2022年06月26日
国鉄EF61形電気機関車
どうもです
相変わらずの不定期更新を維持しています。
このようなブログですが、覗きに来てくれている方がちょこちょこおられるようで有難いです。
しかしあまり更新をしていないので、トップページを見てお帰りになられている方が結構おられるようで申し訳ありません。
しかしこの更新頻度で細く長く続けていくつもりなので、お付き合いくださる方はどうぞよろしくお願いいたします。
・・・などと個人的な言い訳はこの辺にしまして、今回はNゲージのEF61の0番台を取り上げたいと思います。
はるか昔はまず出ることはないだろうと思っていましたが、今ではあのカトーから遂に発売されるなんて時代は変わりました。
今回取り上げるのは基本の0番台のみで、後年セノハチ用に改造で誕生した200番台などは取り上げません。
では軽く機関車の事をおさらいしてみたいと思います。
このEF61という機関車は前年に登場していた貨物用のEF60を元にして、旅客列車の暖房用に蒸気発生装置(SG)を搭載する為全長を延ばし、電動機の歯数比を高速向けに変更するなどして1961年(昭和36年)の9月に登場した旅客用機関車で、翌1962年の1月にかけて全18両が川崎車両/川崎電気(1〜10)と汽車製造/東洋電機(11〜18)にて作られました。
新製後は早速宮原区へ配置されて東海道・山陽筋で活躍を始めます。
1962年には寝台特急あさかぜの牽引機としても抜擢され、一見順風満帆のようでしたが、元々旅客列車の電車化が進み始めた時期だったのと、新幹線の開業を控えていた時期が重なり、将来的には旅客用機関車が余る事態を想定していたこともあり製造は18両で終了してしまいます。
しかも最初から将来的にはSGを撤去して貨物機に転用可能なつくりになっていたとの事。
まあ実際にはSG撤去は行われませんでしたが、そもそもその頃には機関車自体が余剰気味で改造してまで転用することが必要なくなっていました。
当初は宮原区に配置され主に急行列車の牽引に充当されていましたが、1962年には瀬野ー八本松間(通称セノハチ)で間合い運用として補機としても運用されました。
その際に補機開放を走行中に行うため、連結器を自動で開放できるよう開放てこにエアーシリンダーを装備します。
これは全車に装備され運用終了後も廃車時まで残っていました。
当初は華々しい活躍もありましたが、優等列車のあさかぜ牽引はわずか1年ほどで終了し、東海道新幹線開業後は旅客列車の減少により荷物列車牽引にも充当。
運用に余裕が出たこともあり、この頃から貨物列車の牽引にも使われるようになります。
その後1968年10月の「ヨンサントウ」以降は全車広島区へ転属して、一時的ですが貨物列車の運用だけとなってしまいます。
この後急行列車運用や荷物列車の運用が一時復活しますが、1975年の新幹線博多開業後は東海道・山陽線の定期急行列車運用からは外れ、荷物列車と臨時列車の牽引があったものの、メインは貨物列車牽引となってしまいます。
1978年になると今度はEF58の廃車補充で山陽筋の荷物列車の運用が増えて貨物列車の運用は減りますが、その頃にはEF61自体も車体の腐食等により状態不良車が増えていきました。
酷いものになるとSGの蒸気で屋根が腐食し抜け落ちるなんてこともあったそうです。
そうして1983年にはついに廃車が始まり、1984年の荷物列車のEG化により残りの全機が運用を離脱。
翌1985年には全機が廃車されてしまいました。
その後もEF61 4のみ片側の運転席部分が保存されていましたが、それも今年(2022年)に解体されてしまったそうです・・・
と、こんなEF61ですが自分はついぞ一度もお目にかかることは有りませんでした。
物心ついたころには既に東京口へやってくることもなく、EF61自体も子供の頃は知らない機関車でした。
コロタン文庫の機関車オール百科や、ヤマケイのレールブックなどで初めて存在を知ったのは小学生4〜5年の頃でしょうか?
