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2020年09月03日

【ネタバレあり】映画「コリーニ事件」あらすじ紹介ードイツ司法の闇を明らかにする法廷サスペンス!ー

はい!こんにちはろしです!
今回も映画紹介していくよーーー
今回紹介するのは「コリーニ事件」です。この映画ドイツ映画なのです。普段全然ドイツの映画を観る機会がなかったんですがたまたま劇場でやっていたので観てきました!
カッチリ作られたドイツの法廷サスペンスですよ!皆さんも好物でしょ?
今回はあらすじメインでいきたいとおもいます!
それではいきましょ^−^
※ネタバレあり まだ観てない方はご注意を

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(C)2019 Constantin Film Produktion GmbH



はじまり

舞台はドイツ。新米弁護士のカスパー・ライネンは自身にとって初めてとなる弁護に挑もうとしていた。弁護するのはドイツで暮らすイタリア人のファブリツィオ・コリーニ。コリーニはドイツ経済界の重鎮・ハンス・マイヤーを殺害した罪に問われているのだった。カスパーにとって被害者のマイヤーは自分の親同然の命の恩人ともいえる人だった。そんな彼を殺した人物を弁護するという複雑な状況に悩むカスパー。さらに相手方の弁護士は彼の学生時代の恩師でもある最強の弁護士、マッティンガー教授。どう見ても形勢不利の中、新人弁護士カスパーの孤独な闘いが始まる。。。
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コリーニという男

カスパーは自分が初めて弁護する相手、コリーニと面会する。しかしコリーニは断固として口を開こうとしない。途方に暮れたカスパーは一人彼のことを調べ始める。調べを進めていく中で、彼は被害者であるマイヤーのことを思い出していた。マイヤーは彼にとって父同然の存在彼の殺害に使われた銃が現在流通しておらず、非常に珍しいものだと知ったカスパーは、その銃がかつてマイヤーの部屋で見たものと同じであったことに気づく。カスパーはコリーニだけでなく、マイヤーの過去も調べることに。すると2人は戦時中イタリアで出会っているという衝撃の事実を知る。カスパーはイタリアへ行き、さらなる調査を進めることを決意する。そこで2人の接点が明らかになっていく。
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コリーニの過去

カスパーはイタリアでコリーニ家の墓を発見。彼の父らしき人物の名前が彫られていた。調べを進めていくと、コリーニの過去を知る人物クラウディオ・ルケージという人物にたどり着く。彼からコリーニの過去を聞き、事件の真相を知ったカスパーは、このことを法廷で証言してもらうことに。場面は法廷へと移り、ルケージはコリーニの過去を語り始める。
話は1944年にさかのぼる。パルチザンのテロ行為でドイツの兵士が2人殺された。これに復讐するためその10倍の数のイタリアの市民が殺されるという事件があった。殺された市民の中には、他でもないコリーニの父親も含まれていたコリーニは目の前で父親がナチスによって銃殺されるところを目にしていたのだ。そして当時のナチスの将校こそが、事件の被害者ハンス・マイヤーだったのだ。マイヤーは幼いコリーニを羽交い絞めにし、父が殺されるところを無理やり見せるという仕打ちを与えた。虫の息になった父にとどめを指したのは、マイヤーの殺害に使われた銃、ワルサーP38であった。。。




ドイツ司法の闇が明らかに

コリーニの犯罪の動機が分かった法廷は異様な空気に包まれた。もちろん彼のした行為は許されるものではない。しかし彼の過去を知った法廷全体は彼を後押しするムードに。まずいと感じたのは相手方の弁護士マッティンガー。彼はコリーニに殺人ではなく別の方法で闘うべきではないのかと問う。マイヤーを訴え、合法的に処罰を与えるのが筋だという。そして畳みかけるようにコリーニは姉と2人でマイヤーを告発したが、不起訴に終わった過去を明かす。つまり法的に何の問題もない人物を殺害したのだと主張するマッティンガー。まさかの過去を知ったカスパーは何も言い返せず万事休す。途方に暮れていたカスパーだったが、彼を支える仲間たちとマイヤーの不起訴について調べることに。すると驚きの過去が明らかになる。
後日、法廷にて。カスパーはマッティンガーに対し、証人として証言席に座るよう言う。マイヤーの不起訴にはマッティンガーも関わっていたのだという。カスパーはマッティンガーに対し質問していく。マッティンガーが弁護士となったばかりのころ、ある法律ができた。草案を作った人物の名からとった通称ドレーアー法は、「謀殺ほう助は謀殺(意図的殺人)ではなく故殺(意図的ではない殺人)にあたる」というもの。この起草にマッティンガーも関わっていたのだとカスパーは話す。
そしてマイヤーはこの法律にのっとり、当時の虐殺は謀殺ほう助、つまり故殺として扱われ、時効が成立、不起訴となったのだった。
故殺の時効は15年。マイヤーが告発された時点ですでに時効が成立しているという不条理を明らかにし、カスパーはマッティンガーに詰め寄る。この不起訴は正しかったのかどうか答えるよう質問されたマッティンガーは、「違う」と一言
全てが決まった瞬間だった。判決は翌日になると裁判長は言いその日は閉廷。
不起訴となった悔しさから解放されたコリーニは涙を流しカスパーと握手をし別れる。
そして翌日。判決を言い渡すタイミングだったが、なかなかコリーニが現れない。そこへ裁判長が現れ、コリーニが昨晩自殺したことを告げる。裁判は被告人不在でそのまま中止という形で終了してしまう
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裁判の後

コリーニを埋葬するためイタリアへ向かったカスパーと仲間たち。葬儀が終了し一息ついていたカスパーの足元へサッカーボールが転がってくる。ボールを転がすと若き日のコリーニが現れます。その後ろからはコリーニの父の姿。親子は手をつなぎながら歩いていく。カスパーがその様子を見ながら物語は幕を閉じる。



とまあ長くなりましたが以上があらすじでした!うん、やっぱ実際に観た方が早い(何をいまさら)。エンドロールでは、ドイツ司法の闇によって、罪から逃れた多くの戦争犯罪者がいることが紹介されます。
そらコリーニさんもキレますわ・・・
この映画の原作がきっかけでそうした司法の闇を明らかにしていく動きが出始めたそうです!すごい!

さて今回は映画「コリーニ事件」を紹介しました!
ほとんどノーマークだったので思わぬ名作に出会えてラッキーでした^^^
みなさんもぜひみてみてね!
それではさよならーーー

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感想(0件)


posted by ろし at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 新作映画
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