2019年01月07日
注意!msnニュースで「システム警告」など
MSNニュースで一覧の記事にアクセスしようとしたときに、不正なページが表示されることがある
IE(インターネットエクスプローラー)で、msnニュースを使っているとき、今までは、ごくまれに不正なページが表示され、または誘導されようとされることがありました。
ところが、2019年になりまだ5日しか経過していないのに、1日・5日と2度もトラブルが発生しました。
単に記事一覧から、リンク先の記事を表示しようとしただけなのに。
パターンは、2つとも別なものですが、トラブルの頻度があまりにも高すぎます。
たまたまかもしれないのですが、最近Windows 10のDefender Antivirusの定義更新の頻度が異常に高くなっており、例えばこの1月1日から5日までの間に4回も更新がなされています。
これから察すると、不正なページに皆さんが遭遇する機会も多くなっているのではないかと思います。
そこで、今回の2例と対処法をご案内したいと思います。
msnニュースで、原宿での暴走事件の記事(どこかの新聞社の記事、おそらく朝日だったと思いますが)にアクセスしようと、記事詳細のリストをクリックしたときの事例です。(2019年1月1日)
いきなり「システム警告」の画面が現れ、閉じようとすると更に「Webページからのメッセージ」の画面が現れました。
IEを、閉じようとしても閉じられません。
「ファイルは0秒で削除されます」と表示しながら、「ファイルが削除されないように、指示に従ってすぐに修正してください。」と表示しています。『0秒で削除なら、今更遅いんじゃない?』など、突っ込みたいところはいっぱいあるのですが・・・
そして、Webページは、次の画面が表示され、ブラウザの操作ができなくなっていました。
※先の画面を閉じないと、操作ができないようにしてあるのだと思います。
※この画像も、不正なプログラムによる画像です。
「今すぐスキャン」のボタンをクリックしたら、あなたのシステムは、何らかの非常に悪質なトラブルに見舞われることと思います。
原因は、おそらくニュース記事のリストのリンク先が不正に書き換えられていたのではないでしょうか?
本来なら、ブラウザのセキュリティ機能やWindows 10のDefender、そして別に契約しているセキュリティソフトにより、不正なリンク先への移動がブロックされるべきものです。
しかし、これはイタチゴッコで、どんなに優秀なセキュリティソフトでも不正なリンク先へのブロックは、漏れてしまうものなので、致し方ありません。
この部分は、自衛するしかないかと思っています。
そこで、『警告が表示され、何かの操作を要求された!』
こんな時は、まずは、落ち着いてください。
あなたが何か指示に従ったりしなければ、少なくとも今以上に悪いことが起きるわけではありません。
今起きている悪いことは、ブラウザが一時的に乗っ取られたような状態だけなので、ブラウザを閉じてしまえば、それまでなのです。
たとえ、万一システムのファイルが破損したりしていても、それはWindows 10のトラブルシューティングを使ったり、バックアップファイルを使って修復したりすればよい話です。
もし、表示されているそのページが本物かもしれないと気になったのであれば、キーボードの「Print Screen (PrtScn)」ボタンを使うなど画像を保存して、いったんブラウザを終了させましょう。
決して、ブラウザに表示されている怪しいお助けボタンなど押してはなりません。
まずは、ブラウザ(IE) の右上のバツ印の閉じるボタンをクリックしてみましょう。
それで閉じればよいのですが、多くはブラウザの操作をできないようにしていると思います。
こんな時には、『タスクマネージャー』を使って、ブラウザを強制終了させましょう。
プロセスページでIE(Internet Explorer) を選択し、右ボタンをクリックするとメニューが現れるので、その中から『タスクの終了』を左ボタンでクリックします。これで、IEを強制終了させることができます。
<注>閉じるのは、「Internet Explorer」で、この画像ではたまたますぐ下にある「エクスプローラー」を閉じてはなりません。
「エクスプローラー」を閉じてしまうと、Windowsを再起動させなければならなくなります。でも、ほかのアプリを使っていなければ、Windows事態を強制終了させてもかまいませんが・・・
なお、トラブル発生後に『タスクマネージャー』を起動させた場合は、時に「Internet Explorer」がなかなかリストに現れない場合があります。
そんな時は、ひと呼吸して、現れるまで待ちましょう。少ししたら現れるはずです。
急がなくとも、あなたが不正なページでボタンを押すなどの操作をしない限り、不正なページは、Windowsのセキュリティ・システムによって勝手な行動を防がれているのです。
あなたが不正なページで操作しなければ大丈夫です。
なお、この事例では、この段階までは、ブラウザに不正なページを表示させる悪さをしただけで、システムに悪さをしようと動き出す前の出来事です。
だから、Windows Defenderとは別に契約しているセキュリティソフトが、不正なページへ移動することを防げなかったものの、不正操作をブロックする前の出来事なので、つまりなにもトラブルは発生しなかったものとして、このセキュリティソフトの対策ログには今回のことは何も記載されていませんでした。
msnニュースで、インドでの宗教トラブルの朝日新聞の記事にアクセスしようと、記事詳細のリストで「新しいウィンドウで開く」をクリックしたときの事例です。(2019年1月5日)
新しいウィンドウは無事に開いたのですが、元のmsnニュースのページが、いきなり次の画面に変わりました。
※同じページを再度同じように開いても、再現はできませんでした。
さて、この画面は本物のお知らせなのでしょうか?
