2016年08月23日
私一人ではできないから…
今は、この本を読んでいます。よろしければこちらからどうぞ。
教師たるもの、一度は夢見ることがあります。
それは、
「私の授業で、クラスの全員に『わかった!』という達成感を味わわせてみせる!」
というものです。
しかし、実際授業をしてみると、それは夢物語であることを痛感させられます。
教師の仕事の大部分は、やはり授業だと思います。
毎日5コマ、6コマの授業を週に5日間実施するのですから、一年を通すとかなりの数の授業をすることになります。
もちろん、その一つ一つを行き当たりばったりでするわけではなく、
「まずはこの辺で子どもの心を掴んで…、ここは特に重点的に教えたいな…。」
などと、一時間一時間事前に展開を考えた上で授業をするわけです。
全ては、子どもたちに「わかった!」と感じさせるために…。
にもかかわらず、実際の成果はなかなか振るわないことが多いです。
一年間で、ガッツポーズをとれる授業なんて、片手で足りるほどの回数ではないでしょうか。
それほど授業で子どもたちに達成感を感じさせるのは難しいことなんです。
今までのやり方では…。
はい。今までのやり方ではね。
西川純さんの本を読んでいると、自分と同じようなことで悩んでいらしたのだというのがわかりました。
何がいけなかったのでしょうか。
それは、「自分一人で全員を教えようと思っていた」ことがいけなかったんです。
30人いれば、25人は理解させる授業ができるかもしれません。
では、残り5人は見て見ぬ振りをしますか?
その子たちを、「わたしの授業を理解できないから悪いんだ」と切り捨てますか?
私はそんなのは嫌です。
担任である以上、誰一人見捨てることなんてできません。
誰一人欠けることなく、全員でクラスなのですから。
そこで登場するのは「子どもたち」です。
私一人が全員を相手するのではなく、子どもたちが子どもたちを教えるシステムを作ればいいのです。
子どもたちは、私が教えるよりも教えるのは下手くそです。
しかし、子ども同士だからこそできる言葉を選び、子ども同士だからこそできる教え方で友だちを教えていきます。
子ども同士だからこそ、わからないところも質問しやすいですし、わかろうという気持ちにもなりやすいですよね。
子ども同士での教え合いには、無限の可能性を感じています。
私が理想としている「全員がわかった!という授業」を達成できるかもしれません。
「わかりたい」という能動的な気持ちが、アクティブ・ラーニングに大切な要素です。
「子ども同士」をキーワードに、授業の時間を再構築してみてはいかがでしょうか?
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
アクティブ・ラーニング関係の本はこちら
その他、学習指導関連の本はこちら
週イチでできる!アクティブ・ラーニングの始め方 [ 西川純 ] 価格:1,998円 |
教師たるもの、一度は夢見ることがあります。
それは、
「私の授業で、クラスの全員に『わかった!』という達成感を味わわせてみせる!」
というものです。
しかし、実際授業をしてみると、それは夢物語であることを痛感させられます。
教師の仕事の大部分は、やはり授業だと思います。
毎日5コマ、6コマの授業を週に5日間実施するのですから、一年を通すとかなりの数の授業をすることになります。
もちろん、その一つ一つを行き当たりばったりでするわけではなく、
「まずはこの辺で子どもの心を掴んで…、ここは特に重点的に教えたいな…。」
などと、一時間一時間事前に展開を考えた上で授業をするわけです。
全ては、子どもたちに「わかった!」と感じさせるために…。
にもかかわらず、実際の成果はなかなか振るわないことが多いです。
一年間で、ガッツポーズをとれる授業なんて、片手で足りるほどの回数ではないでしょうか。
それほど授業で子どもたちに達成感を感じさせるのは難しいことなんです。
今までのやり方では…。
はい。今までのやり方ではね。
西川純さんの本を読んでいると、自分と同じようなことで悩んでいらしたのだというのがわかりました。
何がいけなかったのでしょうか。
それは、「自分一人で全員を教えようと思っていた」ことがいけなかったんです。
30人いれば、25人は理解させる授業ができるかもしれません。
では、残り5人は見て見ぬ振りをしますか?
その子たちを、「わたしの授業を理解できないから悪いんだ」と切り捨てますか?
私はそんなのは嫌です。
担任である以上、誰一人見捨てることなんてできません。
誰一人欠けることなく、全員でクラスなのですから。
そこで登場するのは「子どもたち」です。
私一人が全員を相手するのではなく、子どもたちが子どもたちを教えるシステムを作ればいいのです。
子どもたちは、私が教えるよりも教えるのは下手くそです。
しかし、子ども同士だからこそできる言葉を選び、子ども同士だからこそできる教え方で友だちを教えていきます。
子ども同士だからこそ、わからないところも質問しやすいですし、わかろうという気持ちにもなりやすいですよね。
子ども同士での教え合いには、無限の可能性を感じています。
私が理想としている「全員がわかった!という授業」を達成できるかもしれません。
「わかりたい」という能動的な気持ちが、アクティブ・ラーニングに大切な要素です。
「子ども同士」をキーワードに、授業の時間を再構築してみてはいかがでしょうか?
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
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