2019年04月02日
君が死なない日のごはん(おみおみ著)のグラタンパン
ホワイトソースに「旬」などないけど、主張したい。 ひときわおいしく感じるのは「冬」だと。
そこにとろけるチーズなんてのっかった日には、みんなが笑顔になれますよね。
今回再現するのは、そんなパン。
その名もズバリ「グラタンパン」
ホワイトソースたっぷり
ホワイトソースがしみたパンはカリカリ
間違いなくおいしいそんなパンは、パン屋さんで探せば買える気もします。
けれど、ここは「幼馴染の作ったご飯しか作れない」というヒロインの不自由さを味わうためにも、自作してみましょう。
そう、このパンはとある事情から「主人公の作ったご飯しか食べられない」ヒロインのために登場します。
協調性0・友達0・料理経験はもちろん0の主人公・蝉丸。
友達はほかに山ほどいるというのに、蝉丸に唯一話しかけ続ける幼馴染・ミカ。
ミカが事故にあったことをキッカケに、蝉丸は彼女の「生霊」に生きるためのご飯を作ることになり……
というのが、おおまかなストーリー。
それぞれの事情でひとりぼっちな二人が、ゆっくりよりそっていく物語です。
*詳しくは、コチラのマンガ紹介で。
作り方
作中に正確な分量は描かれていないので、想像で作っていきます。基本は我が家のグラタンのレシピ。
いつもよりちょっぴり固く仕上がるようにしてみました。
- ほうれん草:2杷
- しめじ:1株
- ベーコン:約20g
- たまねぎ:小玉1つ
- 牛乳:320ml
- バター:25g
- 小麦粉:大匙3杯
- パン:1人2枚(今回は4枚)
- チーズ:食べたいだけ
まずは具の準備をしましょう。
しめじはバラバラにして、ベーコンは薄め。
ほうれん草はさっと湯がいた後、一口大に切ります。
最後に玉ねぎを薄切りにしたら、バターが待つフライパンにIN!
バターはとにかく焦げやすいので、弱火でゆっくりゆっくりと。
このマンガの料理は、どれも高価な食材はいりませんが「ゆっくり」「慌てずに」がキーワードです。
玉ねぎがしんなりして、少し茶色くなってきたらベーコン・しめじを一気に入れます。
マンガのレシピとは違いますが、ベーコンをチンしておけばバターを焦がす心配がグっと減りました。
ベーコンとしめじに火が通ったと思ったら、ほうれん草をザックリと混ぜます。
ここでいよいよ粉を投入。
だまにならないように、こがさないように……!
ある程度は牛乳で伸ばしていけば大丈夫。
ああ。ほうれん草の緑がなんとも鮮やかでおいしそう。
お腹もすいてきたし、もうこのままシチューで食べてしまいたい。
しかし!
今回のテーマは「こんがりしたパンにしみしみのホワイトソースを熱々で食べる」
ここは我慢です。
包丁でミミだけ残した食パンを、そのままの食パンの上に乗せます。
2回試してみた結果「6枚切りがもれにくい」という印象。
お玉でいれた後に、スプーンで隙間をうめましょう。
入れすぎるとパンが破れてしまうかとヒヤヒヤでしたが……
ここはギッシリつめてもOK。
ギッシリであればあるほど、おいしいです。
チーズも好きなだけ乗せましょう♪
分厚い…
一人でこんな贅沢していいのかな?
食べた感想
見るからにおいしそうだったけど、やっぱりおいしい。これは苦労した甲斐がありました〜
丁寧に作ったホワイトソースはうっとりするほどコクがあり。
ぎっしりつまった具がうれしい。
実はちょっと多めに作って、くりぬいた後のパンを容器にいれて同じように焼いてみたのですが。
これもおいしい!
パンのカリカリ感はパンを器にしたものには負けますが、パンにソースがよくしみています。
こちらのほうが量の調整が簡単なので、食が細い人でも安心です。
我が家は祖母があまり量を食べないので、グラタン形式のほうが評判が良かったですしね。
ごちそうさまでした!
君が死なない日のごはん1 (電撃コミックスNEXT) [ おみおみ ] 価格:615円 |
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