2018年10月11日
MOTHER2 起動。
こんにちは、憂です。('-'*)
ご無沙汰しております。
なかなかゲームがやりたくても調子が整わず、時間が空いてしまいますね…。
好きで好きでたまらない!って気持ちは溢れんばかりなんですけども、そうはいかないのが現実といいますか。
生きていくことは難しいですね。(重い)
さて、そうは言いつつも起動させたゲームがございます!!
前回のプレイ記録をご存知の方ならお分かりの通り…
MOTHER2を、プレイしていきたいと思います!!
MOTHERと聞いて2の方を思い浮かべる人も少なくないでしょう。
知名度に関しては初代MOTHERよりも高いかもしれません。
というのは、中身云々ではなくFC自体が遠い過去のものになりつつあると感じるからです。
FCを知らない世代が増えてきたという時代の変遷を感じさせますね。
そして、それはいずれSFCの世界にも及ぶでしょう。
続編やリメイクが出ていないのもあって、いつしかMOTHERシリーズは伝説と化すのかもしれないとさえ思います。
キャラクターやタイトルだけでなく、ゲーム自体も愛され続けて欲しい。
そのためにできること…それは自らプレイし愛し、伝えていくことなのではないでしょうか!?(問題提起)
さて、前書きがしつこくなりましたが、MOTHER2の起動について記録していきます。
※当記事を読んだ後でもゲームを手に取れるよう、重要なネタバレは控えます。
<起動>
起動してみると、立ち上がりからいきなり不穏な演出が。
音から入ってきて、映像もゆっくりフェードイン。
それも、不安や恐怖心を煽るような惨状です。
起動するゲーム間違えたかな!?と思わず疑ってしまいました。(゚ロ゚;)
MOTHER2のサブタイトルは「ギーグの逆襲」であり、起動画面では英語で「GYIYG STRIKES BACK!」と書いてあります。MOTHERとは違う、もうひとつのタイトルとして今回のテーマを映し出したのかもしれません。
ところでギーグって英語表記だと回文みたいになるんですね、今文字に起こすまで気が付かなかった!(゚m゚*)
時間経過で画面は「MOTHER2」をタイトルとした画面に切り替わります。
初代もそうでしたが、MOTHERはシンプルなタイトル画面ですよね。
だからこそ、サブタイトルの画面を独立して設けたのかも?
ハラッとさせる演出がまたいいですねぇ!
ボタンを押してスタートさせると、データ選択の画面に切り替わります。
前作同様プレイキャラクターの名前を決め、好きな食べ物、カッコイイと思うものまで入力。
「カッコイイと思うもの」という追加要素に若干たじろぎましたが、ここぞというときに自分入力したものが出てきたら熱すぎる!!ということで真面目に「ゆうき」としました。
勇気って、やっぱカッコイイよね…。
ちなみに今作ではおまかせ機能があり、デフォルトを設定することもできます。
私のように、ゲームの世界観を尊重して楽しみたいという方には嬉しい配慮。
こればっかりは完全に好みですが、私は現実世界の情報をあまりゲームに取り込みたくないタイプなんですよね…分かる人いるかな…。
と言いつつ、好きな食べ物のところだけは自我を主張してるんですけどね。
傍観者でありつつ自分要素も入れておきたい、微妙なバランスがあるんです。
故に、喋らない主人公の方が好きだったりします。
別の世界の自分、あるいは自分の分身という位置づけが好きなのかなと自己分析…
まぁ、そうでなければ仲間目線にシフトするだけなんですけどね!
はじめから誰が仲間になるか分かるのも、MOTHER特有ですよね。
演劇の人物紹介みたいな、そんな雰囲気を感じます。
また、SEがかなり豊富で、名前を決めるだけでも賑やかしいです。(~▽~*)
これから物語が始まるよ〜!Foooo!みたいな感じ。
こっちまでワクワク盛り上がってきます!