EF60の一つ目に似ているけれどスマートなこの機関車は、好きと言うまでには至りませんでしたがちょっと気になる存在にはなっていました。
その後も実際に見る機会は訪れず、そもそも東海道筋のEF58が全廃になる頃になるといつしかその思いも薄れ、目の前のゴハチを追いかける日々がしばらく続きました。
とは言ってもそこまでのめり込んでいたわけではなくて、割とライトな鉄チャンでしたからムキになるほどではありませんでした。
その後、国鉄が分割民営化されてJRグループに再編された後はしばらく鉄道趣味からは遠ざかっていました。
国鉄が好きだった自分は一気に興味が失せてしまったんですよね〜。
それから暫くバイクや車の方へ興味が移り、改めて鉄道趣味に戻ってきたのは20代も後半になってからの事でした。
と言ってもメインはNゲージでして実物は相変わらずそこまでではなかったです。
国鉄時代の旧型車両の復活なんか位しか興味がわきませんでした。
しかしNゲージも暫く離れていた間に随分進化してたので驚きましたね〜
トミックスのTNカプラー密連なんて、正に子供の頃の夢が具現化したアイテムでしたから(笑)
アーノルトカプラーはデカくてカッコ悪いと以前から常々思っていたので。
そしてNゲージ趣味が復活してしばらくたった頃、あるガレージキットが目に入りました。
今は無き東京堂から発売されていたEF61のレジンボディです。
これはKATOのEF81の動力を使用するボディだけの製品で、本体以外にEF81動力とEF60の台車、それと窓ガラスにパンタと避雷器など結構いろいろ揃えないといけないという代物でした。
元々の定価もお高いものだったのですが、その時はピピっっと来てしまったんですね。
まさかあのEF61が模型化されるなんて・・・って思ってしまったんですよ。
メジャーメーカーからはまず出てこないだろうとその時は思ったので、ひとまず茶色ボディだけは入手しました。
鉄道模型に出戻り後はますます1960年代の車両をメインに購入するようになっていたので、ブルーの方は予算的なこともあって手を出しませんでした。
その時一通り必要な部品もすべて入手したのですが・・・
何故かいまだに完成を見ておりません(泣)
どうしてでしょう?
その後今現在まで放置されており、未だそのままと言う可哀そうな状況です。
そんな状態で放置していたところに今度はマイクロエースから遂にプラ完成品のEF61が発売になります。
この時もブルーではなく茶色をチョイス。
いざ入手してみると色々と不満はありましたが、まずは製品化されたことが嬉しくてそこは目をつぶりました。
何とそこから数年後、今度はベストリニューアルと言う名前でまたもやマイクロでEF61が再生産されました。
前回不満だった造形がかなり修正されており、この時点ではかなり満足のいく出来でした。
やはりこちらも茶色のみ購入です。
この2種類のマイクロ製品ですが、テールライトが点灯するというちょっと楽しいギミックがあるんですね。
これ自体は嬉しいんですけど、オンオフ機能が無いので普通に走らせていても点灯したままなのが不満なところです。
しばらく走らせたりして遊んでいましたが、そのうち徐々に活躍の機会が減り滅多に箱から出さなくなります。
この後は特に何も変化なく、更に長い年月が過ぎ去りました。
結婚後は以前のように頻繁に新製品を購入することが無くなり、旧国鉄時代の車両が出たときだけ吟味に吟味を重ねて細々と購入するようになり、結構泣く泣く諦めた車両もありました。
そんな生活を続けていた昨年(2021年)秋の事です。
何と!突然あのカトーからEF61の製品化予告が出たじゃありませんか!
