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2015年12月19日

『新装版 虚無への供物』中井英夫

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昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司兄弟、従弟の藍司らのいる氷沼家に、さらなる不幸が襲う。

密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。

そして叔父の橙二郎もガスで絶命―

殺人、事故?

駆け出し歌手・奈々村久生らの推理合戦が始まった。

「推理小説史上の大傑作」が大きい活字で読みやすく。

[BOOKデータベースより]



いずれも未読ですが、小栗虫太郎『黒死館殺人事件』・夢野久作『ドグラ・マグラ』とともに三大奇書といわれている作品です。


推理小説かと思いきや、アンチ・ミステリでした。


真犯人の動機は私にとってはう〜ん、という感じ。


ホントの犯人は実は私。


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posted by Karin at 06:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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