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ブス建築士ママ
『ブス』というのは外見より今の状況です(涙)。 外見は息子は『かわいいって・・・(苦笑)』 女性建築士とママの立場からお奨めな物を紹介します。
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2011年04月08日 Posted by ブス建築士ママ at 12:51 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
『太陽光発電』『オール電化』について その3
『太陽光発電』『オール電化』について批判的な意見を書いてしまいましたが、
徐々に、この震災で受けた建物の影響についても記事が出てくるようになりました。

その中には、『太陽光発電』『オール電化』で良かった。
という声もあがっています。

何日も停電、断水が続いた地域では
太陽光の自立運転によって、『お米が炊けた。携帯の充電ができた』
エコキュートの貯湯タンクによって『生活用水として使えた』
という声も上がっています。

物資の支援や炊き出しなどの支援を受けた地域では、
少しでも自分の家で賄えることができたという声です。

やはり、被害の状況や地域によっても意見が違っています。
計画停電の地域では不満の声が多数でしたが、
地震の被災地では良かったという声が上がっていること。
それを受けて、『太陽光発電』『オール電化』を更に促進していきたい
という工務店もあります。

様々な意見を見極めて、選んでいくことが必要となりそうです。
それにはまだ時間が掛かりそうです。

2011年04月07日 Posted by ブス建築士ママ at 16:04 | 日々のこと | この記事のURL
少しずつ
『家』に携わってきたものとして、
今回の津波で家が流されていく映像を繰り返し見ていると、
本当に虚しく、脱力感でいっぱいになってしまいます。

そんなことばかり、思っていても仕方ないのですが、
少し気持ちが沈んでしまっています。

『設計士としてお役に立つ情報』
また、少しずつ書いていこうと思います。

2011年04月01日 Posted by ブス建築士ママ at 19:07 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
『太陽光発電』『オール電化』について その2
これから『太陽光発電』『オール電化』はどうなのか?
と思っている私の会社に
取引先である建材メーカーの営業の方がみえたので、
『今回の地震で太陽光はどうなっていきそうですか?』
『太陽光発電していても停電になるとか、
オール電化の急激な促進が計画停電も影響を及ぼしていますよね。
補助金なども今後続くのでしょうか?』
などと批判的な意見をぶつけてみました。

営業の方は
『訪問会社などの一部の会社が、自立運転の仕方をきちんと説明していなかったせいですよ。
私たちは、きちんと説明した上で設置しています。太陽光は次世代エネルギーとして普及していくと思います。』
そう説明して帰った後、数時間して、
ある太陽光パネルを開発している大手メーカーの方を連れて再度訪ねてきました。

手には新しいカタログと、太陽光の発電がみえるパネルを持って。
『私ども○○社の新しく開発した太陽光は、他と違って狭い面積でも高い発電をすることができます。
こちらが我社のもの。こちらが他社のもの。比較すると発電の違いが一目でわかります。』
私の反応が薄いと、
『スイスの雪は何年前と比べてこれだけ溶けてなくなっています。温暖化の原因で、太陽光は・・・』

私が知りたいのはそんなことではない。馬鹿にされている気分でした。
単結晶と多結晶の違いも、メーカーによって発電量に違いがあることも、
温暖化のことも知っています。

今、私が働いている建築会社は、補助金が出るからといって、
『太陽光は今がお得ですよ』などという叩き売りはしてきませんでした。
お客さんが望まれたら『太陽光発電』『オール電化』の良いところ、悪いところを話します。
『メーカー』はそんなパネルを持って歩いて、うちの方が良く発電するという前に、
『蓄電池』の開発を急ぐべきだったのではないでしょうか?
電気を貯めることはとても高度なことだとは知っているつもりです。
私がお客さんに勧めたい太陽光発電は
『蓄電池』で何日分の電気量は賄え、不足のときには電気が買えるという仕組み。
『光熱費ゼロというなら、そういう方向に。まだ無理であっても今後の方向性を
きちんと伝えるべきではないのでしょうか?』
それなら、そんなパネルの営業は不必要では・・・。