予告を見て痺れたのは言うまでもありません。
まずはブルーの予告でしたが、居ても立ってもいられずに予約してしまいました。
そうしたら何とその翌月の予告では茶色まで発売になると知り、気絶しそうに(笑)
同時に20系と新規金型のEF60 500まで発売になると知って、暫くお財布と本気で相談することとなります。
結果すべて予約してしまいました(汗)
年明けにヤフオクで色々売り飛ばしてどうにか予算を工面したのは内緒です。
以前から手元にあったEF61と、今回入手したカトーの茶色を並べてみたのがこちら
左から東京堂、マイクロエース初代、同二代目、カトーの順です。
写真はレンズの曲率等で必ずしも実際に見えるようには撮影できていませんが、東京堂は当時のカトー製EF60のガラスやレンズを流用する関係上ソックリです。
ご覧の通り、ヒゲやナンバープレート、モニターのガラスにSG排気口などが未取り付けのままです。
スカートも未塗装なんでいい加減ちゃんとしてあげないとこのまま休車状態になってしまいそうです。
マイクロの初代は今見ると大味な部分も多々見受けられますが、当時は出てくれただけで満足でした。
本当は二代目と同じく屋根上がグレーに塗り分けられているのですが、実際はそうじゃないはずなので自分でぶどう色に塗りました。
避雷器もカトーの物に交換しています。
モニターの形状が凄く変なんですが、直しようがないのでそのままです。
他の三両と見比べるとよく分かります。
マイクロの二代目は初代の不満な部分が改善されており、個人的には今見ても悪くないのではないかと思います。
屋根の塗分けは相変わらずなのは不満ですが、初代と比べるとパンタグラフの造形も含め随分しっかりした印象です。
一番右のカトー製品は最新作だけあり良く出来ているなと感じます。
4両の中で一番運転席のセンター部分の柱が細く表現されていて、一番実車のイメージに近いかなと。
走りも最新のフライホイール装備ですから文句なしです。
マイクロの二代目とカトー製品の解放てこの左下に見える縦型の細い物が自動開放用シリンダーです。
サイドビューの比較
左 マイクロの初代 右 同二代目
モニター形状の違いが良く分かります。
SG排気口のモールドの肉厚などもかなり違いがあります。
(カプラーはすべてカトー製に交換してあります)
こちらは左が東京堂で右がカトー製です
東京堂製品はEF81の動力を使う関係上かなり車体が長くデフォルメされているのが良く分かりますね。
そのせいで台車間の隙間も大きいです。
カトー製品はさすが最新作だけあってバランスよく見えます。
3両の中で一番床下の隙間が適切に見え、落ち着きがあると思うのですがどうでしょう。
各社のケース
マイクロのケース裏のイラストは初代のほうが実物寄りですね。
カトー製品同士の写真
実際はこの頃の「あさけぜ」のヘッドマークは下のアルファベットが無く「ヒゲ」が3本の物だったと思います。
このタイプ
それにしてもここ最近は古い製品のリニューアルや、一昔前ならばまず製品化されなかったであろう車種がぽつぽつと製品化され、おやじNゲージャー?には嬉しい反面、お財布的には厳しい世になりました。
子供の頃から今に至るまで全く接点のなかったEF61ですが、何故か昔から気になる存在だったというだけで気が付けば最新のブルーも含め既に5両も手元にあるという不思議な現象が起こっています(不思議でも何でもない)
自分が生まれる前の時代は東海道線東京口にも顔を出していたこともあるので、全く地元に縁がないと言う訳でもないですが、実際見たこともないこの機関車がなぜ気になるのかは自分でもイマイチよく分かりません。
スマートでカッコ良いと思ってはいますが、それだけでこんなに買ってしまうものなんでしょうか?
