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2018年11月20日

MOTHER2 ゲーム情報。


こんばんは、憂です。('-'*)
今回はMOTHER2攻略にあたって、ゲーム情報を少しまとめてみます。


気にはなるけど、自分に合っているか分からない…


という方は、ゲーム情報や進行に欠かせない中枢のシステムを確認してみてくださいね♪
今回は基本情報や音楽、状態異常についてご紹介していきます。(自分なりに)
参考になれば幸いです!





<MOTHER2とは?>


コンピュータRPG「MOTHER」の第二作目。
発売されたのは初代MOTHERから約5年が経った、1994年です。
SFC用のソフトとして販売されました。


2003年には、初代MOTHERとセットで移植されたゲームボーイアドバンス用のソフトが発売されています。
それ以降はリメイクされることなく、現在に至っています。
そのため、実機でプレイできる人は少なくなっているでしょう。


レトロゲームを専門に扱っているお店、あるいはインターネットでお買い求めできます。
ちなみに私は聖地秋葉原で買いました(*゚ー゚*)



ハードもソフトもないし、買い揃えると値が張る…置く場所がない…という方にはVCをオススメします!
現在はWii U3DSでVC版が購入できるみたいです。



ちなみにVCはリメイクと違い、実機で可能だった裏技やバグまで再現することができるようです。
私はVC未経験なのですが…ほぼ実機当時の状態で遊べるみたいですね!すごい!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ


当時を味わうのであれば、もちろん実機でプレイすることをオススメしますが…すぐに遊びたいという方にはひとまずVCを提案します。


やりたいときにやる!それが最も楽しいゲームプレイですから!




MOTHER2は、生まれながらにPSI能力を持つ少年ネスを主人公に繰り広げられる物語です。
相手は宇宙を支配しようと企むギーグ


前作からプレイしていれば、ギーグの存在は掴みやすいでしょう。
今回はゲーム内にギーグの情報がほとんどないので、因果関係が難しいような気がします。




はっきりと告げられた使命を果たすため、様々な場所を巡り異変を解決していくことになりますが、目に見えて混乱状態という場面は少ないです。
水面下で侵略が進められているような…。


現実にも横行していそうな状態、微妙なラインを攻めています。
実際にありうる問題というのも、遠くない世界観を感じさせる要因かもしれません。



また、今回は国や大陸という規模で世界を巡ります。
MOTHERではフィールドと街中が同一の画面で繋がっているので、別の街へ行くという行動も自然な動きとして見ることができます。
街の出入りで途切れないのが特徴的。




今回練りこまれたファンタジー要素としては、人間の深層心理でしょうか。
前作では魔法の国が出現しましたが、今作でも似たような世界が現れます。
それは心の中の世界です。



人の心を表す場所って、それだけで緊張感があります。
目に見えて存在するものではないし、自分のものでさえ全てを把握することができません。


現実には理性とか一般的な考えとか、心を邪魔するものが多すぎます。


それを取り払って心の中を覗くというのは、禁忌のようで冒険でもある行為…
ネスを通して、気付かされることがあるかもしれません。





ゲームの進行としては、8つの場所を巡ることが当面の目的です。
つまり、「世界を旅する」ことが攻略のポイントとなってきます。



「おまえだけのばしょ」というネーミングがなんとも、特別感あってワクワクしませんか?
選ばれし者を思わせるフレーズ、好きですね…ъ(*゚ー^)>


地球とネスの繋がりがはっきりと分かる展開、MOTHERが地球を描くことに少し理解が追いついてきます。



ネスが特別な存在のように見えて、誰もがそんな特別性を持っているのかもしれないと思わせてくれるような…そんな気もします。
この星の命という見方をすれば、プレイヤーもまたそのひとつです。



現実のパワースポットに訪れることで、私達も邪悪な心と戦うことができるのかもしれません…なんて。



不思議な魅力のあるMOTHER2、物語を進めていくカギは「」と「」ですよ!







