「貴方の若干病み」(詩)バトン3: もし君に手紙が届くなら

2019年05月02日

「貴方の若干病み」(詩)バトン3

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年04月20日投稿。

夢御様の「てのひら」にて配布されている詩バトン、調子に乗って二つ目です。
昨日のは少し長い文章になってしまったので、今度は短くいこうと思います。それこそ一言で！(笑)
と言いつつ、長さはまちまちです…。修行が足りない…、って、今この瞬間が修行中でしたね(汗)
最近お題に答えるのに暗い印象ばかり言葉にしてきたので、今度は明るさを目指しました。できているかは、おいておいて(苦笑)

「貴方の若干病み」

1.『君』
　その呼び声が、二人を縛っている

2.定規で引いた様な
　二人の恋愛、なら、線を外れてみようか

3.寒気がした
　ただ君が傍にいないだけなのに

4.「好き」
　言葉にすると壊れてしまいそうだけど、言わずにいられないの

5.窓ガラスに
　相合い傘と二人の名前、いつか消えてしまうけど、絆は消えないでしょ？

6.あと、一秒
　電車が来るのが遅ければ、もっと一緒にいられるのに

7.ずーっと、お留守番
　ずーっと待ちぼうけ、だから、早く帰ってきてね

8.ううん、何でもない
　だって本気で聞いてくれないでしょ、と拗ねてみる

9.一瞬でも構わないから
　私に君の笑顔を見せて

10.見られた、
　私の日記帳、君への愛情

11.そんなの信じない
　だって君は今私の傍にいてくれるじゃない

12.捨てられなかった
　君からの贈り物は、いつか戻ってきてくれた時のために取っておくよ

13.人形の様な
　張り付いた笑顔は君には似合わないよ

14.私に頂戴、
　その愛情はいつか、抱えきれないくらい倍増させて返すから

15.とっさに掴んだ
　コートの裾と、困った様な君の顔が忘れられない

16.昨日も、今日も、明日も
　二人の日常を続けていこうよ

17.御伽話の最後は
　悲しい結末が多いから、私達の恋は平凡な物語でいいよね

「絆に縛られて、でも、幸せな生き方だと胸を張れるよ」