(買っているのは自分だろ!って突っ込みは無しで)
実際同時に走らせて楽しむ場所なんてないんですよね。
それでもNゲージはまだそこまで場所を取らないんで、ある程度数が有ってもどうにかなっちゃうところが怖いところです。
予算が有ったら他にも欲しい車両は結構ありますんでこれくらいのペースで済んでいるのは幸いです・・・
今回もだらだらと要領を得ない文章ですいませんが、この辺で終わりたいと思います。
ではまた
相変わらずの不定期更新を維持しています。
このようなブログですが、覗きに来てくれている方がちょこちょこおられるようで有難いです。
しかしあまり更新をしていないので、トップページを見てお帰りになられている方が結構おられるようで申し訳ありません。
しかしこの更新頻度で細く長く続けていくつもりなので、お付き合いくださる方はどうぞよろしくお願いいたします。
・・・などと個人的な言い訳はこの辺にしまして、今回はNゲージのEF61の0番台を取り上げたいと思います。
はるか昔はまず出ることはないだろうと思っていましたが、今ではあのカトーから遂に発売されるなんて時代は変わりました。
今回取り上げるのは基本の0番台のみで、後年セノハチ用に改造で誕生した200番台などは取り上げません。
では軽く機関車の事をおさらいしてみたいと思います。
EF61電気機関車とは
このEF61という機関車は前年に登場していた貨物用のEF60を元にして、旅客列車の暖房用に蒸気発生装置(SG)を搭載する為全長を延ばし、電動機の歯数比を高速向けに変更するなどして1961年(昭和36年)の9月に登場した旅客用機関車で、翌1962年の1月にかけて全18両が川崎車両/川崎電気(1〜10)と汽車製造/東洋電機(11〜18)にて作られました。
新製後は早速宮原区へ配置されて東海道・山陽筋で活躍を始めます。
1962年には寝台特急あさかぜの牽引機としても抜擢され、一見順風満帆のようでしたが、元々旅客列車の電車化が進み始めた時期だったのと、新幹線の開業を控えていた時期が重なり、将来的には旅客用機関車が余る事態を想定していたこともあり製造は18両で終了してしまいます。
しかも最初から将来的にはSGを撤去して貨物機に転用可能なつくりになっていたとの事。
まあ実際にはSG撤去は行われませんでしたが、そもそもその頃には機関車自体が余剰気味で改造してまで転用することが必要なくなっていました。
当初は宮原区に配置され主に急行列車の牽引に充当されていましたが、1962年には瀬野ー八本松間(通称セノハチ)で間合い運用として補機としても運用されました。
その際に補機開放を走行中に行うため、連結器を自動で開放できるよう開放てこにエアーシリンダーを装備します。
これは全車に装備され運用終了後も廃車時まで残っていました。
当初は華々しい活躍もありましたが、優等列車のあさかぜ牽引はわずか1年ほどで終了し、東海道新幹線開業後は旅客列車の減少により荷物列車牽引にも充当。
運用に余裕が出たこともあり、この頃から貨物列車の牽引にも使われるようになります。
その後1968年10月の「ヨンサントウ」以降は全車広島区へ転属して、一時的ですが貨物列車の運用だけとなってしまいます。
この後急行列車運用や荷物列車の運用が一時復活しますが、1975年の新幹線博多開業後は東海道・山陽線の定期急行列車運用からは外れ、荷物列車と臨時列車の牽引があったものの、メインは貨物列車牽引となってしまいます。
1978年になると今度はEF58の廃車補充で山陽筋の荷物列車の運用が増えて貨物列車の運用は減りますが、その頃にはEF61自体も車体の腐食等により状態不良車が増えていきました。
酷いものになるとSGの蒸気で屋根が腐食し抜け落ちるなんてこともあったそうです。
そうして1983年にはついに廃車が始まり、1984年の荷物列車のEG化により残りの全機が運用を離脱。
翌1985年には全機が廃車されてしまいました。
その後もEF61 4のみ片側の運転席部分が保存されていましたが、それも今年(2022年)に解体されてしまったそうです・・・
自分とEF61
と、こんなEF61ですが自分はついぞ一度もお目にかかることは有りませんでした。
物心ついたころには既に東京口へやってくることもなく、EF61自体も子供の頃は知らない機関車でした。
コロタン文庫の機関車オール百科や、ヤマケイのレールブックなどで初めて存在を知ったのは小学生4〜5年の頃でしょうか?