それとも、不正なプログラムが装っているのでしょうか?
一応、私が現在利用しているセキュリティソフトの会社からの案内ですが、シェアもかなり高いので、たまたま同じ名前を利用しているのかもしれません。
たぶん本物なのだろうけど、念のため、「この画面を閉じる」ボタンなどの操作をせず、ブラウザを終了させました。ブラウザの右上のバツ印が使えたので、本物の可能性が高いようです。
念のため、セキュリティソフトのログを見ると、このページをブロックしたと表示されていたので、確かに本物でした。
記事を新しいウィンドウを開く操作をしたので、本来は元のmsnニュースのページはそのままになるはずですが、別なページに移動させようとしたようです。ちなみに、その不正なページのURLは、画像に表示の1行目のものです。
ここ最近特に、ソフトウェアだけでなく、ハードウェアでも、情報を盗み出したり、そのほかの不正を行ったりしている人(個人・団体)は増えています。
特に不正に国家がかかわっている場合、セキュリティソフトの解析・対策は、かなり進んでいるはずです。
となると、スタンドアローンのセキュリティソフトでは、もはや対応できません。
最低限、未知の不正プログラムに対するAI的パターン対策、クラウド連携による頻繁なデータ更新などの仕組み、これらを持つセキュリティソフトでなければ、安心はできません。
そのためか、ここ最近、Windows 10のDefender Antivirusの定義の更新は、頻繁です。毎日のように更新されています。
もちろん私がDefenderとは別に契約のセキュリティソフトも頻繁にデータが更新されています。
各種のホームページを見るため、つまりブラウジングするとき、私の場合は別のセキュリティソフトを併せて利用しているので、Defenderに優先してこのセキュリティソフトがブロックしてくれています。
もしこのセキュリティソフトを使っていなかった場合は、Defenderがブロックしてくれていたのでしょうか?
私はデフォルトのブラウザをIEにしていますが、
IEは、一般的なブラウザでは唯一古いシステムで、一番の攻撃対象になっているので、優秀なセキュリティソフトを併せて使っていなければ利用しないほうが良いと思います。
とすると、マイクロソフトのEdge、MozillaのFirefox 、それともGoogle Chromeの中からあなたに合ったものをお使いになればよいと思います。
結論としては、ブラウジングする場合、現状ではWindowsのDefenderだけでなく、もう一つ別の優秀なセキュリティソフトを併せて利用するのが、望ましいと思います。
最後までご覧くださり、ありがとうございます。
IE(インターネットエクスプローラー)で、msnニュースを使っているとき、今までは、ごくまれに不正なページが表示され、または誘導されようとされることがありました。
ところが、2019年になりまだ5日しか経過していないのに、1日・5日と2度もトラブルが発生しました。
単に記事一覧から、リンク先の記事を表示しようとしただけなのに。
パターンは、2つとも別なものですが、トラブルの頻度があまりにも高すぎます。
たまたまかもしれないのですが、最近Windows 10のDefender Antivirusの定義更新の頻度が異常に高くなっており、例えばこの1月1日から5日までの間に4回も更新がなされています。
これから察すると、不正なページに皆さんが遭遇する機会も多くなっているのではないかと思います。
そこで、今回の2例と対処法をご案内したいと思います。
1例目:システム警告
msnニュースで、原宿での暴走事件の記事(どこかの新聞社の記事、おそらく朝日だったと思いますが)にアクセスしようと、記事詳細のリストをクリックしたときの事例です。(2019年1月1日)
いきなり「システム警告」の画面が現れ、閉じようとすると更に「Webページからのメッセージ」の画面が現れました。
IEを、閉じようとしても閉じられません。
「ファイルは0秒で削除されます」と表示しながら、「ファイルが削除されないように、指示に従ってすぐに修正してください。」と表示しています。『0秒で削除なら、今更遅いんじゃない?』など、突っ込みたいところはいっぱいあるのですが・・・
そして、Webページは、次の画面が表示され、ブラウザの操作ができなくなっていました。
※先の画面を閉じないと、操作ができないようにしてあるのだと思います。
※この画像も、不正なプログラムによる画像です。
「今すぐスキャン」のボタンをクリックしたら、あなたのシステムは、何らかの非常に悪質なトラブルに見舞われることと思います。
原因は、おそらくニュース記事のリストのリンク先が不正に書き換えられていたのではないでしょうか?
