╋ 鬼武彦 ╋ 霊界物語スーパーメールマガジン
鬼武彦(おにたけひこ)は、大江山(たいこうざん)に
鎮まる神で、三五教を守るために活躍します。
旭や高倉、月日(つきひ)という名の白狐(びゃっこ)
の眷属を使い、姿を変えたり、幻覚を見せたりして、
邪神を懲らしめ、正神を助ける働きをしています。
『水戸黄門』に出てくる風車の弥七のように、
影から守る忍者のような存在です。
別名を大江神(おおえのかみ)と言います。
鬼武彦が霊界物語で最初に登場するのは、
第4巻の常世会議のときです。
鬼武彦はモスコー(モスクワ)代表の
森鷹彦(もりたかひこ)に変身して、
主催者の常世彦を糾弾する演説を行います。
この会議は世界各地の代表者が常世の国
(米国に相応)に集まって開かれた、
世界統一・世界平和のための会議です。
しかし裏では、常世彦を盟主にして世界を
統一しようという邪神の陰謀が仕組まれた会議だったのです。
その会議を破壊するために、鬼武彦は乗り込んだのです。
それ以外の、霊主体従篇での鬼武彦の主な活躍を書き出してみます。
●邪神の塩長彦の宮殿の床下から、竹を生やして竹やぶにしてしまう。〔第5巻第2章「松竹梅」〕
●メソポタミヤの顕恩郷(けんおんきょう)で、頭に二本の角が生えた神として現れ、棒岩の上で石像と化す。〔第5巻第8章「顕恩郷」〕
●中米の間(はざま)の国(パナマに相応)の酋長・春山彦の館で、悪神の鷹取別(たかとりわけ)の部下・竹山彦として現れて、松竹梅(まつたけうめ)の三人の宣伝使を救う。〔第9巻第30章「救の神」〕
●黄泉比良坂(よもつひらさか)の戦いのとき、常世の国のロッキー山で、ウラル教の部将・大雷(おおいかずち)に変化(へんげ)して現れ、偽の伊邪那美大神(その正体は邪神の大国姫)に改心を迫る。〔第10巻第22章「狐々怪々」〕
鬼武彦は如意宝珠篇(13〜24巻)でも大活躍をしますが、
それ以降ではほとんど登場しません。
「霊界物語スーパーメールマガジンから引用」
タグ:鬼武彦
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