2020年06月25日
子供3人に1人1部屋は無謀? 40代男性、都内5LDK物件探しの顛末
子供3人に1人1部屋は無謀? 40代男性、都内5LDK物件探しの顛末
️子供に1人1部屋を想定して物件探しをしたが
コロナウイルス騒動で外出自粛を余儀なくされた結果、改めて「住環境の大切さ」を痛感したという人は少なくない。
在宅勤務になったのに自分の部屋がなくて苦労している人。
便利だと思って都心に近いけど狭い物件に住んでいて、もっと都心から離れた広い物件を選べばよかったと後悔する人。
住まいに関しては、家族構成とも複雑にかかわってくる。
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⏹️3人の子供と夫婦の5人で暮らす都内在住の男性・Aさん(40代)
コロナで目論見が外れ、途方に暮れている。
Aさんは、20代半ばで結婚。
子供は上から18歳、14歳、9歳の男子3兄弟で、3LDKのマンションに住んでいる。
男4人を含む5人家族が3LDKで暮らすのは少々キツそうだが、これはAさんが周到に練った計画に沿ったものだった。
ずっと子供がたくさん欲しいと思っていて、実際、同級生の中でいち早く結婚。
めでたく3人の子に恵まれた。
子供が1人だった時は1LDK。
2人目が生まれた時に2LDK。
3人目が生まれた時に3LDK
このマンションを買った。
現在は夫婦で1部屋、長男が1部屋、次男と三男で1部屋を使っている。
複数の子供の入学年度が被ると、入学金などの支払いが大変になるため、子作りの時期もしっかり計算した。
3LDKの物件を買ったのも、計算があってのことだった。
子供の年齢が離れており、末っ子が個室を欲しがる頃には、長男が大学に入る。
大学生になれば、どうせ家には寝に帰るだけ。
それぞれに個室を用意する必要はないと思った。
自身も3人兄弟で、兄の“お下がり”の部屋を使った経験の持ち主。
目論見通り、長男はこの春、現役で大学に進んだが、そこに降って湧いたのがコロナ騒動。
とにかく家から出られない。
長男は部屋を譲る気はなく、自分の部屋ができると思っていた末っ子は『約束が違う』とゴネて、毎日のように兄弟喧嘩。
今後のコロナの状況もどうなるかも分からないので、引っ越しを検討し始めましたが、こんなに難しいとは思わなかった。
⏹️A家は共働き家庭
妻とは生活時間帯がズレているため、「どうせ引っ越すなら、妻にも部屋を」と考え、5部屋以上ある家を探したが、そんな物件は都内にほとんど無かった。
試しに不動産情報サイト「SUUMO」で、23区内の新築マンションを検索すると、5部屋以上ある物件はゼロ。
新築一戸建ては9000件近くヒットするが、5部屋以上ある物件は約1%、93件のみ。
賃貸物件は70万件以上ヒットするが、5部屋以上ある物件はわずか700件弱。
23区内で家族5人が全員個室を持つのはかなり贅沢だが、超一流企業に勤めており、収入は同年代の平均をかなり上回る。
妻も働いており、経済的にはいくらか余裕があるが、希望に合致する家が無い。
自分の仕事、妻の仕事、子供の学校、子供の習い事を色々なことを考えると、そう遠くにも引っ越せない。
⏹️たどり着いた結論
4LDKの物件ならいくらでも見つかるが、1部屋増やすために引っ越しするのはバカらしいので、選択肢から排除。
5LDKは、築年数がかなり経っているものか、数億円するような物件しか見つからず、結局長男を近所に一人暮らしさせることにした。
本人は『ご飯は家(実家)で食べるから』と言っているが、1つ屋根の下で暮らせないのは寂しい。
5部屋以上の物件があまり無い理由は「ニーズが無いから」という一点。
都内在住と子だくさんを両立させるのは難しい現実がある。
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️子供に1人1部屋を想定して物件探しをしたが
コロナウイルス騒動で外出自粛を余儀なくされた結果、改めて「住環境の大切さ」を痛感したという人は少なくない。
在宅勤務になったのに自分の部屋がなくて苦労している人。
便利だと思って都心に近いけど狭い物件に住んでいて、もっと都心から離れた広い物件を選べばよかったと後悔する人。
住まいに関しては、家族構成とも複雑にかかわってくる。
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⏹️3人の子供と夫婦の5人で暮らす都内在住の男性・Aさん(40代)
コロナで目論見が外れ、途方に暮れている。
Aさんは、20代半ばで結婚。
子供は上から18歳、14歳、9歳の男子3兄弟で、3LDKのマンションに住んでいる。
男4人を含む5人家族が3LDKで暮らすのは少々キツそうだが、これはAさんが周到に練った計画に沿ったものだった。
ずっと子供がたくさん欲しいと思っていて、実際、同級生の中でいち早く結婚。
めでたく3人の子に恵まれた。
子供が1人だった時は1LDK。
2人目が生まれた時に2LDK。
3人目が生まれた時に3LDK
このマンションを買った。
現在は夫婦で1部屋、長男が1部屋、次男と三男で1部屋を使っている。
複数の子供の入学年度が被ると、入学金などの支払いが大変になるため、子作りの時期もしっかり計算した。
3LDKの物件を買ったのも、計算があってのことだった。
子供の年齢が離れており、末っ子が個室を欲しがる頃には、長男が大学に入る。
大学生になれば、どうせ家には寝に帰るだけ。
それぞれに個室を用意する必要はないと思った。
自身も3人兄弟で、兄の“お下がり”の部屋を使った経験の持ち主。
目論見通り、長男はこの春、現役で大学に進んだが、そこに降って湧いたのがコロナ騒動。
とにかく家から出られない。
長男は部屋を譲る気はなく、自分の部屋ができると思っていた末っ子は『約束が違う』とゴネて、毎日のように兄弟喧嘩。
今後のコロナの状況もどうなるかも分からないので、引っ越しを検討し始めましたが、こんなに難しいとは思わなかった。
⏹️A家は共働き家庭
妻とは生活時間帯がズレているため、「どうせ引っ越すなら、妻にも部屋を」と考え、5部屋以上ある家を探したが、そんな物件は都内にほとんど無かった。
試しに不動産情報サイト「SUUMO」で、23区内の新築マンションを検索すると、5部屋以上ある物件はゼロ。
新築一戸建ては9000件近くヒットするが、5部屋以上ある物件は約1%、93件のみ。
賃貸物件は70万件以上ヒットするが、5部屋以上ある物件はわずか700件弱。
23区内で家族5人が全員個室を持つのはかなり贅沢だが、超一流企業に勤めており、収入は同年代の平均をかなり上回る。
妻も働いており、経済的にはいくらか余裕があるが、希望に合致する家が無い。
自分の仕事、妻の仕事、子供の学校、子供の習い事を色々なことを考えると、そう遠くにも引っ越せない。
⏹️たどり着いた結論
4LDKの物件ならいくらでも見つかるが、1部屋増やすために引っ越しするのはバカらしいので、選択肢から排除。
5LDKは、築年数がかなり経っているものか、数億円するような物件しか見つからず、結局長男を近所に一人暮らしさせることにした。
本人は『ご飯は家(実家)で食べるから』と言っているが、1つ屋根の下で暮らせないのは寂しい。
5部屋以上の物件があまり無い理由は「ニーズが無いから」という一点。
都内在住と子だくさんを両立させるのは難しい現実がある。
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