2019年10月12日
旧い日野自動車の総合カタログ
どうもです。
すっかり秋めいてきましたね。
汗かきのオッサンとしては嬉しい事このうえなしですよ。
しかし、今は台風19号に怯えております。
今度こそ会社の屋根がヤバそうなんで休み明けが怖いです。
・・・・・さて、今回は日野の総合カタログを紹介しようと思います。
発行年度が記載されていませんが、載っている車種からすると恐らく1962年頃ではないかと思われます。
このカタログですが、今から20年以上前に横田基地近くの古書店で入手した物です。
その頃はコンテッサ900が好きで、関連するアイテムとして購入しました。
今でもコンテッサは好きですが、当時は特に900が好きだったんですよ。
他にも大型車も載っていてお得感があったのでその時買ったわけですが、未だに手放さず持っているのも意外な感じです。
今ではほぼプリンスに関する資料以外は持っていないので、他メーカーのモノは自分の所有品の中では珍しいんです。
実際、カタログ的なものとしてはプリンス系以外ではこれしか無かったと思います。
では早速中身をどうぞ
まずは表紙
高性能の日野自動車
シンプルな表紙ですがコンテッサ900が疾走している写真です。
次は表紙裏と1ページ目ですが、日野自動車の沿革と乗用車のページ。
コンテッサとまだ販売が継続していたルノーですね。
次〜
ここは小型トラックのブリスカのページですが、意外なほど車型が豊富です。
今ではまず見ることの出来ないクルマですが、自分はたった一度だけ実働状態のブリスカにお目にかかったことがあります。
お次はコンマースと大型バスのページ。
コンマースは当時としては珍しい前輪駆動車でしたが、いろいろあって販売数が少なく数年前までは希少車レベルでもトップクラスでしたが、今では実物が保存されているので見ることが出来るクルマになりました。
バスに関しては正直あまり詳しくないんですが、この頃の日野のバスはエンジン位置が他社とは違う独特の配置でしたね。
ただこのカタログの頃は既にセンターアンダーフロアエンジンではなく、リアアンダエンジンになってからのタイプです。
センタアンダエンジンは整備性を考えて、エンジンを横に引き出せるようになってたんですよね。
こちらのバスはボンネット型のBH15と、日野の中では一番小さいサイズのBT
系です。
ボンネットバスは既に販売末期の頃だと思います。
1963年頃には撤退していたと思うので。
このBH系ボンネットバスは「剣道の面」型のラジエターグリルが特徴の日野を代表する「顔」のひとつだと思ってます。
子供時代に現役のバスは見ることが出来ませんでしたが、トラックのほうは極稀に見かけることがありとても好きなトラックでした。
TH80はあまり記憶に無くて、その後のレンジャーのイメージが強いです。
トラック系が続きます
日野の前2軸車はこのあとのハシゴ車のイメージが強いかな。
子供の頃はまだ辛うじて現役でいたので、たまにそこを通ると確認してましたっけ。
その下のダンプは全く記憶にございません・・・
この辺りになってくると普段見ない車種ばかりですかね。
この手のクレーン車は子供の頃は既に空き地で朽ちていたか解体屋の景色の一部だったような。
右下のようなタイプになると当時の自分にはメーカーの区別は付かなかったです。
このタイプのミキサーは一度も見たことが無いんですが、旧いガイドブックには毎回この写真が使われてました。
しかしこのミキサー、なんかライトが寄り目なんですよね。
何故だろう。
フルトレーラーなんかは一度もお目にかかったことがありません。
最後の裏表紙はエンジンの紹介です。
乗用車用のガソリンエンジンはなくてディーゼルエンジンオンリーですね。
以上、ざっとですが紹介させていただきました。
このカタログは今でもたまにオークションに出てくるみたいですが、そこまで高くはならないですね。
自分が入手した当時はまだ多少バブルを引きずっている時代でしたので、そこそこの値段でした。
あの頃はなんでも高くて、旧い自動車ガイドブックも今の倍くらいは平気でしてましたからね。
今はそれ以前の価格にまた落ち着いてきたようで、買う方としては嬉しい限りです。
しかし、最近は実車の価格が高騰してますね・・・
60〜70年代の車だけじゃなく、80年代くらいのクルマも軒並み高くなっているのを見ると、既に手の届かない世界へ行ってしまったのかと少し寂しい気持ちになります。
まあ、どのみち安かったとしても今の自分には買えないですけどね〜(笑)(泣)
