つづら尾崎展望台から眺める、紅葉する琵琶湖の雄大な景色です。
琵琶湖の風景をドライブで楽しみたい。
琵琶湖を望む絶好の場所を求めて、奥琵琶湖パークウェイを家族とともにキャンピングカーで走行する。
向かう先は琵琶湖の北岸に位置する「つづら尾崎展望台」。
ここでは素晴らしい景色が拝めるに違いない。
地図上の位置関係から、そう確信した。
琵琶湖の最北端には、葛籠尾(つづらお)半島が突き出ている。
その先端に位置するのが「つづら尾崎展望台」だ。
葛籠尾半島を縦に走る、18.8kmの奥琵琶湖パークウェイでは、春には花見を楽しめる約3000本の桜並木が迎えてくれる。
眼下には、琵琶湖の湖面が太陽の光を反射してキラキラと輝く。
大浦方面の西側にある県道513号と、岩熊(やのくま)方面の東側にある県道512号がぶつかり合う地点、「つづら尾崎展望台」に到着。
比較的広い駐車場には、地元の名産品などを取りそろえるお土産屋さんや食堂が建ち並ぶ。
レトロな雰囲気が漂う観光地といった感じだ。
駐車場に車を停め、琵琶湖方面に目を向ける。
南側の琵琶湖を一望できるエリアには、樹木が作る屋根の下にベンチが横に連なり、双眼鏡が観光客を待ち構えている。
駐車場から、湖面の美しい景色を、木々の間から望める。
「つづら尾崎展望台」が提供してくれるのは、駐車場からダイレクトに観れる琵琶湖湖面の絶景だ。
「早く目の前にある柵まで移動して、琵琶湖の素顔に出会いたい」
見晴らしの良い絶景を今すぐにでも観たいという欲求が、柵へ足を向かわせる。
南側の展望エリアに足を踏み込むと、目の前には、勇大な琵琶湖を望む素晴らしい景色が広がる。
面積と貯水量ともに日本一を誇る琵琶湖。
ここからは、実に湖面の4分の1の景色を眼下に収められる。
琵琶湖を眺めるには格好の場所だ。
特に水質が綺麗とされる琵琶湖北側の景色を堪能でき、その美しさに思わず感嘆の声が漏れる。
季節は秋。
湖畔の木々は紅葉し、青い湖面とのコントラストが美しく、言葉を失わせる。
春には桜が咲き乱れ、ピンク色に染まった海津大崎(かいづおおさき)の桜も遠くに見下ろせる。
琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)を目の前にして、四季折々の風景を満喫できる「つづら尾崎展望台」は、数ある展望台の中でも貴重な展望台と言われている。
来春は、花見を目的に再び訪れてみたい。
「つづら尾崎展望台」に設置されている「恋人の聖地」のモニュメント。
「丸子船が運ぶ恋」と名付けられたこのモニュメントは、琵琶湖水運で用いられた「丸子船」がモデルとなっている。
かつては人や物資を運んでいた丸子船が、まるでハートを載せて運んでくれているような、ロマンあふれる造形だ。
ハート型の帆には、恋愛成就や永久の愛を願う恋人たちにより、赤いリボンが無数に結び付けられている。
赤いリボンは、「観音の里」と呼ばれる奥琵琶湖地域にて、安置される観音様がまかれている赤い腹帯から来ているらしい。
「恋人の聖地」とは、NPO法人地域活性化支援センターが、少子化対策と地域活性化をテーマに全国的に展開する社会貢献プロジェクト。
2021年9月1日現在、全国137ヶ所に恋人の聖地が展開されている。
「丸子船が運ぶ恋」は、ブライダルファッションデザイナー桂由美氏によって認定されている場所でもあり、石碑に刻まれているその名がモニュメントの品位を高めている。
たくさんの若い恋人たちがこの場所に集い、互いの愛を信じ、プロポーズが行われてきたに違いない。
「恋人の聖地」の周りで、目を楽しませてくれる「広場 どうぶつの森」。
ライオンやキリン、ペンギンなど、様々な動物のオブジェが立ち並ぶ。
小さな子供連れのファミリーが、ピクニックや散策を楽しむのに良さそうだ。
見た目にとてもリアルな造形の動物たち。
小さなお子さんが好きな動物を探し回り、お気に入りの動物を前にし、喜び触れ合う光景が目に浮かぶ。
恋人同士からファミリーまで、あらゆる層が楽しめる「つづら尾崎展望台」。
琵琶湖の観光客を温かく迎えてくれるこの場所を、訪問先としてお勧めしたい。
改稿・編集 HT
詳しくは以下のリンクを参照してください。
つづら尾崎展望台TOP http://www.koti.jp/parkway/tenbo-dai.htm
長浜土木事務所木之本支所管内(旧伊香郡地域)の通行規制状況https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/machizukuri/303966.html
【このカテゴリーの最新記事】