入力が完了すると、いよいよゲームスタートです。
<オープニング>
開幕はとある夜のこと、ひとつの事件から始まります。
少年ネスの家は、イーグルランドのオネットという町の郊外にありました。
そのすぐそばにある丘の上に、隕石が落下したのです。
大きな衝撃に目を覚ましたネスは、隣人のポーキーに誘われるまま、現場に足を運びます。
丘を登り大きな隕石の元にたどり着くと、目の前に小さな虫が現れました。
その虫は、自らをブンブーンと名乗り、ネスに助けを求めます。
曰く、未来の世界がギーグの手によって闇に還ろうとしているらしいのです。
ブンブーンはその危機を救うべく、未来からやって来たのでした。
「少年がそこにたどり着けば、正しき者は光を見つける。時の流れは悪夢を砕き、光の道ができる」
その言い伝えを元に、ネスを見つけ出したと話します。
また、ギーグを倒すのは3人の少年と1人の少女であるということも。
未来を救うためには今手を打たねばならないと念を押され、ネスはその使命を受け入れることとなります。
しかしその後、ひょんなことでブンブーンとは別れてしまいます。
彼は最後に、世界を救うためのヒントを言い残しました。
それは、地球とネスの力をひとつにすること。
そして、そのためには各地に8ヶ所存在する「おまえだけのばしょ」を訪れ、音を吸い込む必要があるということも。
ネスは、彼の最後の頼みを引き受けるように、自分の使命を受け入れるように、冒険へと旅立ちます。
少年少女たちの純粋でひたむきな意思を感じながら、この冒険の意味を探してみてください。
<感触>
プレイを初めてすぐに感じるのは、前作からこんなにも大きく進化したのか!という驚きです。
グラフィックの細かさはもちろん、物の動きやSEも豊富で、動きのある画面となっています。
SEとしては、ゲーム独特の移動音という感じではなく、ドアを叩く音や階段を上り下りする音など、現実に近い音が使用されています。
また、イベントの際には小道具が大きく動き、注目すべき点を知らせてくれます。
電話がなるイベントであれば電話が跳ね、扉をノックするイベントがあれば扉が衝撃を表現してしなるんです!
画面が賑やかに動いて、とても楽しい!
そこはかとなくアメリカンを感じます。
アメリカのアニメにありそうな表現と言えば、分かりやすいでしょうか。
舞台がアメリカなので、そんな世界観を作っているのかもしれませんね。
SFCのソフトでここまで細やかに作りこんでいるとは、まさに驚きです。
家にはお母さんと妹が住んでいて、お父さんは外出中とのこと、電話のみの登場です。
妹の名前が前作と違うのは…違う世界線ということなのでしょうか。
前作と今作ではネスの住む町、そして周辺の町も違います。
前作の主人公はネスではなかったということなのでしょうか…
そのあたりの関係性も追い追い調べてみたい…今調べるとネタバレになるからできないんですけれども。
そして序盤から大きな存在感を主張してくるのが、ポーキーです。
こいつはどうも好きになれないと、私の直感が言っています。
自分勝手でネスを振り回すタイプ。自分の非を認めない図々しいタイプ!
まぁ、子供のうちはある程度仕方がない…と思っていたら、親もなかなかのいけ好かなさ。
どうやら金持ち家族のようで、平民を見下した価値観の持ち主。
後々に痛い目をみることにならないかなーと思いつつ、ひとまずは愛想笑いでご挨拶をしておきました。
手に取ってみた感触としては、「アメリカンな雰囲気のゲーム」です。
動きやSEが華やかで、気持ちも楽しくなってくるような感覚。
前作が絵本のような雰囲気であったことに比べると、今作はアメリカンアニメのような陽気さが特徴です。
前作でメロディーをつなぎ合わせたように、今作でも音がカギになってくるようですね。
前作との関係性やギーグの正体が気になります。
(プレイ開始日:2018.9.30)
<操作感>
操作感に関しても、非常にプレイしやすく進化しています!
FCソフトの前作ではどうしても不便に感じてしまう部分がありましたが、今作では見事なまでにフォロー!
かゆいところに手が届く、そんな言葉で言い表したいほどです。
まず、PSIの説明が備わっているということ。
前作はPSIの効果に関する情報が一切なく、本当に困りました…。
戦闘中に試してみるも、効果がある場合にしか判明しないという難儀さを持ち、ついにはgoogle先生に泣きついたという個人的な苦い思い出。
それが今回は、つよさを確認する画面でPSIの効果まで確認できるという嬉しい仕様に!
無駄打ちをなくし、うっかりネタバレ情報を見てしまうという危険まで回避!
一度で二度美味しい、一石二鳥な進化に感動しました。
また、グッズに関しても説明が備えられ、使用せずともどんな効果を得られるのかが事前に分かるようになりました!これも嬉しい!
