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2015年09月13日

モロに見た話なのでご注意ください





86 :名無しさん@おーぷん :2015/04/19(日)22:48:07 ID:rUK
311のときのお話です。
モロに見た話なのでご注意ください。

311の直後、避難所になった近所の学校にお手伝いに行きました。
夫は教員で、自分の学校の避難所運営で帰宅できないので、
ひとりでいるより集団でいるほうが安心だったので、単純にお手伝いに行った次第。

当時はまだ高速も閉鎖されており、遠方から身柄引受に来る人が真夜中に来たりするので
運営スタッフも24時間体制で対応してました。
震災2日目の夜、たまたま夜番の人が1人足りなかったので、いい経験かと私は朝まで
避難所のお手伝いをすることにしました。
停電している上、灯油もないため、わずかな灯りを囲んで皆毛布に包まって起きて
あれこれ喋ってました。

時間ははっきり覚えてないけど、真夜中、昇降口の外に人影が見えたので
あ、誰か来た!と昇降口の扉に向かいました。
親子3人が手荷物もなく、薄汚れた格好で昇降口の外に佇んでます。
扉を開けて「こんばんは、寒いから中へどうぞ(当時、雪が積もってました)」と声をかけました。
しかし応答がありません。というより反応がないの。
あれ?と思って、どうされました?中に入れますよ。食べ物もお分けできますから、
というけど全く反応がない。

すると後ろから、どうしたの?とスタッフの声が。
いや、この方々がね…と改めて見ると…。誰もいませんでした。
スタッフの方いわく「突然、あなたが昇降口に行くからトイレかと思ったんだけど
何か喋ってるから、あれ?と出てみたら、あなた闇に向かって話してたよ…」

冷静に考えると、当時は停電、街灯もなし、昇降口の足元だけ小型のランタンがあっただけです。
外に立ってる人が薄汚れた格好なんて、わかるはずもないんですよね。

平時なら怖い!と騒動になるんだけど、当時、ああいう状況だったから
私を含め、みなさん冷静に手を合わせることができました。

以上です。


87 :名無しさん@おーぷん :2015/04/20(月)13:26:24 ID:kfZ
>>86
なんか怖いよりも切なくなった
親子でなんて・・・

88 :名無しさん@おーぷん :2015/04/20(月)15:53:46 ID:08P
たしか、あの日卒業式やってる学校もあったよね
親子揃って同じ場所にした家庭もあっただろうな

89 :名無しさん@おーぷん :2015/04/20(月)21:10:53 ID:yB2
被災地の復旧工事で職人が次々と逃げ出しちゃうって新聞に出てたな



posted by saya813 at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | オカルト
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