お金を増やしたい人が絶対にやってはダメな事
⏺️金融機関の話を聞くと徹底的にカモられる
️銀行や証券会社を信じすぎると、思わぬ落とし穴にハマってしまいまう
★【よくある話】
多少まとまったお金が入ったとき、それをどこに置いておくかで悩む人は少なくない。
退職金も同じ。
しかもいっぺんに受け取ると、金額はまとまったものになる。
⏹️退職金
老後の大事な生活資金のはずであり、使う計画だけでなく「上手に運用する計画」もきちんと考えておく必要がある。
️大きな問題は「その相談を誰にするのか」。
相談する人を間違えると地獄を見るので要注意。
50歳を過ぎて、やってはいけないお金の話を、ここから詳しく説明していきます。
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️銀行や証券会社で退職金の相談をしてはいけない
⏹️お客様の相談の内容
ライフプランニング
節約
子どもの教育資金
自身の老後資金
資産運用
️これらなど多岐にわたる。
ファイナンシャルプランナーにお金の相談をすると、投資信託や保険商品を売りつけられるのではないか」と思っている人が多い。
️お金の運用に関していえば、銀行や証券会社の窓口で相談することのほうが実は何倍も、何十倍も危険
【実際の例】
Aさんは定年を迎えたばかりの65歳。
退職一時金として2000万円を受け取った。
【問題発生】
2000万円ものお金が普通預金口座に振り込まれたのはいいが、これまでそんな大金を手にしたことがないので、どうしたらいいのかわからない。
⏹️定期預金にしてもこの超低金利
利率は年0.01%
全額を預けて10年運用しても、利息はたったの2万円。
いくら元本安全性が高いといっても、10年で2000万円が2002万円ではお話しにならない。
️どうしようか悩んでいたところ、退職一時金が振り込まれた銀行から1本の電話がかかってきた。
【実際の通話内容】
いつもお世話になっております。
この度は定年おめでとうございます。
当行の支店長が一度、ごあいさつに伺いたいと申しておりまして。
とのこと。
️Aさんは自ら銀行の支店に出向いたのがきっかけ
革張りのソファに座っていたところ、支店長が現れた。
・あいさつに始まり現役時代の話
・出身地や学生時代の話
️とりとめもない会話を交わしているうちに、支店長はAさんが通っていた大学の後輩であることが判明。
2人の距離が一気に縮んだ。
️自尊心をくすぐられ「7%の定期預金」セールスに
️A様、退職金の2000万円が普通預金のままですが、A様にピッタリの運用商品があるからお勧めしてみてくれと支店長から言われて参りました。
・このプランをご購入いただくと、定期預金の利率が7%になる。
・パンフレットには「ご退職者特別プラン」と書かれている。
️簡単に説明すると、預け入れた金額のうち半分を定期預金で、残り半分を投資信託で運用するというパッケージプラン。
⏹️確かに定期預金の利率は年7%
結局Aさんは何も疑うことなく、このプランを購入。
@2000万円のうち1000万円を定期預金。
A残りの1000万円はアジア株式を組み入れて運用する投資信託。
️このプランには大きな落とし穴がある。
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【定期預金の年7%という利率の落し穴】
これは当初3カ月間だけにしか適用されず、それ以降は通常の定期預金利率になってしまう。
年7%といっても、3カ月間の期間収益はその4分の1に相当する1.75%にしかならない。
️それでも普通の定期預金利率は年0.01%なのだから、3カ月間の期間収益が1.75%なら、それでも御の字ではないか」という意見もある。
【このプランにはもうひとつの落とし穴】
定期預金と抱き合わせで買わされる投資信託。
Aさんが選んだアジア株ファンドの購入手数料は3.24%もある。
️「高い手数料」と「運用リスク」で500万の損
【計算例】
2000万円のうち1000万円を定期預金で運用。
3カ月間の利率は年7%。
3カ月間で実現する利息は17万5000円。
️残り1000万円でアジア株ファンドを購入する際に支払う購入手数料は、1000万円に対して3.24%ですから、実に32万4000円にもなる。
定期預金で17万5000円の利息が得られたのに、一方で投資信託を買うのに32万4000円もの購入手数料を支払わせられる。
️即ち、ちょっと計算すれば、これがいかにバカバカしいプランであるとわかる。
⏹️Aさんの場合、さらに大きな問題を抱えていた
アジア株ファンドの運用成績がガタ落ちになった。
1000万円分を購入したのに、今の基準価額で計算したところ、何とほぼ半額の500万円程度にしかならなかった。
それでも、ファンドによっては持ち続ければいつか回復するという期待も持てたが、Aさんが買ったファンドは解約が相次いで運用資産がどんどん減り、ついに繰り上げ償還が確定した。
500万円まで目減りした資金が、1000万円まで回復する機会をえられず「強制終了」となり、償還によって現金が手元に戻ってきてしまった。
️これは悲劇としか言いようがない。
️定期預金は元本割れしないものの、利率は低いままなので、投資信託で生じた損失をカバーすることなど到底できない
⏹️結局Aさんは、2000万円あった退職金をあっというまに500万円以上も減らしてしまった
Aさんは、大学の後輩と称して近づいてきた支店長に、何かひとこと言わなければ気が済まない。
️支店に電話をかけて、支店長に出るよう伝えたところ、驚愕の答えが返ってきた。
A様、申し訳ございません。
支店長は先日の人事異動で〇△支店に赴任しました。
もし何かございましたら、新任の支店長に伝えておきますが。
️銀行にとってAさんは絶好のカモだった。
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2019年09月21日
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