半日で巡る小浜島のフォトジェニックスポットです。
八重山観光フェリーを利用し、石垣島から小浜島（こはまじま）へ。
30分ほどの船旅で、小浜島の玄関口に到着する。
島に到着したら、観光のための移動にはレンタル自転車が必須だ。
選んだレンタルサイクル店は、「小浜島のレンタル屋さん『結』」。
値段が少し割高でも、体への負担が軽減される電動自転車を使いたい。
「わーりたぽーり（いらっしゃい）」と、島への観光を歓迎する言葉とともに、可愛らしい手描きの地図が手渡される。
店員が、島一周のルートを優しく教えてくれる。
ルート上の曲がるポイントや観光スポット、カフェ、NHK『連続テレビ小説』のロケ地となった場所など、小浜島を巡るのに必要な情報を入手する。
小浜島の代表的な展望台、大岳展望台より望む海岸線の絶景。
300段近い急勾配の階段をひたすら上る。
息切れしながらたどり着いた場所では、風通しの良い全周囲360度の眺望が待っていた。
小浜島を囲む青く澄んだ海に、太陽の恵みを受けて自然が生い茂る緑豊かな島の大地。
天気が良ければ、小浜島周囲にある石垣島や西表島、竹富島などの島々も視認できる。
お隣にある、比較的緩やかな勾配で上りやすい西大岳展望台には、「ちゅらさんの碑」がある。
『ちゅらさん』は、2001年度上半期に放送されたNHK『連続テレビ小説』のドラマで、沖縄県が初めて主要な舞台となった作品だ。
続編がパート4まで制作されている。
小浜島島内で利用できるカフェは数が限られている。
移動中に見つけたら迷わず入りたい。
島の魅力を伝える雑貨にあふれた「ヤシの木」店内では、絶品のハヤシビーフやオムライスのほか、さまざまなスイーツが楽しめる。
黒糖サンデーは特におすすめだ。
使われる自家製黒糖シロップは、小浜島特産のサトウキビから作られており、その絶妙な味が人気を集めている。
島内精糖の黒糖は、甘さにほろ苦さが加わり、漂う香ばしさが食す者を至高の世界へといざなう。
黒糖サンデーのほかにも、黒糖オーレや黒糖ミルクかき氷などがあり、自分好みの黒糖スイーツを選べる。
おしゃれな店内と満足度の高い軽食が、ヤシの木のように観光客を癒し続けている。
島の西端、細長く突き出た地形に位置するフォトジェニックスポット、細崎海岸（くばざきかいがん）。
『ちゅらさん』のロケ地で、天気に恵まれれば隣の西表島が、運が良ければマンタが見られる場所として有名だ。
海の透明度は抜群。
お気に入りのサンダルで、リズムよく押し引きする海岸線の中に足を踏み入れ、童心に帰ってたわむれる。
心地よい海風を受けながら、自然が生み出す偉大な芸術作品と一体化する。
近くの芝生がきれいな海人公園（うみんちゅこうえん）には、展望台がある。
その名は「マンタ展望台」。
巨大なマンタの屋根が印象的なこの展望台で、エメラルドグリーンの海を眺めながら、ゆっくり過ごす時間も悪くない。
改稿・編集 HT
詳しくは以下のリンクを参照してください。
小浜島｜竹富町ホームページ https://www.town.taketomi.lg.jp/sp/about/kohama/
小浜島のレンタル屋さん「結」 https://www.kohama-yui.com
COFFEE HOUSE ヤシの木（沖縄、小浜島） https://yashinoki.jp/yasinoki.htm
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