすれば、パスだって1年生の内から選べる子になるのかも知れませんしね・・・マジで。



 パスかドリブルかと言うのは、指導する上での考え方(優先順位)としては存在するのだろうと思います。

 そして、ゲーム中のパスとドリブルの比率・・・これは、チーム毎に、そして個々に違う事も当然在り得る訳なんです。

 多くの場合、それを見てパスサッカーだと映ったり、個人技主体だと映ったりしているだけなんじゃないのでしょうかね?

 実際、チームとしてはその様に偏って考えていない事って多いんですよ・・・。(^^;



 指導や練習の的を絞る事は、限られた時間の中にあっては、当然在り得る事なんです。

 でも、必ずしも・・・それがそのチームの考えるサッカーと言う訳でもない訳なんです。

 まぁ、親御さんが気にする様な事でも本来は無いのだとは思うのですがね・・・。(^^;

 どうも、気になる方が大勢いらっしゃるみたいでして・・・まぁ、偏った考え方はしない方が良いのかと思いますよね。(^-^)b
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2019年07月19日

コーチに好かれる方法!?(保護者編)

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 前回に引き続き、『サッカー コーチに好かれる方法』と言う検索ワードを取り上げます。

 タイトルにもある様に・・・今回は、好かれたいと思っているのが親御さんの場合を考えてみたいと思います。

 正直、そんな事思っている親御さんがいるとは思えないのですがね〜。(^^;

 ただ、世の中は広い・・・そして、科学では解明出来ない不思議な事が世の中には沢山あると言う事で・・・。(笑)



 親御さんが、コーチに嫌われる原因て解り易いのだと思います。

 口煩い人・・・と言いますか、何かに付け口を挟んでくる面倒な人は、嫌われる傾向にあるとは言えそうです。

 何を言って来るにしても、必要最小限で済ませて欲しい・・・と言うのが本音なんだろうと思うのですよね。(^^;

 煩わしい事は皆さん御免なんです。(^-^)b



 だから、好かれようと思ったら・・・煩わしい思いをコーチにさせない・・・これだけで充分なんじゃないのでしょうかね?(^-^)b

 もちろん、好かれようと思ったらです。

 そんな事微塵も考えていない人にとっては、全く無縁の話ですよ!(笑)

 嫌われる勇気が必要な時もありますからね・・・好かれるばかりが道じゃないのだと思います。



 中には、特別な感情を持ってしまって・・・って言う方もいるのかも知れませんね。(^^;

 それ以外でも、せっかくだからもう少しお近付きになりたい・・・色々と子供のサッカーの事で相談に乗って貰いたい事がある・・・と言う人もいるのかも知れません。

 遠目から見ているだけの親御さんだと、本当に最後まで殆ど会話せずに終わってしまう事もあるんですよね〜。(汗)

 そう言う方には、先ずは単純接触を繰返す事をお勧めします。



 ざっくり言うと、何度も顔を合わせてみる・・・挨拶程度は毎回交わす・・・こんな事を繰返す訳です。

 たったこれだけで、相手も自分も互いに好感を持てる様になると心理学では言われています。

 そうしている内に、挨拶ついでに・・・一言、二言交える様になり、自然と心の距離が近付いて来ると言う訳です。

 簡単お手軽なLINEでのやり取りでも、同様の成果は得られるのかも知れませんけどね・・・フェイス・トゥー・フェイスの方が効果は高いんじゃないのでしょうかね?



 好かれた先に何を望むのか・・・それは分かりませんが、その事で子供が便宜を図って貰えるかも・・・って言う考えが在るのだとしたら、捨てた方が良いのかも知れませんね。(^^;

 そんな事で、子供が何らかの利益を得たとしても・・・それって、誰の為にもならないんですよね。

 その時は、気持ち良く感じるかも知れませんけどね・・・長くは続かないものです。

 コーチと親御さんは、適度な距離感を保って関わる方がお互いの為なんだろうと思いますけどね。(^-^)b
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