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子供が3歳10ヶ月で補助輪なしの自転車に乗れるようになり、誰かのお役に立てればと思いこのブログを開設しました。

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【長女2歳半】バランスバイク(ペダルなし自転車)を与える

いよいよ来ました。このブログの中心的な話です。今までの「0歳〜2歳に与えたもの」の記事は、忘れてもいいかもしれません。そう思えるぐらい、僕にとってはここで与えたものが重要で、かつ実感としての効果が極めて大きかったということです。では早速いきましょう!

「バランスバイク(ペダルなし自転車)」の登場

「キックバイク」「ランニングバイク」「足けり自転車」等、いろいろな名称で呼ばれておりますが、これらは皆ペダルがなく足で蹴って進むタイプの自転車のことです。
ここでは「バランスバイク(ペダルなし自転車)」の呼び名で統一しますが、公園に行くと最近これに乗っているお子様をよく見かけます。そして乗っているお子様は大抵「小さな」お子様です。

それにしても、ここ数年で急速に普及してきたのではないでしょうか・・・?
(2013年3月現在)。

僕は自分の子供を補助輪付の自転車に乗せるつもりはもともとなかったため(詳しくは子供を補助輪付自転車に乗せてはいけないを参照)、時期が来たら早々にこの「バランスバイク(ペダルなし自転車)」を買い与えるつもりでおりました。

「KICKER(キッカー)」購入!

子供が2歳半になり、赤いミニバイクも三輪車も自在に乗り回すようになり、足けり自転車のサドルを一番下まで下げれば“かかと”が地面に付くぐらいの身長(85センチぐらいだったでしょうか?)にまで成長したため、「次のステップはこれだ!」と買い与えたのが「KICKER(キッカー)」です。


はい、そうです。かの有名な「ストライダー」のようで、ストライダーではありません。だって、キッカーは安いんですもの・・・。購入当時、ストライダーはWEBで安いのを探しても1万円ぐらいの金額でしたが、このキッカーは定価で5,000円以下でした。

全国の「サイクルベースあさひ」で取り扱っており、ネット販売もしております(注:ネット販売の商品はハンドル等の組み立てを自分でおこなう必要があります。今回は店頭で購入したため、組み立ては店員さんがやってくれました)。ちょうど色のバランスがピッタリの「ベル」が売っていたので衝動買いでこれも合わせて購入。しかしベルは現在に至るまで、全く使うことはありませんでした。(-_-メ;)

基本はあくまでも「放置」

乗り方の見本を見せ、実際に乗せて支えてあげながら前に進むことを購入当日に2・3回やりましたが、例によってリビングルームにしばらく放置しておりました。

この「バランスバイク(ペダルなし自転車)」の習得が、その後の自転車に続く重要なステップになると思ってはいたのですが、無理矢理練習させて嫌いになってしまっては元も子もないですし、誰かと競争しているわけでもないので、じっくりと見守りました。

数ある「おもちゃ」の1つとして考える

一週間全く見向きもしないこともありましたよ・・・うまくいかないから当然ですね。ここでの対処法は、子供の気持ちを考えずに手取り足取り教えるよりも、多少時間はかかっても「これは楽しいおもちゃだ!」と思わせて自発的に挑戦させることのほうが大切ではないかと考えました。

対処法その1
たまに僕が「借りるよ」と言って楽しく乗り回す“演技”をする。
対処法その2
公園で足けり自転車に乗っているお子様を偶然見かけたときにそれを一緒に見て「お友達上手だね〜」とプレッシャーにならない程度に言う。
これは成功したときのイメージを植え付けることに加え「自分にもできるはず」と思ってもらうために、乗れるようになるまでに何回か言ったことを覚えています。

最初はさすがにバランスが取れず転倒することも多かったですが、そこはリビングルーム。床には絨毯が敷いてあるので怪我はしませんでした。むしろ子供は倒れる前に逃げて、足けり自転車だけが転倒することのほうが多かったです。

足を交互に出して「歩くように」進むことは、まもなくできるようになりました。そのうち体が成長してかかとが完全に地面に付くようになり、サドルを少し上に上げて・・・などの過程を経ていくと、やがて歩くように進む1歩1歩の間に、ほんの一瞬「両足が浮いている瞬間」が現れるようになってきました。

いよいよ屋外へ

2歳半のときに買い与えてからこの段階まで、短いのか長いのかわかりませんが約10ヶ月!両足を浮かせることはできないまでも定期的に室内で乗り回すようになったため、プロテクターとヘルメットをつけていよいよ公園で練習です。

・・・でも最初はだめでしたね。もちろん個人差はあると思いますが、ちょっと乗ったかと思うとすぐに滑り台などの他の遊具の魅力にひかれ、なかなかやる気になってくれませんでした。それでもその後は屋内に入れることなく外出の際にはなるべく持ち歩くようにして、遊具のない公園では積極的に乗る姿勢を見せるときもありました。

上達ポイントは「ゆるい下り坂」

そうこうしているうちに、“ゆるい下り坂”で両足を浮かすことを覚えはじめました(一度見本は見せました)。はじめて両足を浮かすことができたときには、たいそう褒めてあげましたね。「お、きたきた(ニヤリ)」と感じた瞬間でもあります。

一度できたらしめたもの。あとは何回も繰り返して体に染みこませるだけです。両足を離したら褒め、また離したら褒め・・・。

3歳5ヶ月でマスター

そうしてバランス感覚を覚えた娘は、その後どこへ行くにもバランスバイク(ペダルなし自転車)に乗りたがるようになりました。そして一度乗れるようになると、転倒することはほとんどありません。約1年近くかかりましたが、クリアです!

注意しなくてはならないのが、これらのバランスバイク(ペダルなし自転車)は法律上、公道で走ってはいけません。広い公園などへ運搬後、乗せてあげる必要があります。約3kgと軽い重量ですが、子供から「疲れたから抱っこ攻撃」を食らい両方を運ぶことになると、結構骨が折れます。

足けり自転車についての考察

具体的にどのメーカーのどの商品が子供にとって一番良いのか僕にはわかりません。見た感じではさほど大きな差はないように感じますので、お好みのブランドの商品で構わないと思います。

ただし子供が乗って遊ぶことを考慮すると、どんな危険が潜んでいるかわからないため、信頼性の高いブランドをお選びいただいたほうが良いような気もします。ブレーキ付も見受けられますが、それについてはコラムで別途記事を書きます。

予言しますが、これらの“バランスバイク(ペダルなし自転車)”の市場は今後ますます拡大するでしょう。僕が買い与えた時期は「ストライダー」がほぼ市場を独占しており、あとは類似品が数種類のみという状況でした。

今あらためて調べてみると、ブレーキ付も含め数多くの商品がラインナップされております。そして今までは「実際に効果はあるのかな?」と思って傍観していた大人達が、これからは「効果絶大」の声を多く耳にすることになるのですから。

僕のこのブログは些細なものですが、同じような報告を口コミやWEB上で発信される方が、今まで以上にこれからも数多く現れることは間違いないでしょう。





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