<世界観について>


舞台は現代
雰囲気は穏やかで、日常を感じさせるでしょう。


ファンタジーな部分もありつつ、身近な感覚にもなれるのが魅力のひとつ。
初代から言えることですが、フィールド展開や移動方法、人との会話、表現、グッズの名称など、プレイヤーに馴染みのあるものが多いです。



殺しを連想させないのも、いい意味で日常を壊さない表現だと思います。
各地で起こる問題も、どこか人間の闇を垣間見るようでした…。


火のないところに煙は立たないというように、邪悪な心がなければそもそも問題に発展することもなかったはずです。
異変の根本は、人間の闇があります。
綺麗事だけじゃないところも、私は結構好きですね。




パワースポットとネスの繋がりも、大きな特徴です。
ただ力を合わせるというだけでなく、ネスの存在そのものに語りかけてくるような何かがあります。


ネスの誕生に、大きな意味があるのかもしれません。



地球がネスとリンクしているような、そんな演出もあります。
選ばれし者というよりもっと深い、直接的なつながりを感じられるでしょう。


常に旅を見守り、励ましてくれるのは、地球そのものかも…?





地球から力を受け、心の闇を砕くこと。
それがギーグを倒すための条件であり、冒険の目的です。




それぞれのつながりにどんな解釈を見つけるかは、プレイヤーの皆さん自身に委ねられています。



ちなみに8つのメロディーを集めるのは前作と同様の基盤ですが、今作ではその存在が少し不思議に思えました。
つなぎ合わせたメロディーには、一体どんな意味が込められていたのでしょう。


ネスに力を与えてくれる音楽ですが、聴こえる回数はそう多くありません。



その正体…気になる。
ネスの出生に関して近しい音楽だったのか…
深層心理に埋め込まれていた音楽なのか…



ネス自身に関わるメロディーなのかもしれません。
そのあたりも、考え出したら止まらないですね!



少年少女の冒険にはワクワク感が、ネス自身を探っていく展開には気付かされることが、きっとあるでしょう。
大人になってからのプレイでは、きっと感じるものがあるはずです。


子供の時には分からなかったこと、気付けなかったことも、時が経てば違って見えてきます。
当たり前のような今という時間に、何があるのか。



淡々とプレイしているだけではもったいない、繊細な世界だと思います。
頭ではなく、心で感じる世界。かな…?



プレイヤーまで参加者として扱ってくれるMOTHER2は、私にとって初めての体験をくれました。
多くのゲームが溢れる現在でも、初めての感動を味わえる、そんなゲームです。





<音楽について>


前作に引き続き、MOTHER2もまた音楽を大きく取り扱っていました。
音を集めることが目的のひとつであり、それを求めて旅をします。



1つに繋がった音楽は、MOTHER2を代表するものと言えるでしょう。
冒険の軌跡であり、少年少女の思い出として刻まれていくメロディーです。
ネス自身に大きく影響を与えるものであり、前作とは微妙に意味合いが異なっていると考えられます。



今作で作り上げるメロディーは「SMILES and TEARS」というタイトルで、直訳すると「笑顔と涙」です。


大きく捉えるなら、人生に必ずあるもの。感情と表現、かな?
いいこともあれば、悪いこともあるのが人生のバランスで、笑顔と涙は誰にでもあるものです。



そして、それを表現するということにも、大きな意味があります。
誰かと笑顔を共有すること。涙を共有すること。

それを許せる相手がいるということ。
それは、生きていく上で何よりも大切なことではないでしょうか。



ありのままの気持ちで触れ合える子供たちに、私達が教えられることなのかもしれません。
地球から授けられたメロディーが、ネスの人生を遡らせるのも感慨深いですね。


自分にとって大切な誰かを思い出させてくれる音楽です。




世界各地のパワースポットを巡ることであつまるメロディーには、この旅の全てが詰まっているでしょう。
ネスにとって特別な音楽というだけでなく、4人全員の心に残る思い出だろうと思います。

MOTHER2をプレイした人の中にも思い出としてきっと残るはず。



完成した音楽を聴く機会はあまりありませんが、ひとつひとつが力となるシーンには胸が高鳴ります。




ちなみに「SMILE and TEARS」には、公式に歌詞が付けられています。
取扱説明書に歌詞が載せられているらしいのですが…私はソフト裸売りで購入したため確認できず…。


さらに攻略本には楽譜までつけられているとのこと!