そもそも、電気調理器から出る電磁波についても、ある時を境に
政府もメーカーも言わなくなりました。
その疑問にも今の放射能問題と同じような表を見せられ、
メーカーは『基準値よりも低いですから』という回答でした。

私が、なかなか『オール電化』を勧めない理由の1つです。
もう1つの理由は、子供に『火』の怖さを教えるためです。

パソコンがあらゆる仕事の業務を一手に引き受けるようになった頃、
会社では電磁波用のエプロンが支給されたり、
携帯電話からの電磁波も騒がれ、イアポンが出回ったのを覚えていませんか?
電気用調理器から出る電磁波に対して
『妊婦のお腹、子供の頭部に近い位置にあり、
それに毎日さらされることは、私は被曝と考えます。』
と説明した医師がいたことを私は覚えています。

チェルノブイリ原発後、医療団としてチェルノブイリに派遣されたその先生が
今回の福島原発のことでテレビに出ていました。
『この数値だけなので全く問題ありません。』と全てのアナウンサー有識者が報道する中、
その先生だけは『5年後、10年後にならなければ結果は分かりません。
現に放射能は漏れてしまっているのは紛れもない事実で、出続けているではないですか。
数値は1時間そこにいても大丈夫という値ですよ。』
とコメントしていました。

政府やメーカーの意思、意図は全く違う方向を向いているのでは?
と考えてしまいます。
だれの都合のために私たちは生活しているのでしょうか?

何にでもメリットもデメリットがあります。
それを納得した上で、選択するのが賢い消費者。
でも、それを比べる物さえ、大きな力に隠されてしまっているのでは?
正直、自立発電の説明をきちんとされる方は私の知る限りいませんでした。

2011年03月29日 Posted by ブス建築士ママ at 12:40 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
『太陽光発電』『オール電化』について
『オール電化』 そういう時代になってきているのでは?
ずっと『??』 だった、私自身もこの頃はそう思い始めていました。

近年の住宅の『オール電化』化は政府の太陽光に対する補助金や
電力会社の売電などの料金システムなどを見ても、
ゆるぎないものだと思っていましたが、
この震災で思わぬ『落とし穴』がありました。

『オール電化』を導入する際に、
被災時、ライフラインの復旧で
『電気が一番先に普及するだろう』と考えた方も多いと思います。

この度の計画停電の際に
『太陽光発電をつけているから私の家は停電しない』
と思っている方の予想を裏切って、
『太陽光発電をつけていても停電する』
ことが分かってしまいました。

太陽電池で発電された直流の電力はパワーコンディショナーで交流に変換されますが、
変換する電力は電力会社のものでされているのです。
これにより、発電した電力は家庭内で使われ、電力が余れば売電される。
反対に電力が足りないと電力会社から供給される、という仕組みになっています。
結果、電力会社が停電してしまえば、パワーコンディショナーも止まり、
『太陽光発電をつけている家』も、太陽が出ていても停電になり、売電もされません。

このことがあまり知られていなかったようです。

停電時には自立運転で自家発電も行えるのですが、
非常用コンセントからの供給で使用電量1,500Wまでと上限があります。
使用電量が超えると電気器具そのものの故障も考えられますし、
太陽光は本来安定した発電は期待できませんので、
曇ったり、突然雨が降ったりすることを考えると
『使用できない』
と言うのが実際太陽光発電をされている方の本音のようです。

本来ならば太陽光発電した電力を貯めておくことができればいいのですが、
『蓄電システム』も今は難しいようです。

先行して『太陽光発電』を導入されていたクライアントは
『地球環境の為、エコに協力している』
という気持ちで『オール電化』していました。

最近のクライアントの『太陽光発電』の導入目的が
少しづつ違う方向になっていたのではないでしょうか?
そもそも『オール電化』の代名詞が
『光熱費ゼロ』となってしまったのはどうしてでしょうか?
基本料金はまとまるので安くなることは分かります。
ただ、初期費用やランニングコストは安くはありません。
電気を使うエネルギーは増えたはずです。

政府は『京都議定書』を受け、それを課題値をクリアするため、
デメリットは公にせず、早期普及の為
『補助金』や『売電・新しい電気料金プラン』等で
誤魔化す仕組みを作って行った。
少し意地悪な私はそう感じます。

