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2019年05月07日

赤毛のアンの食卓から(著:胡原おみ)感想

赤毛のアンの食卓から (コミック 思い出食堂コミックス 全1) [ 胡原 おみ ]

価格:702円
(2019/5/8 14:11時点)


巻数全1巻
レシピ本として☆☆★★★
分量と手順が丁寧に描かれている
料理を作る人料理初心者の高校生(上達は早い)


あらすじ


『赤毛のアン』にあこがれる女子高生・カスミは亡くなった祖母のレシピを受け継ぐ。
そこには、美味しい料理の数々と、同じくアンに憧れた祖母の姿、そしてアンの世界が広がっていた…。
引用:「赤毛のアンの食卓」(胡原おみ著/少年画邦社)1巻・裏表紙より


高校生・カスミは赤毛のアンが好き。赤毛のアンに出てくる食事風景も好き。
食事シーンに付箋をはって、あこがれを募らせるある日、部活でティーパーティを開くことに。
ぜひ赤毛のアンの世界を味わいたい。
けれど、どうすれば。

悩む彼女に母親が差し出したのは、彼女の祖母のレシピノート。
そこには、主人公のあこがれる赤毛のアンの世界が閉じ込められていました。

既に亡くなった祖母のぬくもりや、周囲のやさしさを感じながら、ゆっくりと。
「赤毛のアンの食卓」は、そんなゆったりとしたストーリーです。

主人公はアンではなく、赤毛のアンが大好きな高校生。
料理などしたことがなかったカスミは、ある日亡き祖母の遺したレシピノートに出会い、たくさんの料理を作っていきます。

作中に出てくるのは、どれもどこかかわいらしい料理ばかりです。
キレイに焼けたアップルパイ・クリスマスに食べたいプディング・ホロホロのホットビスケット、などなど。
赤毛のアンの舞台はカナダですので、登場するのも英語圏の料理ばかりです。

日本人になじみがないはずなのですが、それがどうにもおいしそうに、懐かしく見えるのはおそらく「日本人の考える英語圏のおいしそうなもの」がたくさん登場するからでしょう。

ストーリーは、高校生が友人関係に悩み、進路に悩み、家族との関係に悩み、けれど周りの人と一緒に一つ一つ解決していくあたたかいもの。
料理はそれにそっと華を添える形で、メインという印象はありません。


レシピに関しては、一部を除いて分量まできっちり書いてあります。
作る過程がとても丁寧に描かれているので、赤毛のアンの料理を再現するレシピ本としても優秀です。

赤毛のアンが題材であることと、絵柄により、マンガでありながら絵本を読んでいる印象も受けるとてもあたたかいマンガです。

こんな人にオススメ

  • 赤毛のアンが好き
  • 女子高生の青春・友情が好き
  • 英語圏の料理にあこがれがある

『赤毛のアンの食卓』は全編を通して赤毛のアンに登場する料理が再現されていきます。
その料理が赤毛のアンのどの巻に登場するのか・どんなエピソードかも合わせて紹介していて、赤毛のアンを知らない人でも楽しめます。
昔読んだことのある身としては、読み返したくなりました。

主人公は受験を控えているものの、まだ本格的に進路を決めているわけでも、忙しいわけでもない高校生。だからこそ、一足先に進路を決める友人との距離に悩んだり、父親が好きではあるけどなんとなくうっとうしい、といった思春期独自のもやもやを抱えています。

派手な展開はありませんが、ささやかな悩みがかわいらしい料理とともに解決されていく様子は、見ていてとっても癒されます。

赤毛のアン以外にも、英語圏の物語が好きな人・青春物が好きな人にはきっと楽しめるマンガです。


こんな人は苦手かも

  • 複雑なストーリーを楽しみたい
  • 赤毛のアンなどの児童書に興味がない
  • 正確なレシピを知りたい

『赤毛のアンの食卓』は、まず主人公が友人・家族・進路のどれかで悩みを抱えます。
そして、料理を作っているうちに大切なことに気づいたり、一緒に食卓を囲んだりすることで解決します。
エピソードはそれぞれ味がありますが、物語の構成はこの繰り返しです。

よく言えばゆったりとしているし、悪く言えば飽きやすいです。

登場する料理はすべて「赤毛のアン」に登場するもの。現代から見ると不合理に時間をかけていたり、なじみがなかったりします。
正確なレシピが乗っているエピソードもありますが、乗っていないエピソードもあり、レシピ本として使いたいならちょっとだけ使いづらいです。
料理の家庭はとても丁寧に描かれているので、想像力が試されるという意味では、とても楽しいのですが。

『赤毛のアンの食卓』は高校生が等身大の悩みを抱え、周りの力を借りながら解決していく、とてもあたたかいストーリーです。
赤毛のアンの世界観と、現代のゆったりとした家庭の雰囲気がまじりあい、読んでいると、とてもなごやかな気持ちになれるオススメのマンガです。

赤毛のアンの食卓から (コミック 思い出食堂コミックス 全1) [ 胡原 おみ ]

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