EF60の一つ目に似ているけれどスマートなこの機関車は、好きと言うまでには至りませんでしたがちょっと気になる存在にはなっていました。
その後も実際に見る機会は訪れず、そもそも東海道筋のEF58が全廃になる頃になるといつしかその思いも薄れ、目の前のゴハチを追いかける日々がしばらく続きました。
とは言ってもそこまでのめり込んでいたわけではなくて、割とライトな鉄チャンでしたからムキになるほどではありませんでした。
その後、国鉄が分割民営化されてJRグループに再編された後はしばらく鉄道趣味からは遠ざかっていました。
国鉄が好きだった自分は一気に興味が失せてしまったんですよね〜。
それから暫くバイクや車の方へ興味が移り、改めて鉄道趣味に戻ってきたのは20代も後半になってからの事でした。
と言ってもメインはNゲージでして実物は相変わらずそこまでではなかったです。
国鉄時代の旧型車両の復活なんか位しか興味がわきませんでした。
しかしNゲージも暫く離れていた間に随分進化してたので驚きましたね〜
トミックスのTNカプラー密連なんて、正に子供の頃の夢が具現化したアイテムでしたから(笑)
アーノルトカプラーはデカくてカッコ悪いと以前から常々思っていたので。
そしてNゲージ趣味が復活してしばらくたった頃、あるガレージキットが目に入りました。
今は無き東京堂から発売されていたEF61のレジンボディです。
これはKATOのEF81の動力を使用するボディだけの製品で、本体以外にEF81動力とEF60の台車、それと窓ガラスにパンタと避雷器など結構いろいろ揃えないといけないという代物でした。
元々の定価もお高いものだったのですが、その時はピピっっと来てしまったんですね。
まさかあのEF61が模型化されるなんて・・・って思ってしまったんですよ。
メジャーメーカーからはまず出てこないだろうとその時は思ったので、ひとまず茶色ボディだけは入手しました。
鉄道模型に出戻り後はますます1960年代の車両をメインに購入するようになっていたので、ブルーの方は予算的なこともあって手を出しませんでした。
その時一通り必要な部品もすべて入手したのですが・・・
何故かいまだに完成を見ておりません(泣)
どうしてでしょう?
その後今現在まで放置されており、未だそのままと言う可哀そうな状況です。
そんな状態で放置していたところに今度はマイクロエースから遂にプラ完成品のEF61が発売になります。
この時もブルーではなく茶色をチョイス。
いざ入手してみると色々と不満はありましたが、まずは製品化されたことが嬉しくてそこは目をつぶりました。
何とそこから数年後、今度はベストリニューアルと言う名前でまたもやマイクロでEF61が再生産されました。
前回不満だった造形がかなり修正されており、この時点ではかなり満足のいく出来でした。
やはりこちらも茶色のみ購入です。
この2種類のマイクロ製品ですが、テールライトが点灯するというちょっと楽しいギミックがあるんですね。
これ自体は嬉しいんですけど、オンオフ機能が無いので普通に走らせていても点灯したままなのが不満なところです。
しばらく走らせたりして遊んでいましたが、そのうち徐々に活躍の機会が減り滅多に箱から出さなくなります。
この後は特に何も変化なく、更に長い年月が過ぎ去りました。
結婚後は以前のように頻繁に新製品を購入することが無くなり、旧国鉄時代の車両が出たときだけ吟味に吟味を重ねて細々と購入するようになり、結構泣く泣く諦めた車両もありました。
そんな生活を続けていた昨年(2021年)秋の事です。
何と!突然あのカトーからEF61の製品化予告が出たじゃありませんか!
