2018年11月20日
タイ旅行などの海外旅行には、「DSDS端末」と「旅行者用SIM」を準備 wikoのg08がハイコストパフォーマンスでおすすめ、メリット、デメリット、海外simは日本で購入できる
海外旅行の時に持っていくスマホはDSDS端末が便利
タイ旅行などの海外旅行に行くときに、用意しておくと便利なのがシムフリーの格安スマホで、DSDS(デュアルシム、デュアルスタンバイ)端末です。 ここでDSDS端末とはなにか説明しておきましょう。少し前までは、「技適」のない海外ものだけだったのですが、最近は日本向けに「技適マーク」の付いた端末が出てきました。
DSSS(デュアルシム、シングルスタンバイ)
シムカードを2枚挿せますが、片方しか待ち受けできない種類のもので、手動で切り替えて使います。片方のsimはいつも生きているわけではないので活用法はあまりないのではと思いますが、実はこれも結構役に立ちます。例えば頻繁に海外と日本を行き来する人です。simスロット1に国内契約のsimカードを、simスロット2には現地のsimカードを入れておくケースです。日本に帰国した時に、駐車場に預けておいた車の引き取りや、帰国報告など成田や羽田でやるときに、simカード入れ替えが大変ではないですか、こんな時にボタン一つで日本simが動き始めればとても便利なのです。後で説明しますが、現地のsimもタイなどのものは日本で買えるので、最初からタイの現地simを入れておけば、タイについたときにすぐに、エージェントに連絡できます。注意点は、海外もので2Gと3Gしか使えないタイプです。この場合、日本では2Gは使えません。(2012年7月にサービス終了)
DSDS(デュアルシム、デュアルスタンバイ)
最近の中心的なもので、2枚のsimカードが挿せて、2枚とも同時に待ち受けできるタイプです。このタイプは片方が4Gの電波のときは、もう一方は3Gとなります。ドコモ系のsimの2枚挿しではパフォーマンスを発揮できます。注意しなくてはならないのは、両方ともAu系のバンドで受けていると、VoLTは両方とも4Gになりますので、両方待ち受けは難しくなりますが、ドコモ系のsimとau系のsimをそれぞれ挿せば使えることになります。
DSDS端末の活用例、メリット
DSDS端末が出そろってきたのはとても嬉しいです。このメリットはたくさんあります。何も海外使用を考えなくても、国内でも2つのsimの同時待ち受けができるわけで、会社用とプライベート用が2台持ちでなく1台でできるわけですから、スペースの面でも、充電2台の忘れや紛失リスク減少などに対応できます。
ガラ携カケホーダイsim+格安sim
また、キャリアのガラ系(フィーチャーホーン)のかけ放題を前から継続している人が、毎月の料金が電話だけで安いので、そのsimを解約せずにDSDSスロット2にいれて、スロット1ではデータsimだけ格安simで入れるというのが経済的でいいと活用されています。
国内050ナンバーのオプションをつけたsim+現地sim
さらに、海外での活用はDSSSに比べて格段に便利です。海外についても日本のsimは生きているわけですから、050の契約がある場合、現地ホテルでWiFiでつながれば日本のsimにも連絡が入るということなのです。 OCNモバイルONEでもオプションサービスで050plusがあります。月額基本料324円で固定電話へは3分8.64円 携帯へは1分17.28円です。
仮に「OCNモバイルONE」で契約している場合は050セット割で毎月150円で通常の324円の半額以下です、通常の音声通話で10分カケホーダイで使っていますから、ほとんど使うことはないのですが、自分の050の個別番号が割り当てられることで、2つの番号をもてることになります。さらに050同士は無料で固定電話へは3分8.64円 携帯へは1分17.28円ですから、固定電話に長電話するときにはこれを活用します。さらに先に述べた、時折海外からの日本への電話をこれで行えば、とても経済的なことが理解できます。固定電話へは60分かけても172円ですよ。これを、海外からローミングサービスでかけたらとんでもない請求になります。
イオンモバイルの「050カケホーダイsim」もお勧めします
050オプションサービスで最も安いのはイオンモバイルです。050カケホーダイで1500円です。最初から携帯番号はもらわずに050で始めるのは安いです。カケホーダイなので、電話が長い人はこれが一番いいでしょう。もちろん電話だけでなくデータもという人は、データを増やせばよいのです。海外から050で日本に電話をするイメージですが、注意するのは、国により規制があるので、すべての国というわけではありません。イオンモバイルのFAQに可能な国が書いてあります。