本来なら、ブラウザのセキュリティ機能やWindows 10のDefender、そして別に契約しているセキュリティソフトにより、不正なリンク先への移動がブロックされるべきものです。
しかし、これはイタチゴッコで、どんなに優秀なセキュリティソフトでも不正なリンク先へのブロックは、漏れてしまうものなので、致し方ありません。
この部分は、自衛するしかないかと思っています。
そこで、『警告が表示され、何かの操作を要求された!』
こんな時は、まずは、落ち着いてください。
あなたが何か指示に従ったりしなければ、少なくとも今以上に悪いことが起きるわけではありません。
今起きている悪いことは、ブラウザが一時的に乗っ取られたような状態だけなので、ブラウザを閉じてしまえば、それまでなのです。
たとえ、万一システムのファイルが破損したりしていても、それはWindows 10のトラブルシューティングを使ったり、バックアップファイルを使って修復したりすればよい話です。
もし、表示されているそのページが本物かもしれないと気になったのであれば、キーボードの「Print Screen (PrtScn)」ボタンを使うなど画像を保存して、いったんブラウザを終了させましょう。
決して、ブラウザに表示されている怪しいお助けボタンなど押してはなりません。
まずは、ブラウザ(IE) の右上のバツ印の閉じるボタンをクリックしてみましょう。
それで閉じればよいのですが、多くはブラウザの操作をできないようにしていると思います。
こんな時には、『タスクマネージャー』を使って、ブラウザを強制終了させましょう。
プロセスページでIE(Internet Explorer) を選択し、右ボタンをクリックするとメニューが現れるので、その中から『タスクの終了』を左ボタンでクリックします。これで、IEを強制終了させることができます。
<注>閉じるのは、「Internet Explorer」で、この画像ではたまたますぐ下にある「エクスプローラー」を閉じてはなりません。
「エクスプローラー」を閉じてしまうと、Windowsを再起動させなければならなくなります。でも、ほかのアプリを使っていなければ、Windows事態を強制終了させてもかまいませんが・・・
なお、トラブル発生後に『タスクマネージャー』を起動させた場合は、時に「Internet Explorer」がなかなかリストに現れない場合があります。
そんな時は、ひと呼吸して、現れるまで待ちましょう。少ししたら現れるはずです。
急がなくとも、あなたが不正なページでボタンを押すなどの操作をしない限り、不正なページは、Windowsのセキュリティ・システムによって勝手な行動を防がれているのです。
あなたが不正なページで操作しなければ大丈夫です。
<参考>『タスクマネージャー』の開き方
どちらか、お好きなほうを一つ使ってください。この操作は、パソコンを使い続けるのなら、この機会に少なくとも一方をしっかりと覚えてください。とても重要です。
・タスクバーでマウスの右ボタンをクリックし、『タスクマネージャー』を選択する。
・Ctrl + Alt + Delキーで(3つのキーを指で同時に押す)表示される青い画面のリストから、『タスクマネージャー』を選択する。
※メモリに余裕があれば、いつも『タスクマネージャー』を開いてアイコン化しておくと、Windowsの動きが著しく悪くなった場合の情報収集や、暴走または停止したアプリを終了できるなど、何かと便利です。
どちらか、お好きなほうを一つ使ってください。この操作は、パソコンを使い続けるのなら、この機会に少なくとも一方をしっかりと覚えてください。とても重要です。
・タスクバーでマウスの右ボタンをクリックし、『タスクマネージャー』を選択する。
・Ctrl + Alt + Delキーで(3つのキーを指で同時に押す)表示される青い画面のリストから、『タスクマネージャー』を選択する。
※メモリに余裕があれば、いつも『タスクマネージャー』を開いてアイコン化しておくと、Windowsの動きが著しく悪くなった場合の情報収集や、暴走または停止したアプリを終了できるなど、何かと便利です。
