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2019年11月10日

物置スペースの外壁材

どけん屋なボクです!

前回、外壁の下地材についてお伝えしました。では仕上げ材はどんな材料を
使うといいのでしょうか。

外壁によってその建物のイメージがずいぶん変わります。

洋風にもなるし和風にもなります。はたまた和洋折衷なものになるかもです。
下地の湿気対策はもちろんですが、外壁はそれこそ直接に風雨などがあたって
しまうため経年劣化をできるだけ押さえたい部分となります。

近年、外壁の処理はさまざまです。住宅の家屋本体であれば吹き付け塗装で
処理するケースや既製の壁タイルの場合も多いです。
それらはいささか費用の面で少しコストがかかりそうです。

お伝えしているのはDIYの域であるので壁材を張るという路線でお伝えしようと
おもいます。

木製であれば内壁材でお伝えした、さね加工してあるものを張っていくパター
ンが断然お勧めです。

凹凸を重ねていくものと板の下部を ”鎧張り” という方法で重ねて張っていく
ものもあります。
”鎧張り(よろいはり)” 日本では古来から城や神社仏閣などにも盛んに取り
入られていた手法です。

現在も木造住宅では多くみられる手法です。材料も鎧張り用に加工されたものが
たくさん販売されています。

木の種類もヒノキをはじめスギやヒバその他多種にわたりますし、スギ材には
焼き加工、いわゆる焼杉の材料もあります。
焼杉の加工ものは価格もそこそこします。

前述した風雨の問題もあるので近年、盛んに使用されているのが ”ガルバリウム”
或いは ”ガルバニウム” と呼ばれる錆に強い亜鉛の金属板です。

最近は住宅やガレージの壁、特に屋根に多く使われています。
DIYでは加工が少し、難しいとおもわれます。定尺のものを張り合わせたりカット
する程度なら問題はないとおもわれますが、端部の曲げ加工などは少しテクニックも
必要になってきそうですし、鉄製なので取扱いがまずいと指先などを裂傷するケガの
おそれもあるので注意しなければなりません。

張ったあとの見た目は以前のトタン波板とは少し違い、格好いい感じがでます。
隙間などはコーキングが必要です。メッキ処理がしてあるため、メッキを痛めない
ためには非酢酸タイプのシリコン系のコーキング剤を使用することが望ましいと
されていますので確かめて購入することを忘れないようにしたい大事な部分です。

また、張ったあとの塗装は不要とされているので張れば完成です。 
木製のものに関してはできれば塗装をしてあげたほうが劣化の防止になるので
やってあげたい作業ですね。

その他、張るタイプのタイルブロックなどもあるので選択肢に入れてみて検討して
みてはどうでしょうか。

メンテナンスの必要性はいずれもゼロではないのでいかに劣化を防ぎ、長持ち
させるかというところも考えて材料選びをすることも必要なひとつの作業になります。

では!



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