『オール電化』『太陽光発電』のいいところは沢山あります。
一番は『安全』で『クリーン』だということ。
今後の地球温暖化やエネルギー確保で『太陽光発電』は欠かせないと思います。
しかしながら、帳尻を合わせるだけの政策は思わぬところでボロがでます。
メリット、デメリットをきちんと説明した上なら納得もいくものですが・・・。

今回の件で段々と普及しはじめた『住宅への太陽光発電』ですが、
どんな方向に向かうのか見守って行きたいと思います。




2011年03月24日 Posted by ブス建築士ママ at 18:56 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
設計士として今、自分のできることを考えてみる2
大地震から2週間経とうとしています。

今だ各地で余震や誘発された地震が続き、
次第に分かってきた被災地の状況、死者、行方不明者の数は増え続け、
更には、原発の放射線問題や計画停電など様々な問題が起こり
緊迫した状態が続いています。
いったい日本はどうなってしまうのか?
メディアも『不安』を煽っている気がします。

私の中でこんなにも長い2週間は久しぶりです。
私の友人も仙台市宮城野区で震災にあい、
一週間ほど安否確認ができずにいました。
今は生きていることが分かり、たまにメールをくれます。
徐々に物資も増え、自転車の荷台にダンボールをくくりつけ、
買出しに行っているそうです。
少しずつ前に進んでいる様子にこちらが元気づけられます。

震災の影響は『建築業界』にも出始めています。
去年からのエコポイントで断熱材がないという状況が
震災前からでていたのですが、
それに加えて、合板、木材が足りないということ。
今は仮設住宅用に政府が買い取っているのでは?とか、
工場が計画停電のため、稼働していない。とか、
○○の工場が震災で倒壊してしまった。とか。

仕事が少ない中、更に納期、工期、工程が組めないでいます。
外の工務店の仕事がストップしてしまったと大工さんが洩らしにきました。

私たち設計士も今後どのような方向に向かうのかが掴めません。
ライフラインが止まってしまう時、『オール電化』はどうなのだろう?
エコポイント、補助金はどうなるんだろう?
少し戸惑っているのが現状です。
それは『建築業界』だけでなく、日本中がそうなのでしょう。

この不安の渦に負けないように。
きちんとした情報を確認しながら、冷静に前に進んでいきたいです。
みんなで明るい未来に向かいましょう。

2011年03月17日 Posted by ブス建築士ママ at 12:54 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
設計士として今、自分のできることを考えてみる
東北大震災から約一週間が経とうとしています。
毎日の被害の映像に胸を痛めているのは誰もが同じだと思います。

津波の映像、被災地の映像、非難されている方の様子、
緊迫した状況の原子力発電所の動き、政府の会見、
計画停電の混乱の様子などが未曾有の大震災だということを伝えています。

建築士として、今回の地震報道を見ていて思うことは
いつもは地震が起きるとこぞって建物の『耐震』が取り上げられるのに
今回は取り上げられないこと。
『建物の耐震』といた『個』を取り上げるには
今回の地震はあまりにも規模が大きすぎるのでしょう。
映像で見る流されていく『建物』はまるでおもちゃのようでした。
改めて、自然の力にはかなわず、
地表の一部に『建物』を置かせてもらって、生活を営んでいるということ。
我が物顔で生活してきた人間の『暮らし』を根底からみつめ直させる。
なんとも言い難い『無』という観念が私の中でずっと続いています。

しかしながら、被災から免れて生きている私達は、
また、被災されてしまった多くの方々も
地球の恩恵に感謝しながら、これからも生きていきます。


被災されて家がなくなってしまった少女が
『今欲しいものは?』と聞かれ、
『おうち』と答えていました。
何も無くなってしまたけれど、家族で安らげる『おうち』が欲しいと。


地震大国の日本。建築基準法は大地震の度に強化され、
耐震性の他にも、断熱性、機能性、快適性、安全性。
近年建てられている『建物』ならば、
相当な地震や天候にも大きな影響はないはずです。
『快適に暮らすために』日本の技術は世界最高レベルです。
神経質になり過ぎない限り、
お客様が気を使わなくても『相当』な家は建つはずです。