予告を見て痺れたのは言うまでもありません。
まずはブルーの予告でしたが、居ても立ってもいられずに予約してしまいました。
そうしたら何とその翌月の予告では茶色まで発売になると知り、気絶しそうに(笑)
同時に20系と新規金型のEF60 500まで発売になると知って、暫くお財布と本気で相談することとなります。
結果すべて予約してしまいました(汗)
年明けにヤフオクで色々売り飛ばしてどうにか予算を工面したのは内緒です。
以前から手元にあったEF61と、今回入手したカトーの茶色を並べてみたのがこちら
写真はレンズの曲率等で必ずしも実際に見えるようには撮影できていませんが、東京堂は当時のカトー製EF60のガラスやレンズを流用する関係上ソックリです。
ご覧の通り、ヒゲやナンバープレート、モニターのガラスにSG排気口などが未取り付けのままです。
スカートも未塗装なんでいい加減ちゃんとしてあげないとこのまま休車状態になってしまいそうです。
マイクロの初代は今見ると大味な部分も多々見受けられますが、当時は出てくれただけで満足でした。
本当は二代目と同じく屋根上がグレーに塗り分けられているのですが、実際はそうじゃないはずなので自分でぶどう色に塗りました。
避雷器もカトーの物に交換しています。
モニターの形状が凄く変なんですが、直しようがないのでそのままです。
他の三両と見比べるとよく分かります。
マイクロの二代目は初代の不満な部分が改善されており、個人的には今見ても悪くないのではないかと思います。
屋根の塗分けは相変わらずなのは不満ですが、初代と比べるとパンタグラフの造形も含め随分しっかりした印象です。
一番右のカトー製品は最新作だけあり良く出来ているなと感じます。
4両の中で一番運転席のセンター部分の柱が細く表現されていて、一番実車のイメージに近いかなと。
走りも最新のフライホイール装備ですから文句なしです。
マイクロの二代目とカトー製品の解放てこの左下に見える縦型の細い物が自動開放用シリンダーです。
サイドビューの比較
モニター形状の違いが良く分かります。
SG排気口のモールドの肉厚などもかなり違いがあります。
(カプラーはすべてカトー製に交換してあります)
こちらは左が東京堂で右がカトー製です
そのせいで台車間の隙間も大きいです。
カトー製品はさすが最新作だけあってバランスよく見えます。
3両の中で一番床下の隙間が適切に見え、落ち着きがあると思うのですがどうでしょう。
各社のケース
カトー製品同士の写真
実際はこの頃の「あさけぜ」のヘッドマークは下のアルファベットが無く「ヒゲ」が3本の物だったと思います。
このタイプ
それにしてもここ最近は古い製品のリニューアルや、一昔前ならばまず製品化されなかったであろう車種がぽつぽつと製品化され、おやじNゲージャー?には嬉しい反面、お財布的には厳しい世になりました。
子供の頃から今に至るまで全く接点のなかったEF61ですが、何故か昔から気になる存在だったというだけで気が付けば最新のブルーも含め既に5両も手元にあるという不思議な現象が起こっています(不思議でも何でもない)
自分が生まれる前の時代は東海道線東京口にも顔を出していたこともあるので、全く地元に縁がないと言う訳でもないですが、実際見たこともないこの機関車がなぜ気になるのかは自分でもイマイチよく分かりません。
スマートでカッコ良いと思ってはいますが、それだけでこんなに買ってしまうものなんでしょうか?
(買っているのは自分だろ!って突っ込みは無しで)
実際同時に走らせて楽しむ場所なんてないんですよね。
それでもNゲージはまだそこまで場所を取らないんで、ある程度数が有ってもどうにかなっちゃうところが怖いところです。
予算が有ったら他にも欲しい車両は結構ありますんでこれくらいのペースで済んでいるのは幸いです・・・
今回もだらだらと要領を得ない文章ですいませんが、この辺で終わりたいと思います。
ではまた
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お久しぶりです!
EF61、地味ですよね〜(笑)
でも自分もなぜか昔から好きな機関車でして、結局気がつけばあの数になっていました。
東京堂はマニアックな車輌もたくさん出してくれていましたが、とにかく価格設定が高くて滅多には手を出せないものでしたね。
マイクロはご指摘の通りで、買ってからあの造形にはビックリでした。
でも今のカトーは流石の出来ですね。
実物は見れませんでしたが、こらからも模型で楽しもうと思います。
国鉄新形電機中最も地味な存在のEF61ですが私は大好きでカトーから製品化予告がされたときには嬉しくて即予約しました。
かつての東京堂製品は工作力がない自分には無理と判断して購入せず、マイクロは見るまで怖かったので発売当時模型店に行きましたが屋上モニターが異様に大きく購入しませんでした。
今回とりあえずブルーだけ購入しましたが茶色もいい感じですね。私の鉄道では昭和44年等級製廃止後〜昭和55年頃までと時代設定をしているのですが(キリがないので)欲しい車両が多くて困ります。
私は実機を何度も見ましたが当時は今のような情報がない時代だったので苦労しました。やっと会えたスレンダーで美しい彼女に興奮しました(笑)。