独身男性のiherb

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vivani社は本気な有機チョコメーカーです。

生産地の生産者、持続可能な農業方式、美味しくて健康に良いチョコを作っています。

ただ単に有機食材を扱うのだけでは無く、
レシチン不使用で滑らかな口当たりを両立するために長い時間のコンチング
そしてちょっとコスト的に驚いたのがブルボンバニラを使用しています。

ブルボンバニラ？と首を傾げてしまう方も多いとは思うのですが・・・
ブルボン産のバニラはバニラの中で最高級な品質で知られております。
バニラ自体が受粉するために必要な生物が絶滅しているために、
人の手で行わなければならないため非常に高価です。
元々高価なバニラの中でも有機食品で、しかもブルボン産バニラを使用するとは・・・
頭が下がる思いです。

現物はこのような感じで、ちょっとカカオバター分よりもカカオ分が多い感じです。


少々厚めのバーをカリッと音を立てて齧ります。
音の割にはチョコレートは脆く口の中で崩れて溶けていきます。

乾いたような風味を強く感じます。とてもスモ―キーです。
焙煎というよりもカカオの品種なのでしょうか？
ちょいとアフターフレーバーの力強さと香り、まろやかさはあるものの・・・
やっぱり十全な保管および輸送状況じゃなかったのかも？

あまり甘さは感じません。
舌の脇に広がるような酸味を纏った渋みがあります。
その渋みの影響でしょうか？口の中がザラつくような感じがします。
でも同時にカカオバターのちょいと厚みある、まろやかさを感じます。

うーん・・・残念ながら、あまり私の好みでは無いです。
あくまでも個人的な、です。
カカオの風味をストレートに伝えたい！という思いがあるのでしょうが、
なかなか素のカカオって美味しく楽しめる感じでも無い気がします。
逆に、シンプルで自然なチョコが好きな方は大喜びしそうな感じですね。

そのまま食べるにはちょいと難しい感じですが、製菓で使うには・・・癖があって良いかも！
敢えて濃い目のチョコソースにして、料理やベリー系スイーツへのアクセントに良さげ。

珈琲よりも、濃いめに淹れた正山小種などが合いそうな感じです。
モノ自体は良いんですけれども、なぁ・・・。
お値段が100gなのに約３５０円ほどで案外安価なのも素敵です。

Vivani,オーガニック・ダークチョコレート(71%)100 gで約３６０円ほどでした。





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