DSDV(デュアルシム、デュアルVoLTE)
最新のもので、まだ機種が少ないですが、どちらも4Gで待ち受けできます。これだとau系のバンドを受信している人も間違いなくデュアルスタンバイとなります。auは2022年で3Gサービス終了なので、au系バンドを使い続ける人はVoLTE対応機種を選んでおかないとだめですね。ただ、国内では問題ないですが、海外で使うとなると、問題があるでしょう。まだ海外では4Gが全盛ではないところがあるので、4G、4Gとなると海外での活用はうまくいかないところが出てくるでしょう。 VoLTEはもともと、3Gの規格でauが使う上下回線非対称のCdma-2000と ドコモ系が使う広帯域のW-CDMAの2種があったが、世界的にはドコモ系、ソフトバンク系のW-CDMAが多数で、Cdma-2000では通信の渋滞が起こる、そこでauはLTE(4G)のバンドを使いVoLTEという規格で4Gで音声通話に対応するようにしました。データ通信でのLTEの規格はドコモもauも同じですが、音声通信を4Gで行うというところが、ドコモ系とau系の違いです。 auはこの後も3GのCdma-2000の変更をおこなうのではなく、4Gにすべて対応させていく道を選びました。そこで、auは2022年で3Gサービス終了の決定になったわけです。
タイ旅行で持っていくと良いお勧め端末と、現地SIMについて
話を戻しましょう。このように、日本人に人気のタイ旅行に行くときはDSDSスマホを持っていくととても便利なのです。タイでは3G、4Gの電波が出ています。しかも、無数にある島にもアンテナがありますので、スマホが便利です。 会社は大手が3つ、AIS、dtac、True Moveです。
各社共通しているバンドは3G、850M、900M、2100Mで、4Gは900M、1800M、2100Mが主流です。 日本のバンドで言うと 3G、B8(900)B1(2100)GSM 850 4GはB8(900)B3(1800)B1(2100)です、 電波が届くプラチナバンドも3G、LTE両方で使っています。北部は山岳地で、南部には離島がたくさんありますので、プラチナバンドが両方にあるのは良いと思います。
お勧めの端末はコストパフォーマンスが良い、フランスwiko(ウイコー社)のg08(グーマルハチ)はDSDS端末です。「OCNモバイルONE」の「グーシムセラー」で取り扱っています。
wikoのg08については他のページで詳しく書いていますのでご覧ください
対応バンドは ■LTE FDD: B1(2100)/B3(1800)/B5(800)/B7(2600)/B8(900)/B18(800)/B19(800)/B20(800) /B26(800)/B28B(700) TDD: B38(2600)/B41(2500) ■W-CDMA: B1(2100)/B2(1900)/B5(800)/B6(800)/B8(900) ■GSM: 850/900/1800/1900MHz ですからすべて重なっていて、問題なく使えることがわかります。
タイのsimは日本でamazonから買えます。旅行の前にDSDS端末にいれておきましょう
もちろんタイの空港で買っても良いし、ホテルの近くのコンビニで買ってもいいですが、時たま、空港でエージェントと会えないことが起こります。飛行機の到着時間が遅れた場合など多いです。そんな時も空港ですぐに自分のスマホで連絡できるととても便利です。 DSDS端末は日本のsimをスロット1に入れておいて、旅行の前に、amazonで購入したタイのsimをスロット2に入れておけば良いわけです。よく飛行機が現地につくと、到着ゲートまでの時間にスマホで電話を始める人がいますよね。あれができます。8日間で60分の電話がついていますので、普通のツアーであればこれで十分です。現地で買うとこれよりやや安いですが、便利さを考えたら、時間がある人は日本で買っていくのがベストです。もちろんアジア16か国のsimもありますので、タイでなくても
アジア 14ヶ国利用可能 プリペイドSIMカード 3GB 8日間 4G/3G 韓国 台湾 香港 シンガポール マカオ マレーシア フィリピン インド カンボジア ラオス ミャンマー オーストラリア ネパール 日本 SIM2Fly 1400円というのもあります。DSDSと海外現地simで海外旅行が便利にエコになります
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