2013年04月18日
12インチ自転車がおすすめ
長女が3歳で乗れるようになった自転車は12インチです。
長女スペック(昨年12月5日時点)は
■身長:93.5cm
■体重:11.25kg
で、同年代のお子様と比べると小さいほうですので、
まぁ当然と言えば当然ですが・・・。
長女スペック(昨年12月5日時点)は
■身長:93.5cm
■体重:11.25kg
で、同年代のお子様と比べると小さいほうですので、
まぁ当然と言えば当然ですが・・・。
注目されない12インチ
インターネットの質問箱関係のページを見ると、最初に買い与える自転車の候補として12インチを勧める人はあまりいません。その理由は「(子供が成長して)すぐに乗れなくなるから」。自転車屋さんに行っても、12インチ自転車の品揃えは極めて少なく、しかも値段は14・16インチとほとんど変わりません。
先日12インチの販売状況を数カ所の自転車屋さんで調査してみましたが
●1件目:12インチなし
●2件目:1台
●3件目:4台
●2件目:1台
●3件目:4台
・・・とても「選択」できるような品揃えではありませんでした。
残念ながら、今は12インチ自転車は冷遇されていると言わざるを得ません。
12インチ自転車の利点
それでも僕は、12インチをお勧めします。子供の体型にもよりますが、足けり自転車を2〜3歳でマスターした後、補助輪無しの自転車に少しでも早く乗れるようになることを願うなら、必然的に12インチになるでしょう。
●利点1:見た目の大きさは足けり自転車とほぼ同じ
上の画像はうちの自転車(プリンセス号)と足けり自転車を並べたものです。見た目の大きさやタイヤの大きさはほぼ同じであることがわかります。これならそんなに身構えなくても、お子様が違和感なく自然に移行できるのではないでしょうか。
ちなみに重さは全然違います。
■プリンセス号:約9.5kg(カタログ値)
■キッカー:約3.4kg(カタログ値)
なんと約3倍!プリンセス号のカタログ値の重量が補助輪と「おたすけ棒」を含めたものだとしても、2倍以上。
12インチですら、この重さなのです。もう子供を抱っこして自転車も持って歩くなんてことはできません。
●利点2:転んだ後、自分で起こすことができる
倒れた自転車を自分の力で起こすことができるのもポイントです。子供の体力というか、腕力がどれぐらいなのかは、実際はなかなかわかりませんので・・・。
うちの子は12インチですら大変そうに持ち上げていますので、これ以上のサイズはしばらくやめておこうと思っています。
少し話が脱線しますが、ブレーキを強くかけることもまだできておりません。必要な腕力がまだついていないのか・・・?
●利点3:スピードが出ない
これは欠点では?と思われるかもしれませんが、3歳の子供が乗る自転車と並んで僕も自転車に乗って市街地を走ろうとは、とてもとても、今はまだ思いません。先述いたしましたが、ブレーキがまだ完全でないことに加え、「いざ」という時に助けてあげられない恐怖感があるからです。
うちでは今は市街地を走るときは「子供は自転車、親は徒歩」のスタイルです。
12インチはせいぜい大人の小走り程度のスピードしか出ないため、難なく徒歩で併走することができるのです。
●利点4:売れる
もうひとつ、12インチ自転車の利点があるとするならば「リセールバリュー」。
これは実際に試していないので想像ですが、オークションサイトで結構いい値段で売れるのでは?と思っております。需要も供給もそんなに多くないこのサイズですが、「あまり長い期間乗れない」と考える大人が多いからこそ、中古でもいいと思う人はそれなりにいると思います。もしかするとうちのプリンセス号、購入価格以上で売れて元が取れてしまうかも?と半分本気で思ってますよ。
12インチ自転車の欠点
良いところばかりではなく、欠点も・・・と思ったのですが、う〜ん、思いつかない。やはり最初の話に戻りますが、「すぐに乗れなくなる」ことでしょうね。
こちら、4月17日時点での長女(3歳11ヶ月)と自転車です。
自転車と子供の大きさのバランスが「ちょうどいい」ようにも見えますし、見方によると「もう1サイズ自転車を大きくしてもいいのでは?」と思えなくもないです。きっと今14インチを買い与えたら、すぐに乗れるようになるでしょう。
そういう意味では、12インチ期間はたったの5ヶ月で終了することになり「すぐに乗れなくなる」となるのでしょうね。
でもね、プリンセス号の仕様では身長111cmまで乗れることになっており、もう既に補助輪無し自転車に乗れるようになるという最終目的は達成しているので、急いで次の大きさに移行する必要は全くないわけです。もう「次のステップ」はないのです。
自転車はサイズが大きくなるにつれて乗るのが難しくなるような乗り物ではありませんので(むしろ重量・重心・スピードが上がって危険要素が増える)、それこそ子供の成長(頭脳を含む)を見極めながら、じっくりと検討していけばいいと思っております。
まとめ
「12インチ自転車はすぐに乗れなくなる」という意見は、補助輪を使う前提があるうえでの意見だと僕は思っています。上の画像をもう一度見ていただければと思いますが、これがもし補助輪付だったなら、「14インチにしておけばよかった」という気持ちになっていたかもしれません。しかし元々の前提や目的が違うのです。こちらは「補助輪なしに乗れるようになるために」12インチを与えているのですから。【補足】
長女の画像は撮影用にヘルメットを外しておりますが、普段はきちんと付けております。万が一のことを考えると、頭部の保護は非常に重要だと思います。
長女の画像は撮影用にヘルメットを外しておりますが、普段はきちんと付けております。万が一のことを考えると、頭部の保護は非常に重要だと思います。
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