私が建築士として今できることは、
今まで通り、
『目の前の仕事を一生懸命、当たり前にするということ』
それしかないような気がします。

被害に遭われた少女が言うように、
『心休まる場所』=『おうち』を幸せの集まる場所として設計すること。
一日でも早く、被災された方に『心休まる場所』をと願います。

2011年03月14日 Posted by ブス建築士ママ at 12:38 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
家の基準寸法を知る
私の『理想の家』のプランの前に
住宅の寸法について簡単な説明をしておきます。

★住宅にも基本となる寸法がある事を知っていますか?★
寸法というのは何に対しても基準となります。
昔から住宅の寸法は『寸、尺、間』で決まっています。
今は『メートル法』が用いられていますが、
『一寸、一尺、3尺、一間』が
『30.3、303、910、1820』と昔の尺単位がmmに直され基準となっています。

昔は畳の帖数、坪数を言えば、家の規模が分かったものです。
現在の新築の家は、和室のない家も増えていますが、
和室がなくても、一般的に木造住宅は畳一枚のサイズが基準です。

土地や予算、バリアフリーの普及により多少寸法を変えていますが
畳一帖(910mm×1820mm関東間)で構成されています。

畳一帖(910mm×1820mm関東間)を組み合わせることで
図面を全く読めないかたでも、ご自身でプランを作ることが可能です。

★下記、図面を参考にされて下さい★

*トイレ、押入、収納、玄関、洗面、浴室などは1帖と2帖が基本です。
 家のスペースによって、1.5帖や2.5帖でも設計します。

*階段は廻り階段は2帖、直線階段では1.5帖です。

*洋室でも部屋大きさの基本は4.5帖、6帖、8帖、10帖です。

*2帖=1坪となります。

*畳の長手方向が一間となります。

*窓、ドア、家具の寸法も『寸、尺、間』寸法が基準となっています。



2011年03月13日 Posted by ブス建築士ママ at 09:49 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
大地震
一昨日、東北地方で大きな地震、津波があり、甚大な被害がでています。
震源地から何百キロも離れている、私の住む場所でも震度5弱をの揺れを感じ、
おもわず外に飛び出しました。

テレビで見るあまりにも凄い災害に対して胸が痛み、言葉になりません。
一人でも悲しい思いをされる方が少ないことを心からお祈り申し上げます。



建築士として地震が起こると、『耐震』を強化する話をするのが
これまでの傾向でしたが、今回の地震、津波の被害をみると
自然の力の大きさに言葉もありません。
耐震も防災グッツも『何の意味があるのだ』という気持ちにさえなります。

今回の地震は『想定外』という言葉でしか表せない状況です。
今後、この地震を教訓にいろいろな対策が取られていくことと思われますが、
今はただ、一人でも多くの命が助かりますよう、
被災にあわれた方が一日でも早く、当たり前の日常が家庭に戻りますよう、
心からお祈り申し上げます。




2011年03月09日 Posted by ブス建築士ママ at 12:59 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
基準に戻ること
土地同様、家を建てるときに必要なことは
『間取りの良し悪し』だけではありません。

色んなことを調べ始めると、どんどん迷ってしまいます。
どんなことでも長所もあり、短所もあります。
『マイホーム』は人生で一番お金を使う場面なので
『失敗したくない』という気持ちから、沢山情報収集して、また迷います。
情報化社会、不況のの中、『迷われているお客様』が増大しています。

私たち提案する側もお客様の方向性が決まらないうちは
明確なことは言えません。
プランも決まらないうちに一言、金額の話しをしたとします。
その金額がお客様の頭から消えることはないのです。
なので『基本はこれです』『それはオプションになります』などという
結果的には『オプションだらけの家』になったりするのです。

お客様の『相見積もり』の数も
全てのモデルハウスを見てまわり、地元の工務店を何件も廻っているという
お客様とても多いのです。
それでもなかなか決まらないのです。

何故か?
私はこう思うのです。
★『基準』は あくまでも『今、お住まいの家』です★
夢や要望はたくさん出てきます。
たくさん、箇条書きにして出してみて下さい。
たくさん出て、出し尽くした後、たくさんモデルルームを見て廻った後、
することは、『今のお住まいの家』との比較です。
今の自分たちの暮らしと『夢の家』の比較をして下さい。

