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アメリカでも食べられる美味しい韓国料理のお店？

かなり昔からロサンゼルスにあったBCD Tofu House。しかし、行く機会がなくいつも素通りしていました。そして、サンフランシスコの周辺にはBCD Tofu HouseよりもTofu Houseというお店があったので、そこには時々行っていたのです。

サンフランシスコからサンタバーバラに引っ越した後、時々友人とロサンゼルス方面へ出かけるようになりました。実はこのサンタバーバラにはアジア系の食材を手に入れることがなかなか難しく、そしてアジア系のレストランも限られているのでちょっと中華が食べたいな、今日は韓国料理が食べたいなと思ったからと言って、すぐに美味しい料理が食べられるわけではないのです。ですから、時々週末にロサンゼルスまで正直片道役4時間弱かかりますが、運転して行ったのです。

そのなある日のこと、友人が日本の食材を探しているから日系のスーパーマーケットに行こうというのです。その友人は私が日本人なので、日本の食材を買う必要もあるだろうとそう考えたみたいなのですが、私はアメリカ系のスーパーマーケットで手に入る程度の日本食材（例えば米）しか揃えなかったので、日系スーパーマーケットに行くことはほぼありませんでした。もう一つ、日系スーパーマーケットの食材の値段は結構高く設定してあります。色々聞いていたら別に日系のスーパーマーケットではなくても手に入る食材ばかりだったので、トーランスにある韓国系のスーパーマーケットを案内することにしました（友人も同意したので）。

この韓国スーパーマーケットは私が幼少期、両親とロサンゼルス旅行に来た時に、現地の父の友人に教えてもらった場所なのです。かなり色々豊富な食材が手に入るだけではなく、日本食材も日系スーパーマーケットより手頃な価格で購入することができるのです。このマーケットで必要なものを買った後、もうランチ時間。

周辺には吉野家やCoCo壱番屋というような日系ファーストフード店があるのですが、その吉野家の隣にBCD Tofu Houseはあります。二人とも韓国系の食材をたくさん見たせいなのか、なぜか韓国料理が食べたくなってしまい、以前から存在は知っていたけど食べて見たことのないこのレストランでランチを食べることにしました。

意外と大きいチェーンだったBCD Tofu House

店に入り、いずに座ってメニューを見ていると、友人が「この店こんなにあるんだ！」と言いだし、自分の目の前に置いてある紙のランチョンマットに目をやると、そこに店舗所在地がずらり。これにはかなりびっくりしましたが、私たちが訪れたこの店自体はもうかなり前から存在していたため、他の店舗と比べるとオリジナルに近い店舗なのではないかと思いました。（もしかしたら一号店かも。）そうしている間に、店員さんがtオーダーを取りに来て、鉄板カルビ付きの牛肉入り豆腐チゲスープを注文。（このチゲスープですがかなり色々な種類があるので、どれを食べようか迷ってしむことが時々あります。）

その後、副菜が運ばれてくるのですが、この韓国系のレストランのいいところは何と言ってもこの副菜のお代わりが自由だということ。日本の韓国料理屋さんに行っても副菜お代わり自由ですよっていうところはあまり多くはないですよね。私は結構この副菜好きなので、お代わりさせてくれるアメリカの韓国料理レストランは本当に好き。副菜は数あれど、やっぱり韓国料理と言ったらキムチです。躊躇することなくキムチを一口パクリ。「うわ！なにこれ。甘みがあって本当に美味しい。」この甘みなのですが、砂糖の甘みとかではなく自然な甘みです。もう少し食べてみるとなんと生牡蠣が使用されていることに気がつきました。このキムチはサービスなので、無料なのですが、無料のキムチでこのハイレベルってすごい。（ここのキムチは販売もしているので、実際買っていこうかどうしようか非常に迷いました。しかし、サンタバーバラまでの道のりが長く夏場だということもあって、この時は購入はしませんでした。）

それからしばらくして、私たちが注文した食事が運ばれてきました。このチゲスープレストランを韓国料理のファーストフード店と言っていいのかはなんとも言えませんが、基本的に焼肉等ができるお店ではありません。だからカルビ等も日本の鉄板ハンバーグのように、もうすでに焼かれたものが鉄板の上に乗せられて提供されてくるというのがスタイルです。それなりにボリュームのある骨つきのカルビ。この韓国料理独特の少し甘みのある味付けのカルビは本当にいつ食べても美味しいです。そして、豆腐チゲスープ。私は硬めの豆腐があまり好きではないので、この豆腐チゲに使われているソフトなシルキー豆腐はありがたいというか大好きです。このスープとご飯の相性が抜群で、ちょっと味にメリハリをつけたいなという時は先ほどのキムチを一口。こんな感じで二人とも完食。だいたい一人当たりの金額が1500円くらい脱兎と思います（チップを入れなくてはいけないので）。

少し残念なお店もある！？

その後、ロサンゼルス周辺に来て豆腐チゲスープ等が食べたくなった時は、このBCD Tofu Houseに行くことが多くなったのですが、一つ問題があります。店舗によってこのキムチの味が全然違うし、おそらく牡蠣が入っていない。トーランスのお店は何度言っても一緒の味で変わらず最高に美味しいキムチを提供してくれるのですが、他の店舗でキムチを食べてもそこまで美味しいとは思わないのです（平均的なレベルのキムチという感じです）。どこの店舗が直営でどこの店がフランチャイズとかわからないので、どの店舗のキムチが美味しいかというのはやはりその店舗に行ってみないとわからない。これが唯一残念だと思ったことです。今後なんとか改善してほしいな。

BCD Tofu Houseいつか日本にもやって来る？！

さて、このBCD Tofu Houseまだ日本にはないレストランですから、残念ながら日本でこの味を楽しむことはできません。しかし、現在は店舗も拡大してきて、韓国にもでき始めました。（実はこのBCD Tofu Houseの発祥はアメリカであり、韓国ではないのです。韓国人の方が経営はされていると思いますが、アメリカから出発したレストランなのです。そして今は韓国にも進出しているので、なんとなく逆輸入のような形がします。）だからそのうち、お隣の中国や近隣のアジア國と言えば日本にも進出して来るのではないかと少なからず期待を寄せています。やっぱりチェーン店であっても美味しいレストランが増えてくれることは願っても無いことで嬉しいです。いつか日本にレストランができたら必ず行きたいです！