2014年08月14日
Review9. 動物感覚
この書籍には、
主に、
著者が動物と接する中で得られた
気づきなどが書かれています。
自閉症について関心のある方は、
この書籍の著者のことは知っている方も
いるのかもしれません。
自分自身の場合は、
著者のことは、
この書籍を読むまで知りませんでした。
書籍を読み進める中で、
著者が抱いた、行動主義心理学についての疑問や、
B・F・スキナー博士との
エピソード等についても一部書かれており、
興味深い内容でした。
「 自閉症をもつ動物科学者 」である、
( 注:2012年5刷版の書籍の帯の紹介に記されている表現のため、
上記の「」内の表現としました。
また、「アスペルガー」とも書籍の帯には記されています。 )
著者の視点からみた、
動物のことについての内容が主体ですが、
脳に何かが起こった際の、
行動特性や、高次脳機能のこと等に
置き換えて読み進めることで、
多くを学ぶことが
できるのではないかと思います。
また、
発達領域に関心のある方の場合は、
著者の
「 圧感覚などの感覚刺激にたいする認知の仕方 」
や、
「 ものの見方・捉え方 」
といった、
主観的的な側面に対して
注目しながら読み進めることで、
何かしらの気づきが
えられるのかもしれないと感じました。
書籍自体は、
文字のみの書籍( 443ページ )であり、
文字に慣れていない方の場合は、
苦戦をしいられると思います。
発達領域や、
高次脳機能領域に関心のある方は、
一度手にとってみると、
何かしらの参考になるかもしれません。
[ 関連書籍 ]
書評させていただいた同著者の書籍です。
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by リハビリ関連書籍のレビュー.blog
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posted by RehaBookReview at 20:22
| 書評: 脳神経系:高次脳機能・運動麻痺など