アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2023年11月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
Scoovo C170  Repetier-Hostの紹介 by 木村吉彦 (10/24)
Scoovo C170 その後 by ダッシー (04/13)
Scoovo C170 その後 by tommatu (03/29)
Scoovo C170 その後 by やま (03/26)
Scoovo C170 はどうなる?Part2 by 小ミカン (05/20)
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2016年10月13日

Scoovo C170 よもやま話2(完成した本箱、作品のその後、ノーハウ)

 月日のたつのは早いものです。

 製作中だった本箱はだいぶ前に完成しました。


 製作途中の画像を2つ示します。

 右は側面のアップです。前に説明した事情によりこの面はScoovoのベッドに寝かせて造形します。
 卍構造のピースであることは側面以外の面と同じですが、結合部分は羽根のようです。この羽根が、ベッドに立てて造形したH型コネクタで結合されます。造形時にベッドから浮くことになる羽根の下にはサポート材を自作設計して、造形後に平やすりでガリガリと削り落とします。
 画面中央の黒い長方形がコネクタです。コネクタの長さは接続部分によって基本的に2種類です。
DSCN3114.JPG


DSCN3117.JPG 左は、右の側面をプラスチックハンマーで嵌め込む直前です。1フロアーの側面を完成させてから一気に嵌め込む必要があります。他の面においても、嵌め込み手順を間違えるとトラブルが起こります。
 (どんなトラブルが発生するかはノーハウです。
 「ノーハウ」は「know-how」で、一般には「ノウハウ」です。私は長い間「ノーハウ」を「no-how」と思って「聞くのがはばかられること」としていました(アバウトな性格です)。




 下図が完成した状態です。


DSCN3118.JPGDSCN3122.JPG


 昭和の時代のミカン箱を本箱に流用したような感じです。重さは3.6キロです。
 どうということはない無駄な造形物のようですが、三次元の大きな箱物につながる重要な一歩です。
 
 前回紹介した整理棚などの作品のその後です。
 重さで歪んだ状態を改善する簡単な方法を思いつきました。下の図です。

DSCN3132.JPGDSCN3134.JPG


DSCN3135.JPG


 つまり、棚のへりに「コ」の字型のサポートを嵌めました。
 最初の2つの図に使用されているサポートの1本の長さ(長い方)は20センチです。この長さはScoovoの縦横高さ(15×15×17.5センチ)をかなり超えます。
しかし、ベッドに45°に置けば

 15×√2≒21.2センチ 

となって細いものなら20センチは造形可能です。そのようにして作成したものです。

 最後の本立てはヘリが40センチあるので嵌め込み結合してアロンアルファで接着しました。もう少し頑丈にしたほうがよかったかもしれません。

 いずれにしても、これらの家具はまだまだ使えそうです。


 最後にノーハウです。

 7時間くらいかかる造形をすることがあります。200パーセント(2倍速)でなかったら14時間です。
 放っておいて行ってみると造形がストップしてしまっていることなどがあります。たまになので「まあいいか、やり直そう」ということにしています。

(1)「ジョブ開始」ボタンでエクストルーダーがホームポジションに移動した後の待機中にパソコンの画面上では造形がすごいスピードで始まっているのに実際のScoovoはホームポジションのまま固まっている
 対応 → 「緊急停止」「プリンタ切断」ボタンで停止してやり直す

(2)エクストルーダが造形途中に突然フリーズしている。ホットエンドの過熱が切れている。造形物にノズルが固着している。

対応 → ノズルが造形物に貼りついているのでエクストルーダを移動させてはいけません。上に持ち上げるとベッドごと持ち上がります。XまたはY方向に移動させようとすると移動できずタイミングベルトが空回りしてすごい音が出ます(2〜3回やってしまいましたがこわれませんでした)。
 正しい対応は過熱してホットエンドの固着を溶融してから移動することです(「2台目のScoovo C170が来ました(その2)(5)」で述べたようにくれぐれもエクストルーダを下げないように)。

(3)これは極め付けですが、造形途中でWindowsUpdateが始まって知らないうちに再起動されてしまう。これはほんとうに腹が立ちます。

 (3)についてはインターネット上で調べて最近対策をしました。以下のようです。
 ローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)を起動して

コンピューターの構成−管理用テンプレート−Windowsコンポーネント−WindowsUpdate

の中の

「スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しない」を「有効」に設定することです。

 ところが、2台のScoovoを操作している2台のPCはWindows10 Homeです。これにはローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)が装備されていません。

しかし、[Windows10]Windows10 Homeでローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)をインストールする方法 が紹介されていました。
 指示に従ってインストールしました。英語版です。

Computer Configuration−Administrative Templates−Windows Components−Windows Update

の中の
「No auto-restart for scheduled Automatic Updates installations」を「Enabled」に設定します。

 設定してから日が浅いので、これで本当に大丈夫かの確認はこれからです。

 最後に、造形の失敗ではないのですが、これはずっと思っている疑問です。
(4)「ジョブ開始」ボタンからエクストルーダーがホームポジションをとってから動き出すまでにすごく時間がかかることがあります(温度が十分に高いにもかかわらず)。なぜでしょう。すぐに造形を開始させる設定はあるのでしょうか。

 シルバーのScoovoですが、この記事を書いている間に(4)について致命的な現象が起きました。

 ホームポジションの後にRepetier Host がフリーズするようになりました。SCOOVO Studioを使うと問題なく造形が始まります。明らかにRepetier Host の問題です。
 このところ、Windows10の自動アップデートが何回かありました。ちょっとびっくりしたのですが、ネットワークの設定が書き換えられていました。下図です。

 一番下の「ユーザーアカウントとパスワードを使用して他のコンピューターに接続する」としておいたはずなのに選択が「・・・(推奨)」のほうに変更されています。
 そういえばアップデートの後の起動画面に大きく
「ネットワーク接続の安全性に役立ちます」のようなメッセージが表示されたのを記憶しています。「アップデートは自動でこんなことをするんだ??」とちょっとびっくりしました。
 Repetier Hostに問題がでるようになったのはWindowsUpdateのせいかな?と疑ってしまいます。
ネットワーク変更.jpg


 この際、保留しておいたRepetier Hostのバージョンアップをすることにしました。
https://www.repetier.com/」にいってバージョン1.6.2をインストールしました。
「1.5.6」からのアップです。以前のものはそのままで上書きされたようです。プリンタ設定やスライサのコンフィグレーションファイルはそのまま生きていて何の手間も不要、すぐに造形開始できました。

 感謝感激です。

 いまのところ不具合はありません。
 ブルーのScoovoは「1.5.6」でしばらく使ってみようかな、と思っていたのですが、こちらは(1)の現象がたびたび起こります。
 次の日にはバージョンアップしてしまいました。

 とりあえずは快適な造形の毎日です。



この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5531941
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。