2015年10月13日
Kinect(キネクト)とリハビリ支援の可能性
キーワード
:Kinect リハビリ 運動支援
このサイトを閲覧してくださる方の
中には、
「 TED 」(Technology Entertainment Design)
を見る方もいらっしゃいますでしょうか?
自分の場合は、
たまに見ることがあるのですが、
「 TED 」
では、
世界各国で、
第一線でご活躍されている方などが、
行うプレゼンテーションを
自宅にいながら体験できるので
すごいサービスではないかと感じています。
最近気になった
プレゼンテーションとしては、
「 TED Talks 健康 」
で、
2015年5月19日リリースされている
コスミン・ミハイユ 氏による
( Cosmin Mihaiu )
「 退屈な理学療法の代わりにゲームをしよう 」
(Physical therapy is boring ー play a game instead )
というプレゼンテーションです。
You Tubeでも動画がアップされているようですので
掲載しておきます。
Cosmin Mihaiu: Physical therapy is boring − play a game instead
You Tube動画
You Tube動画
理学療法士PTや、作業療法士OT、
言語聴覚士ST、リハビリテーション科医の方など
をはじめとした
リハビリ関連職種の方の中には、
ドーパミンなど報酬系の知見
とリハビリの効果などの観点から、
ゲーム性を取り入れた
リハビリテーションに関して、
関心の高い方もいるのではないかと思います。
このサイトの記事として、
:ロボット・アプリケーションの現在とリハビリテーション
:リハビリ機器の現在 |「デジタルバランストレーナー」って?
: ハイブリットトレーニング理論・宇宙医学?「ひざトレーナー」とは
:日本のロボットリハビリテーションの現在
:ResearchKitとiPhoneアプリ開発 | 医学・リハビリ研究の可能性
:書評記事(一覧)ロボットなど
などの記事も
書いてみていますが、
自分自身は、
ロボットや、
アプリケーション・ソフトウェアなどと、
リハビリテーションへの応用などに関しても、
現在、
興味があります。
先ほど紹介させていただいた、
プレゼンテーションの中では、
Microsoft 社から製品が
販売されている、
「 Kinect 」(キネクト)
が登場してきます。
Xboxでゲームをされる方は
「 Kinect 」のことは、
知っているのではないかと思います。
︎ Amazonで詳しくみてみる:
Xbox 360 Kinect センサー
︎ Amazonで詳しくみてみる:
Xbox One Kinect センサー (DANCE CENTRAL SPOTLIGHT (ご利用コード) 同梱)
︎ Microsoft Storeで詳しくみてみる:
Kinect for Windows(マイクロソフトストア)
︎ Microsoft Storeで詳しくみてみる:
Xbox One対応Kinect センサー(マイクロソフトストア)
「 Kinect 」は、
Xbox向けの
ゲームデバイスなのですが、
様々な機能が備わっています。
例えば、
ジェスチャーや音声などを認識することができます。
一時期、
任天堂の「 Wii 」を
活用した
リハビリテーション関連の研究などが、
発表されることがあったのではないかと思います。
自分自身も、
臨床経験の中では、
「 Wii 」を活用させていただいたことも
あり、
ゲームの持つ、
ポテンシャルに関しては、
日々考えていました。
ただ、
難点としては、
チャンバラ動作をはじめとした動きの際、
センサーが動きを感知するためには、
素早い動きが必要であり、
素早く、
「 Wii 」を振れる方はいいのですが、
動作がゆっくりとしかできない方の場合は、
実施することに難渋することがありました。
「 Kinect 」の、
ジェスチャーの認識では、
モーションキャプチャという技術が活用されているようで、
人の骨格などの動きを認識しているようです。
そのため、
「 Wii 」の
センサーに比べると、
「 Kinect 」のセンサーを
活用できる方は、
多いのではないかと思います。
また、
リハビリテーション関連で
日々提供することが多いと思われる、
様々な動きなどへの
応用範囲は広いのではないかと思います。
ちなみに、
リハビリテーション関連従事者の方の中でも、
英語の医学研究論文などを探す場合に、
使う方もいると思われる、
「 PubMed.gov 」
のサイトで、
キーワード
:Kinect
で検索してみると、
Kinectのセンサーの機能を利用した
研究も2015年発表の研究論文として
公開されているようでした。
* 2015年10月13日確認時点
「 Kinect 」の活用事例としては、
「 TED Talks 健康 」
で、
2015年5月19日リリースされている
コスミン・ミハイユ 氏による
( Cosmin Mihaiu )
「 退屈な理学療法の代わりにゲームをしよう 」
(Physical therapy is boring ー play a game instead )
を見ていただけると、
イメージが湧きやすいと思うのですが、
今後、
多くの方が、
その可能性に関心を持っていただくことで、
リハビリテーション支援へ
応用できる可能性も拡がってくるのではないかと思います。
「 Kinect 」の利点としては、
センサー機能の魅力はもちろんですが、
このサイトでも紹介させていただいた
:リハビリ機器の現在 |「デジタルバランストレーナー」って?
: ハイブリットトレーニング理論・宇宙医学?「ひざトレーナー」とは
などに比べると、
安価な点ではないかと思います。
コスミン・ミハイユ 氏による
( Cosmin Mihaiu )
「 退屈な理学療法の代わりにゲームをしよう 」
(Physical therapy is boring ー play a game instead )
のプレゼンテーションとの出会いをきっかけに、
「 Kinect 」をはじめとした、
センサーなどを活用した
新たな、
リハビリテーションの方法論などを
確立してみたいと
考えていただける方が、
増えてくることを、
楽しみにしていきたいと思います。
以下に
参考までに、
「 Kinect 」関連の
プログラミングに関する、
書籍も掲載しておきます。
気になる書籍などがありましたら、
リンク先で詳細(在庫・媒体の種類・価格・レビューなど)
をご確認ください。
KINECT for Windows SDKプログラミングKinect for Windows v2センサー対応版
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JavaScriptでインタラクティブ3Dコンテンツを作ろう―Kinect+jThree+Milkcocoaを使って東北ずん子と踊る (NextPublishing)
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Kinect v2 プログラミング実践(Think IT Books)
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:Kinect for Windows(マイクロソフトストア)
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by リハビリ関連書籍のレビュー.blog
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