ではまた
すっかり秋めいてきましたね。
汗かきのオッサンとしては嬉しい事このうえなしですよ。
しかし、今は台風19号に怯えております。
今度こそ会社の屋根がヤバそうなんで休み明けが怖いです。
・・・・・さて、今回は日野の総合カタログを紹介しようと思います。
発行年度が記載されていませんが、載っている車種からすると恐らく1962年頃ではないかと思われます。
このカタログですが、今から20年以上前に横田基地近くの古書店で入手した物です。
その頃はコンテッサ900が好きで、関連するアイテムとして購入しました。
今でもコンテッサは好きですが、当時は特に900が好きだったんですよ。
他にも大型車も載っていてお得感があったのでその時買ったわけですが、未だに手放さず持っているのも意外な感じです。
今ではほぼプリンスに関する資料以外は持っていないので、他メーカーのモノは自分の所有品の中では珍しいんです。
実際、カタログ的なものとしてはプリンス系以外ではこれしか無かったと思います。
では早速中身をどうぞ
まずは表紙
高性能の日野自動車
シンプルな表紙ですがコンテッサ900が疾走している写真です。
次は表紙裏と1ページ目ですが、日野自動車の沿革と乗用車のページ。
コンテッサとまだ販売が継続していたルノーですね。
次〜
ここは小型トラックのブリスカのページですが、意外なほど車型が豊富です。
今ではまず見ることの出来ないクルマですが、自分はたった一度だけ実働状態のブリスカにお目にかかったことがあります。
お次はコンマースと大型バスのページ。
コンマースは当時としては珍しい前輪駆動車でしたが、いろいろあって販売数が少なく数年前までは希少車レベルでもトップクラスでしたが、今では実物が保存されているので見ることが出来るクルマになりました。
バスに関しては正直あまり詳しくないんですが、この頃の日野のバスはエンジン位置が他社とは違う独特の配置でしたね。
ただこのカタログの頃は既にセンターアンダーフロアエンジンではなく、リアアンダエンジンになってからのタイプです。
センタアンダエンジンは整備性を考えて、エンジンを横に引き出せるようになってたんですよね。
こちらのバスはボンネット型のBH15と、日野の中では一番小さいサイズのBT
系です。
ボンネットバスは既に販売末期の頃だと思います。
1963年頃には撤退していたと思うので。
このBH系ボンネットバスは「剣道の面」型のラジエターグリルが特徴の日野を代表する「顔」のひとつだと思ってます。
子供時代に現役のバスは見ることが出来ませんでしたが、トラックのほうは極稀に見かけることがありとても好きなトラックでした。
TH80はあまり記憶に無くて、その後のレンジャーのイメージが強いです。
トラック系が続きます
日野の前2軸車はこのあとのハシゴ車のイメージが強いかな。
子供の頃はまだ辛うじて現役でいたので、たまにそこを通ると確認してましたっけ。
その下のダンプは全く記憶にございません・・・
この辺りになってくると普段見ない車種ばかりですかね。
この手のクレーン車は子供の頃は既に空き地で朽ちていたか解体屋の景色の一部だったような。
右下のようなタイプになると当時の自分にはメーカーの区別は付かなかったです。
このタイプのミキサーは一度も見たことが無いんですが、旧いガイドブックには毎回この写真が使われてました。
しかしこのミキサー、なんかライトが寄り目なんですよね。
何故だろう。
フルトレーラーなんかは一度もお目にかかったことがありません。
最後の裏表紙はエンジンの紹介です。
乗用車用のガソリンエンジンはなくてディーゼルエンジンオンリーですね。
以上、ざっとですが紹介させていただきました。
このカタログは今でもたまにオークションに出てくるみたいですが、そこまで高くはならないですね。
自分が入手した当時はまだ多少バブルを引きずっている時代でしたので、そこそこの値段でした。
あの頃はなんでも高くて、旧い自動車ガイドブックも今の倍くらいは平気でしてましたからね。
今はそれ以前の価格にまた落ち着いてきたようで、買う方としては嬉しい限りです。
しかし、最近は実車の価格が高騰してますね・・・
60〜70年代の車だけじゃなく、80年代くらいのクルマも軒並み高くなっているのを見ると、既に手の届かない世界へ行ってしまったのかと少し寂しい気持ちになります。
まあ、どのみち安かったとしても今の自分には買えないですけどね〜
ではまた
