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2018年09月19日
自律神経失調症(2)
前回の記事に引き続き、自律神経失調症の原因・メカニズムについて見ていきましょう。
自律神経失調症の主な原因には、次のものがあります。
薬物・アルコールの過剰摂取
精神的ショック
更年期のホルモンバランスの乱れ(女性に多い)
生活上のストレス
自律神経失調症のメカニズム(どのように生じるのか)
動物は自分の敵を目の前にすると、戦いの準備をカラダが勝手に始めます。
副腎髄質という器官から、アドレナリンをはじめとする神経伝達物質が分泌され、
交感神経を興奮させます。
交感神経の役割は、
脈拍の増加
呼吸数の増加
体温の上昇
などがあり、カラダが激しい動きをしても大丈夫な状態になります。
カラダを興奮させる交感神経に対して、落ち着かせる副交感神経というものもあります。睡眠中や休憩中に活性化する神経です。
副交感神経の役割は、
脈拍の低下
呼吸数の低下
筋肉の弛緩(からだに力が入っていないこと)
などがあり、寝るときやリラックスするときには副交感神経の活性化が欠かせません。
健康ならば、交感神経と副交感神経のバランスが維持され、休息と活動の切り替えがスムーズに行われます。
しかし、先ほど紹介した主な原因により、このバランスが崩れるとします。
そうすると、休みたいときに異常な興奮や発汗があったり、動きたいときに無気力や刺激に鈍感になってしまうのです。
交感神経と副交感神経の切り替えは、ヒトの場合12時間で交代です。
ここに過労やストレスが加わるとバランスが崩れてしまうのです。
これが自律神経失調症のメカニズムです。
次回は自律神経失調症の最終回、治療法についてです。
自律神経失調症の主な原因には、次のものがあります。
薬物・アルコールの過剰摂取
精神的ショック
更年期のホルモンバランスの乱れ(女性に多い)
生活上のストレス
自律神経失調症のメカニズム(どのように生じるのか)
動物は自分の敵を目の前にすると、戦いの準備をカラダが勝手に始めます。
副腎髄質という器官から、アドレナリンをはじめとする神経伝達物質が分泌され、
交感神経を興奮させます。
交感神経の役割は、
脈拍の増加
呼吸数の増加
体温の上昇
などがあり、カラダが激しい動きをしても大丈夫な状態になります。
カラダを興奮させる交感神経に対して、落ち着かせる副交感神経というものもあります。睡眠中や休憩中に活性化する神経です。
副交感神経の役割は、
脈拍の低下
呼吸数の低下
筋肉の弛緩(からだに力が入っていないこと)
などがあり、寝るときやリラックスするときには副交感神経の活性化が欠かせません。
健康ならば、交感神経と副交感神経のバランスが維持され、休息と活動の切り替えがスムーズに行われます。
しかし、先ほど紹介した主な原因により、このバランスが崩れるとします。
そうすると、休みたいときに異常な興奮や発汗があったり、動きたいときに無気力や刺激に鈍感になってしまうのです。
交感神経と副交感神経の切り替えは、ヒトの場合12時間で交代です。
ここに過労やストレスが加わるとバランスが崩れてしまうのです。
これが自律神経失調症のメカニズムです。
次回は自律神経失調症の最終回、治療法についてです。
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