新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年09月25日
性格5選! | ビッグファイブ
あなたは自分の性格を一言でいうと、どんな性格ですか?
真面目、内気、頑固、腹黒など、人の性格を表現する言葉はたくさんあります。
なかなか一言で性格を言い表すことも難しいかもしれませんね。
心理学の世界でも、これまで人間の性格を分類しようと
たくさんの研究が行われてきました。
この記事では、心理学の中でも一番有名でスタンダードと
いえるパーソナリティ理論・ビッグファイブについてご紹介しましょう。
1990年代に登場したビッグファイブでは、
人間の性格を構成する特性を5つ位置づけました。
【 ビッグファイブ 】
@ 神経症傾向
環境からの刺激やストレスを受けたときの敏感さ、不安・緊張の強さを表すものです。
神経症傾向の特性が高い人は、
・不安が高い
・敵意が強い
・抑うつ的
・自意識が強い
・衝動的
・傷つきやすい
などの特性をどれかしら持っています。
反対に神経症傾向の特性が低い人は、
これらとは逆の特性を持ち合わせているということができます。
A 開放性
開放性とは、正確には「経験への開放性」といいます。
つまり知的好奇心の強さ、創造性、新しいものへの親和性を表すものです。
開放性が高い人は、
・空想的
・美しいものが好き
・感情的
・行動的
・アイデアが豊富
・価値に重きをおく
などの特性をもっています。
B 外向性
外向性とは、社交性や積極性の高低を表します。
外向性が高い人は、
・温和
・社交的
・自己主張をする
・活動的
・刺激を欲する
・ポジティブ
などの特性をもっています。
C 調和性
調和性とは、利他性や共感性、他者へのやさしさなどを表すものです。
ちなみに利他性とは、他人を思いやる気持ちのことです。
利他性が高いと、他人への親切な行動や思いが増します。
対義語は利己性で、いわゆる自己中心的な性格や態度を表します。
調和性が高い人は、
・人を信頼する
・実直
・利他的
・従順
・謙虚
・やさしい
などの特性をもっています。
D 誠実性
誠実性とは、セルフコントロール力、達成に向かう意志、真面目さ、責任感の強さなど
をあらわすものです。
誠実性が高い人は、
・能力がある
・慣習や秩序を重視する
・良心的
・達成を志向する
・自分の成長に熱心
・慎重
などの特性を持っています。
ビッグファイブは、5つの因子のうちどれか一つだけが自分の正確を表していると
いうわけではありません。
人間の持つさまざまな性格は、
これらの5つの因子の組み合わせで構成されていると考えられています。
どの因子が強いか弱いかは、人によって個人差があります。
またさまざまな研究から、ビッグファイブの5つの特性は、
文化や民族の差を超えて世界中の人々がみんな持っているものとされています。
性格の心理 ビッグファイブと臨床からみたパーソナリティ (コンパクト新心理学ライブラリ) [ 丹野義彦 ] 価格:1,944円 |
性格を科学する心理学のはなし 血液型性格判断に別れを告げよう [ 小塩真司 ] 価格:2,376円 |
性格心理学がとってもよくわかる本 (イラストで見る!やさしい心理学入門) [ 滝本孝雄 ] 価格:1,512円 |
不安がもたらす負の影響
「なんかわからないけど何となく不安だ」
はっきりした原因がわからないのに、
漠然とした不安を感じたことがあなたにはあるでしょうか?
ぼんやりとした「何となく不安」は、
人生のあらゆる側面によくない影響を与えることが明らかにされています。
代表的な例を4つだけご紹介します!
【不安が人生にもたらす悪影響】
@ 記憶力の低下
常に何らかの不安を抱えている人は、記憶力の低下が脳科学的にも認められています。
不安を感じると、脳の中にある海馬という器官が小さくなることが研究によって
明らかにされています。
海馬とは大脳辺縁系のひとつで、新しいことを覚える役割を担っています。
不安を感じると海馬の容積が小さくなり、記憶力が低下するという流れです。
学生のみなさんは、テストや試験前に不安を感じやすいと思います。
しかし脳科学的にみると不安は記憶を妨げてしまうので、
不安を感じないようリラックスして緊張感を取り除くといいですね。
A 判断力の低下
不安を感じていない人は、本能的で動物的な脳の働きを抑えて、
より人間的で高次な脳の働きをすることができます。
通常の人の脳は、衝動や欲望を抑えつけ、
理性的・論理的な判断をすることができます。
しかし不安が高まると脳内で様々な化学物質の連鎖が生じて、
原始的で動物のような脳の働きが優勢になってしまうのです。
不安を感じた瞬間にパニックになってしまい、
冷静な判断力を発揮できなくなってしまった経験があなたにもあるのではないでしょうか?
B 寿命が縮まる
日常的に不安のレベルが高い人は、
心疾患や脳卒中になるリスクが高まることが明らかになっています。
不安が強い人は、自分を大事にしないという傾向があります。
不安感が自尊心を低め、
暴飲暴食や運動不足といった自暴自棄に走りやすくなるだろうと考えられています。
C さらなる不安を呼び起こす
へんな感じがしますが、不安という感情はさらに不安を呼び込んでしまいます。
漠然とした不安は、脳の扁桃体を敏感にします。
扁桃体とは、恐怖感や不安をつかさどる部位のことです。
扁桃体が敏感になるとちょっとのストレスを感じただけでも
過剰に恐怖や不安を感じるようになります。
以上の4つが不安がもたらす悪影響です。
なんでもない些細な不安が、うつ病や自殺へとつながっていくことも
確認されています。
たかが不安だと馬鹿にせず、不安に対するセルフマネジメントを
心がけていきたいですね。
「いつもの不安」を解消するためのお守りノート [ 勝久寿 ] 価格:1,188円 |
「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法 [ 大嶋信頼 ] 価格:1,512円 |
【送料無料】不安を解消する抱き枕 【抱き枕/発泡ビーズ/】〔1706d〕 価格:11,270円 |