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はじめまして
グロリアとコンテッサクーペの購入を検討されたことがあるのですね。
諸般の事情で諦められたとのことで残念ですが、もしその頃入手出来たとしてもその後の維持管理はかなり大変だったと思いますので、現在お持ちのR34をこれからも大切になさってください。
私はグロリアでかなり苦労しましたので・・・
結局のところはお金(ここが一番大変)とコネと情熱なんですけどね。
R34もすでに21年ですか・・・
現状スカイラインでは最後の直列6気筒搭載車ですね。
スッキリしたスタイルで発売当時R33よりもスカイラインらしいと思っていました。
既に入手できない部品も出てきているとは思いますが、34にこれからも長く乗るおつもりでしたら部品の確保は大事ですね。
あの時代の日野のスタイルは子供時代の自分にしっかり刷り込まれていて、
ボンネットトラックと言えばアレ!っていう思いが強いです。
更新は遅々として進まない当ブログですが、宜しければまた見に来てください。
以前から時々拝見していましたが初めてコメントさせていただきます。
日野自動車のカタログ、貴重な資料ですね。1968年生まれの私は幼少期大型バスとトラックが何より好きという変わった子供で剣道面のボンネットやこのカタログのキャブオーバーなど懐かしいです。乗用車はプリンスグロリアと日野コンテッサクーペに憧れ平成元年に免許取得後入手を検討しましたが諸般の事情で諦めました。
現在はスカイラインR34クーペを新車から所有していますが、経年21年ですっかり旧車になってしまいました。
同車は貴殿がアップされた日野の(事実上)初代の大型キャブオーバートラック群つまりTC-30型(1961年登場)に端を発するシリーズの最終進化形の一つで、後輪2軸なのもさることながら正面衝突を受けても意外と破壊が少ないことを当時(小生3歳)テレビニュース映像や新聞で見た記憶も鮮明...と書くと他界された御本人やその家族、ファンの方々に大変不謹慎ですが、そのぐらい小生個人の幼時の原風景にあるトラックの1台という意味ですので誤解なきように―為念。
前回の拙文後半付近「カゴメトマトの輸送車」について
(正)
KC300トラックの兄貴分たるTH80/8トントラック
(誤)
KC300トラックの上級姉妹車として後年登場のKB型トラック
お詫び申し上げます。
初めまして
コメントありがとうございます。
前二軸の物は確かにはしご車で居ました。
たぶん中学生ころまではあのタイプのはしご車の居た消防署があり、めったに近くを通ることはなかったのですが、そこを通るたびに存在確認をしておりました。
あの頃の車のデザインは今より味のあるデザインが多いように個人的には思っていますが、今よりも安全面などの規制が緩かったことも影響しているのでしょうね。
これらの日野自動車の1962年頃の車種群のうち、TC-30型前2軸トラックは同じキャビンスタイルのまま1969年まで製造されたこともあって1970年生まれの小生としては1978年=小学三年生辺りまで現役を務めている姿にお目にかかったこともありますし、絵本やトミカのミニカーの消防車としても馴染み深いです。
またKC300トラックの上級姉妹車として共通のキャビンで後年登場したKB型キャブオーバー8トントラックは同じく小学校時代に学校近くのバイパスを「カゴメトマト」の輸送車として緑色に塗られて走っているのを目撃した記憶は新しいです。
現在では日野の大型車はグランドプロフィアですが、この世代のキャビンスタイルは几帳面な平面基調のデザインが今見ても古さを感じさせませんし、特に丸形四灯の顔つきなどデザインの勝利として息を呑まされるほどです!
そちらも無事で何よりでした!
こちらも大した被害もなかったので助かりました。
相模川も幸い氾濫することもなくどうにか持ちこたえた様です。
箱根登山鉄道と小田急の一部区間はまだ不通なので、早く復旧すると良いのですが…
カタログは手持ちが尽きて来たのでそろそろ打止めですが、また何か仕入れて記事にできたらと思いますのでどうぞ宜しくです。
ところで、台風は大丈夫でしたか?
うちはちょうど避けて通ってくれたみたいで、たいした被害は無くて良かったですよ〜!
ニュースを見ると、箱根登山鉄道への被害や、ダム放流による平塚周辺の被害など、大丈夫だったかな?と心配しております。
自然災害は怖いですね〜
ではまた!