なお、この事例では、この段階までは、ブラウザに不正なページを表示させる悪さをしただけで、システムに悪さをしようと動き出す前の出来事です。
だから、Windows Defenderとは別に契約しているセキュリティソフトが、不正なページへ移動することを防げなかったものの、不正操作をブロックする前の出来事なので、つまりなにもトラブルは発生しなかったものとして、このセキュリティソフトの対策ログには今回のことは何も記載されていませんでした。
2例目:セキュリティ対策ツールからのお知らせ
msnニュースで、インドでの宗教トラブルの朝日新聞の記事にアクセスしようと、記事詳細のリストで「新しいウィンドウで開く」をクリックしたときの事例です。(2019年1月5日)
新しいウィンドウは無事に開いたのですが、元のmsnニュースのページが、いきなり次の画面に変わりました。
※同じページを再度同じように開いても、再現はできませんでした。
さて、この画面は本物のお知らせなのでしょうか?
それとも、不正なプログラムが装っているのでしょうか?
一応、私が現在利用しているセキュリティソフトの会社からの案内ですが、シェアもかなり高いので、たまたま同じ名前を利用しているのかもしれません。
たぶん本物なのだろうけど、念のため、「この画面を閉じる」ボタンなどの操作をせず、ブラウザを終了させました。ブラウザの右上のバツ印が使えたので、本物の可能性が高いようです。
念のため、セキュリティソフトのログを見ると、このページをブロックしたと表示されていたので、確かに本物でした。
記事を新しいウィンドウを開く操作をしたので、本来は元のmsnニュースのページはそのままになるはずですが、別なページに移動させようとしたようです。ちなみに、その不正なページのURLは、画像に表示の1行目のものです。
ブラウジングのためのセキュリティソフトは、Windows 10のDefenderで十分なのだろうか
ここ最近特に、ソフトウェアだけでなく、ハードウェアでも、情報を盗み出したり、そのほかの不正を行ったりしている人(個人・団体)は増えています。
特に不正に国家がかかわっている場合、セキュリティソフトの解析・対策は、かなり進んでいるはずです。
となると、スタンドアローンのセキュリティソフトでは、もはや対応できません。
最低限、未知の不正プログラムに対するAI的パターン対策、クラウド連携による頻繁なデータ更新などの仕組み、これらを持つセキュリティソフトでなければ、安心はできません。
そのためか、ここ最近、Windows 10のDefender Antivirusの定義の更新は、頻繁です。毎日のように更新されています。
もちろん私がDefenderとは別に契約のセキュリティソフトも頻繁にデータが更新されています。
各種のホームページを見るため、つまりブラウジングするとき、私の場合は別のセキュリティソフトを併せて利用しているので、Defenderに優先してこのセキュリティソフトがブロックしてくれています。
もしこのセキュリティソフトを使っていなかった場合は、Defenderがブロックしてくれていたのでしょうか?
私はデフォルトのブラウザをIEにしていますが、
IEは、一般的なブラウザでは唯一古いシステムで、一番の攻撃対象になっているので、優秀なセキュリティソフトを併せて使っていなければ利用しないほうが良いと思います。
とすると、マイクロソフトのEdge、MozillaのFirefox 、それともGoogle Chromeの中からあなたに合ったものをお使いになればよいと思います。
結論としては、ブラウジングする場合、現状ではWindowsのDefenderだけでなく、もう一つ別の優秀なセキュリティソフトを併せて利用するのが、望ましいと思います。
最後までご覧くださり、ありがとうございます。
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