今朝も早起き！新橋演舞場千秋楽へ。右近さんが初めて踊る「黒塚」が楽しみです。
昨晩の「伊達の十役」より客の入りが少なく年齢層が高い感じがします。
正月の歌舞伎の事を初芝居・春芝居と言う。江戸歌舞伎では、初芝居に曽我物を出す習慣があったそうです。「初曽我」と言うそうです。

１幕目寿曽我対面（ことぶきそがのたいめん）
曽我五郎に獅童君、曽我十郎に笑也さん、工藤祐経に右近さんと魅力的な配役で、節分も近いが、
お正月気分を再度満喫しました。



この注意書きが化粧室・劇場扉等に貼られてますが、暗闇に遅れて席に着く老女が沢山居ました・・・
本当に素晴らしかった！猿之助さんの愛弟子右近さんの初黒塚・・・幕が開いても日夜研讃されている
彼の事ですから千秋楽の出来が見たかった！
芒原で老女岩手が月光の下、童女の心に戻っての舞いは、新鮮で猿之助さんとは違う妖気と無邪気の絶妙なバランスが最高！見応えたっぷり！どんどん右近さんに披露して頂きたい。



海老蔵さんはお背も高いしお顔も大きい。お小姓役には、ごついです。獅子の精になってからは、素敵でした。オーラがありますね。華やかで勇ましい獅子の狂いは、本日大サービス。目が回らなかったかな？
若いって素晴らしい！
舞台映えする乗りに乗っている海老蔵さんに元気を頂きました！

初春花形歌舞伎　新橋演舞場
2010年1月2日（土）〜26日（火）