井戸に差し込んだ光

【日記】



今日も、梅雨はどこへ？というくらいの良い天気だった。

日本全国が空梅雨なのかと思っていたけど、東海地方？中部地方？以外は結構降っていると聞いた。



数日前におばあちゃんに送った手紙に「今年は空梅雨だね」なんて書いてしまったけど、

受け取ったおばあちゃんは「何を言ってるんだ？」と思うかもしれないな。



今日あった出来事…何があったかな。

そうだ、また会社の方からの頂き物。キュウリを頂いてしまった。



夏野菜のトマトとかキュウリ、好きだし、ありがたいなぁ。

体温を下げる効果もあると聞いたことがある。

暑い夏に採れる野菜が体温を下げるとは、上手くできているなー。





子どもの頃、実家でも夏にミニトマトとかピーマンを作っていた。

おばあちゃんが元気な頃は、おばあちゃんが庭仕事をしていた。

庭と言っても戸建て住宅のちょっとしたスペースにある庭で、そんなに広くは無い。



でも私が花を好きになった理由の一つは、おばあちゃんと庭で過ごした時間が楽しかったから、というのもある。

それが結構、大きな理由かもしれない。



今は品種改良が進んで、コンパクトでスタイリッシュなヒマワリが多いけど、

昔は花も大きいし、草丈も２〜３mくらいになるようなヒマワリがあった。



私はヒマワリの種を庭に蒔いて、毎日、その成長を見るのが楽しくてしょうがない時があった。

そんな時、おばあちゃんも庭に出てきて「また見てるの？」って言われて、

おばあちゃんも鼻歌を歌いながら、庭仕事を始めたりする。

そして、採れたてのミニトマトを洗って一緒に食べたり。

秋には、深い大きな穴をスコップで掘って、チューリップの球根を一緒に植えたりした。





おばあちゃんは咲いている花を見て、

「花を見てると胸がすーっとするね。いろんなことも、忘れられる。世話してあげると、ちゃんと咲いてくれるしね。」

と言ってた。

何故か分からないけど、おばあちゃんは信じられる大人だと思った。



その時の明るい太陽の光、吹き抜ける心地よい風、みんな覚えている。





施設に入っているおばあちゃんのそばに居てあげられない。



おばあちゃんは、昔のことは良く覚えているみたいだから、

私はせめて手紙で、昔の楽しかった思い出話を沢山していこう。


















【姉妹サイトのご案内】

いつもお越し下さり、ありがとうございます（＾＿＾）

PaleBlue（＝SAI）はもう一つの音楽ブログを運営してます！

それは⇒『素敵な音楽のご紹介♪』（リンクして飛べます）


『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話（＾＾；）？？

よろしかったら遊びに来て下さい☆