2016年11月11日
理科におけるアクティブ・ラーニング
今はこの本を読んで勉強しています。
理科という教科は、アクティブ・ラーニングの授業をしやすい教科なのかなと個人的には思っています。
なぜなら、導入の段階で、子どもがわくわくするような課題を提示しやすいからです。
子どもがそうならば、子どもが主体的に活動する授業を展開するのは容易いことです。
理科の授業の典型的なパターンは、次のようなものです。
「問題の提示」→「予想」→「実験計画の作成」→「実験」→「結果」→「まとめ」
昔からあるパターンのようですが、「実験計画の作成」という項目が、斬新な項目かなと思います。
従来の教師から与えられる実験をするのではなく、自分たちが予想した事象をどのようにしたら明らかにできるのかということを考えさせていくのです。
ただし、いざ実験の段階では、各班バラバラな実験をさせてしまうと、準備の負担も危険性も増してしまうので、そこは毎時間各班同様のものをさせていくということで良いと思います。
結果は、ありのままを書かせることを指導します。まとめでは、結果からわかることを自分の言葉にさせていきます。
どちらも苦手とする子が多いですので、焦らず一年かけてできるようにさせていければいいと思います。
ここまでがしっかり指導できていれば、まとめを発展させて次の疑問を出してこれると思います。
この理科の授業を進めるにあたって、大切な事が2つ書いてありました。
1つ目は、子と教師の信頼関係が築けているかどうかです。
アクティブ・ラーニングは、性質上、たくさんの発言が必要となります。
そこで、その発言を引き出さなければいけません。
発言量は教師との安心感に比例していきます。
子ども一人ひとりとしっかり繋がっている事が何よりも大事になってきてきます。授業も大切ですが、子どもとの繋がりも大切にしましょう。
2つ目は、子ども同士のつながりです。
教師との関係のように、子ども同士の関係も大切になってきます。
目標は、誰とでも組になって実験できる関係づくりです。
特に高学年になると、友だち同士のグループ化が進んでくるので、好き嫌いの関係がはっきりと出てきます。
それを出させない雰囲気づくりをしていきましょう。
究極のことを言えば、嫌いな子であっても、実験を進めるためなら協力できるように育てていかなければいけないということです。
なかなか難しいですけどね。
理科は、授業の型がある程度決めやすい教科だと思います。
だからこそ、より良い授業を目指すためにも、人と人の関係づくりに力を入れていきましょう!
「やってみよう!」と、心が動いたあなた!
気持ちが熱いうちに一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
アクティブ・ラーニング関係の本はこちら
その他、学習指導関連の本はこちら
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理科という教科は、アクティブ・ラーニングの授業をしやすい教科なのかなと個人的には思っています。
なぜなら、導入の段階で、子どもがわくわくするような課題を提示しやすいからです。
子どもがそうならば、子どもが主体的に活動する授業を展開するのは容易いことです。
理科の授業の典型的なパターンは、次のようなものです。
「問題の提示」→「予想」→「実験計画の作成」→「実験」→「結果」→「まとめ」
昔からあるパターンのようですが、「実験計画の作成」という項目が、斬新な項目かなと思います。
従来の教師から与えられる実験をするのではなく、自分たちが予想した事象をどのようにしたら明らかにできるのかということを考えさせていくのです。
ただし、いざ実験の段階では、各班バラバラな実験をさせてしまうと、準備の負担も危険性も増してしまうので、そこは毎時間各班同様のものをさせていくということで良いと思います。
結果は、ありのままを書かせることを指導します。まとめでは、結果からわかることを自分の言葉にさせていきます。
どちらも苦手とする子が多いですので、焦らず一年かけてできるようにさせていければいいと思います。
ここまでがしっかり指導できていれば、まとめを発展させて次の疑問を出してこれると思います。
この理科の授業を進めるにあたって、大切な事が2つ書いてありました。
1つ目は、子と教師の信頼関係が築けているかどうかです。
アクティブ・ラーニングは、性質上、たくさんの発言が必要となります。
そこで、その発言を引き出さなければいけません。
発言量は教師との安心感に比例していきます。
子ども一人ひとりとしっかり繋がっている事が何よりも大事になってきてきます。授業も大切ですが、子どもとの繋がりも大切にしましょう。
2つ目は、子ども同士のつながりです。
教師との関係のように、子ども同士の関係も大切になってきます。
目標は、誰とでも組になって実験できる関係づくりです。
特に高学年になると、友だち同士のグループ化が進んでくるので、好き嫌いの関係がはっきりと出てきます。
それを出させない雰囲気づくりをしていきましょう。
究極のことを言えば、嫌いな子であっても、実験を進めるためなら協力できるように育てていかなければいけないということです。
なかなか難しいですけどね。
理科は、授業の型がある程度決めやすい教科だと思います。
だからこそ、より良い授業を目指すためにも、人と人の関係づくりに力を入れていきましょう!
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