「SMILE and TEARS」歌付きのものは、公式サウンドトラックに収録されています。
やくしまるえつこさんが、歌を担当していますよ。
日本語での歌詞なので、頭に入りやすく歌いやすいですね♪ヾ(@~▽~@)ノ




さらに、MOTHER2のエイトメロディーズとして、アレンジされた楽曲も存在しています。
「ここにいるよ~Eight Melodies~」というタイトルがつけられ、母親の心が歌われた一曲です。


本編では触れられなかったママの気持ちや、ネスと地球のつながりにアプローチした歌詞であり、MOTHER2らしさを感じることができます。



同じメロディーにも全く違う色を合わせられる、解釈と表現の自由さがまた面白いですね。



また、MOTHER2の音楽には前作の音楽をベースにしたものも多く使われています。
シリーズものをプレイする身として、前作の存在を匂わせるものは大好物です!
懐かしいというのか、嬉しくなりますよね!(*゚v゚*)



全体的な印象としては、穏やかで爽やかな音楽です。
前作ではそれぞれ活発で個性的な音楽だったように思いますが、今作では柔らかく統一されているように感じました。
馴染みの良い音楽が多いのかな。






<状態異常について>


MOTHER2の戦闘では、状態異常に悩まされることが多いです。
子供が家を離れて冒険しているという状況を改めて感じさせられるものもあり、これもひとつの特徴と言えるでしょう。


状態異常が起こる原因別に、種類と症状をご紹介します。
ゲームの感触をお伝えできれば何より…!




【敵からの攻撃による状態異常】

・風邪…毎ターン、一定ダメージ(小)を受ける
・眠り…起きるまで行動できない
・毒 …毎ターン、一定ダメージ(中)を受ける
・涙 …命中率が下がる
・変 …混乱
・しびれ…PSI以外の行動ができない
・ダイヤ…戦闘不能
・取り憑き…ターンごとに、攻撃や戦闘の邪魔をする幽霊に憑かれる
・キノコ…混乱、フィールド移動の方向が定まらない



【フィールドの特殊効果による状態異常】

・日射病…毎ターン、一定ダメージ(小)を受ける



【時間経過によって発症する状態異常】

・ホームシック…戦闘中に行動できないことがある



書き起こしてみて改めてびっくり、10以上の状態異常があります。
中でも厄介に感じたのは、変、取り憑き、キノコ…そしてホームシックでした。



混乱状態はRPGによくあることですが、仲間を攻撃したり相手を回復してしまう状態です。
MOTHER2の場合、その攻撃が致命傷になるレベルで強いから本当に厄介!


強力なPSIを選択していたターンに混乱させられた時はもう…絶望だなと…思いますね…。
ただし、混乱状態でもコマンドは選択できますので、ガードを選択しておけばひとまず害はなくなります。



取り憑きは害が大きいというよりも、邪魔くさく面倒です。
攻撃をしてくる分にはダメージも小さく、「虫に刺されたか?」くらいのものです。
ただ、仲間の動きを止めてしまうこともあるので、それはうっとうしいですね。


なにより、ヒーリングで解除できないというのが厄介!
病院へ赴き、ヒーラーにお払いしてもらうまで消えません…。



キノコは戦闘中の混乱だけでなく、フィールド移動が難しくなるのでとてもイライラします。
そしてこれもヒーリングでは治せない…!
戦闘と移動に害を背負いながらも街の病院までは自力で辿りつかなければならない…これは試練です。




そして特に印象的なのがホームシック
これはネス限定の状態異常で、いつの間にか発症しています。
特にステータスに表示されないので気付きにくいというのも厄介ですね…。


最初のうちは、幼い子供らしくて面白い…なんて構えていたのですが、メイン戦力のネス君が確率で動けなくなるというのは地味に痛い。
しかも、ヒーリングでは治せない!!!


ママさんに励ましてもらうことでしか、少年の心は癒えないのです…。
「戦うことが虚しくなった…」とか言われたらもう、胸が痛くなるよぉ!(;д;)


子供たちが使命を果すために、戦いを強いられている。それを痛感しますね。
保護者目線になってしまうのは、私が大人になった証拠なのかもしれません(どうでもいい)。



ダイヤは戦闘不能状態とほぼ同じですが、ヒーリングγで確実に治るのでそれほど苦にはなりません。
戦闘不能はヒーリングγでは確率回復なので、ダイヤの方が状態としては軽いでしょう。



子供たちの脆さを気にかけつつ、健やかに冒険してあげてくださいね!





<おわりに>


MOTHER2、いかがでしょうか?
華やかさの増した作品になっています。


独特な個性があり、MOTHER2でなければ体験できないものもあるでしょう。
気になった方は是非、遊んでみてくださいね!



では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ

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