日本の開発力は凄いです。半年前の製品は古くなってしまいます。
住宅産業についてもそうです。
工法もそうです。次から次へと『新しい物』はでてきます。
そして、それを売るために誇大な宣伝合戦が繰り広げられます。
それを念頭においてくださいね。

自分たちに必要な物、考えていきましょう。

今後、私が理想の『夢の家』を実際にプランしますね。
土地、法規、予算など関係なく私が欲しい家です。
工法、設備まで考え始めると収集がつかなくなります。
まずは『間取り』から始めるといいと思います。
それを今の自分たちの暮らし、今の間取りと照らし合わせてみます。
きっと何か見えてきます。
それから、色んな制約を加えていくことが大事だと思います。
実際の『マイホーム』は多数の制約で縛られます。
どこで妥協するかが大切なのかも知れません。

以前、
24時間いつでも入れるお風呂
ジェットバス、お風呂で音楽が聞ける、テレビが見えるお風呂
流行りました。
今はそれをご要望されるお客様は少ないです。
『いいな〜』と欲しがる夢と、実際に使われるかは違うようです。

2011年03月08日 Posted by ブス建築士ママ at 20:07 | 家を自分好みにするために | この記事のURL
土地選びについて
『マイホームを建てたい』という気持ち。
『資金計画』がOK。となれば、
『土地』ですよね。

私の住んでいる地方では、親世代が持っている農地を宅地化したり、
親世帯の敷地内に建てるという方も多いです。
『土地探し』からスタートする方はハードルが一つ多いことになります。
一方、資金に余裕があれば、当然利便性が良い所、条件がいいところと考えますよね。

15年前、私は『宅地建物取引主任者』に合格しました。
当時は東京に住んでいて、都内の建築会社に勤めていました。
『民法』『建築基準法』『税法』『宅建業法』を学びました。
その後は、直接土地や建物の売買の仕事にはつきませんでした。
業法など変わってしまったことも多いと思いますが

★土地選びは慎重に。難しい=怖い★
ということは、ずっと念頭にあります。

都会に住む方はネットや不動産会社を沢山廻ることになるでしょう。
地方の方は気に入った場所が売り出されることは稀です。

気に入った土地が見つかったら、
『朝、昼、晩』『晴れ、曇り、雨』『平日、休日』に訪れて見て下さい。
欲を言えば『春、夏、秋、冬』に訪れてもらいたいくらいです。
でも、そんなことをしていたら、誰かに買われてしまうかも知れませんね。

金額や立地条件が気に入っただけで購入を決めてはいけません。
『土地購入』の注意点はそれだけではありません。

・建築法の規定(用途地域など)
 土地が広く見えても土地に対しての建蔽率、容積率など
 建て物を建てていい面積が用途地区ごとに違います。
 高さ制限などもあります。
・抵当権などの権利関係(競売物件は特に注意)
 以前は誰の持ち者だったか調べて下さい。
・地質問題(埋蔵物、地盤改良、杭工事)
 工事中埋蔵物が発見されると工事がストップします。
 土地が軟弱だと土地改良が必要です。100万単位の工事になることも。
・近隣問題(ゴミ、騒音、隣地境界)
 長年住んでいくと近隣問題は深刻です。良く環境を調べて下さい。
 (その他にも沢山あります。また個々について詳しく書いていきますね)
・税金
 取得税や相続税が掛ります

私の偏見かもしれませんが、
土地を扱う『不動産業者』は土地購入後のフォローをどの程度してくれるのか
不安です。
『早くしないと買い手がついてしまいますよ』という言葉に踊らされすぎないよう、自分が調べるのが困難な事柄は、不動産業者に調べてもらいましょう。
そして何十年も住む家です。何度が足を運んで環境を見に行って下さい。

民法を勉強する上で『善意の第三者』という言葉を学びました。
『知らなかった』で保護されること、保護されないことは微妙です。
『土地選び』には念には念を入れて、納得されて購入されて下さい。

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