お遊びグッズと優良グッズの区別ができずに損をしていた前作の後悔も、これにてカバーされます。ありがたや。
2つ目には、装備欄があるということ。
前作では、グッズ欄でグッズを使用すると装備ができるようになっていました。
ステータスの変化も、装備前後で確認しなければ分からず、確認を怠ることもしばしば…。
それが今作では装備欄の設置によって、装備前後の能力値変化が一画面で確認できるようになりました!
装備しようとしているグッズが、今より強いか弱いか、一目瞭然なのが嬉しい!
無駄な手間をかけません!
さらにさらに!ショップで装備品を買うときにも、ステータスの上昇下降が分かる仕様になっています!
グッズの選択画面にキャラクターのステータスウインドウも表示され、装備の可否で表示が変化、なおかつ能力値の上昇はウインドウの点滅で知らせてくれます!
試さずとも事前に分かることのありがたみが、非常に良く分かります。
余分な操作をとことん省いてくれた今作に、私は喝采を惜しみません。
しかも!ショップでの購入の際には装備までお手伝い、古い装備品の下取りまでしてくれるという手際のよさ!
非常に操作のしやすい仕様となっています。
そして3つ目には、戦闘への入り方が変わったこと。
戦闘自体は前作と変わりないのですが、戦闘への導入が変わりました。
前作ではランダムエンカウントだったのが、今作ではシンボルエンカウントになっています。
ランダムエンカウントの場合、フィールド上に敵の姿はなく、歩くことによってランダムに敵と接触します。
一方シンボルエンカウントの場合、フィールド上に敵の姿が配置され、それに触れることで戦闘が開始されます。
つまり、今作では敵と戦闘に入るタイミングが予測できるということです。
さらに、自分が敵よりも強くなれば、歩いていても敵の方から避けてくれたりもします。
雑魚戦は好かん、という人にはスッキリな仕様ですね!
ちなみに私はレベルを上げるのが好きなので、基本的には敵を見つけたら一掃する心構えです。
逃げられても追いかけて戦います。
さらにさらに!MOTHER2の場合、自分と敵の強さが大差になると接触しても戦闘画面に入りません。
接触するだけで勝敗が決し、戦うまでもなく経験値だけを獲得できるのです。
戦闘を省くだけでなく、きっちり経験値はもらえちゃうなんて、そんなに甘やかされていいの…?と逆に不安になってしまいました。
でも、無双できるのはかなり便利。ありがとうございます。
以上のように、MOTHER2は操作面においてもかなりプレイしやすくなっています。
欲しい情報もきちんと網羅され、歯がゆい思いをすることはないでしょう!
ゲーム初心者にもオススメしたい、操作感の良さです。
<感想>
とにかく前作からの進化に驚きました!
すごくやりやすくなっていますね。これが進化というものか…と深く感謝した次第です。
世界観としては、子供たちの冒険ということで、コミカルな演出が多いように思います。
敵も動物や人間が多く、序盤においては禍々しさもありません。
陽気さや華やかさが目立つ雰囲気だと感じました。
ただ、そんな前作とは違う空気感に、ふわふわとした疑問も抱いています。
前作との繋がりはどうあるのか、という点です。
ギーグは前作の黒幕であり、今作でもボスという位置づけにあります。
そしてサブタイトルは「ギーグの逆襲」。
前作でネスが追い返したギーグが、再び地球を闇に包み込もうとしているシナリオなのかと予測していただけに、その存在が非常に気になります。
逆襲ってことは、前作との関係があるはず…?
それとも初対面なのか?
ブンブーンの話を聞いた段階でネスに気付くものはあったのか?
この謎を解明するためにも、早く先へ進みたいですね!
今作はグッズやPSIの情報が加えられている他、ネスが冒険に出るキッカケや道中の目的もはっきりしているため、非常に展開が分かりやすくなっています。
音を集める理由も初めから明らかにされており、倒すべき相手も既に分かっています。
これが最後にはどう着地するのか、期待に胸が膨らみますね。
調子が不安定なため、一度に進めることはできないのですが、地道にクリアを目指して行きたいと思います。
クリアを迎えることができればまたこのブログで、ご報告しますね。
この記事でMOTHER2面白そう!と思っていただけたのであれば、是非クリアレポートを待たずにプレイしてみてください!名作に触れる機会は、いつになっても貴重なものです。
今にはないものこそ、自分の中に何かを芽生えさせることでしょう。
不朽の名作MOTHER2、オススメですよ!
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
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