2020年03月27日
デレマスコラボで始める方向け - シャドウバース初心者のススメ
【#シャドバデレマスコラボ リーダースキン】
— Shadowverse公式アカウント (@shadowverse_jp) March 13, 2020
「アイドルマスター シンデレラガールズ」のアイドルがリーダースキンになって登場!
安部菜々(CV:#三宅麻理恵 さん)の動画を公開します。
3月30日のコラボ開催をお楽しみに!#シャドウバース #デレマス
▼コラボ特設サイトhttps://t.co/YMrQr9iZvU pic.twitter.com/AH5ovMCF0h
「ま!まだやれ…ア゛ァ゛〜〜っ!!」
アとガの中間のようなうめき声に笑うしかない。最高。キャラをまったく知らないシャドバ勢が「なんとなく17歳っぽくない」という素朴な感想をつぶやいていたのでこれはCV三宅麻理恵さんの演技力の大勝利といって差し支えないでしょう。
というわけで、シャドウバースでは3/30リリースの新パック「ナテラ崩壊」より、アイドルマスターシンデレラガールズとのコラボが開始されます。やったぜ。これを機会にシャドバを始められるご同僚の方も多いことかと思いますので、どういうゲームなのかわからない…という方のためにいくつか書いてみたいと思います。
目次
ゲーム概要〜プレイするまで
ゲーム内容〜事前準備(デッキ構築)
ゲーム内容〜プレイング
おすすめ動画チャンネル・サイト
ゲーム概要〜プレイするまで
シャドバとは
TCG(トレーディング・カードゲーム)と呼ばれるジャンルのゲームです。同じタイプの先達としては「マジック・ザ・ギャザリング」や「遊戯王」「ハースストーン」などがあります。1:1の対人戦でキャラクターを召喚するなどして相手を攻撃し、体力を削りきれば勝ちというタイプのゲームです。
プラットフォームについて
スマホの他にPCでもできます。DMMかSteamの好きな方を選んでください。自分はDMMでプレイしていますが特に不便は感じていません。既にスマホでプレイしている人もデータ連携が可能です。
課金の必要性について
ソシャゲ勢には気になるところかと思いますが、無課金でも十二分にやっていけます。シャドバはeスポーツとしての競技性確立に注力している印象なので、この路線が変わらない以上は課金が勝敗に関わるようなシステムにはならないと思われます。課金要素は現状でリーダーやカードの見た目を変えるなど競技性以外の部分にとどまっています。ただ、始めたばかりの人が高レアリティのカードを収集するスピードを上げたいなら課金が必要になってきます。
一日のプレイ時間目安
3回勝利のミッションをこなすことでテンポラリージェム(最高レアリティカードを各1枚ずつ獲得できるアイテム)が手に入るので日に30〜40分程度遊ぶことが第一の目安になります。他に一日のデイリーミッションが3つ発生するので、それらもやるならば1時間〜1時間半ほど必要になってきます。いわゆるスタミナ制ではないので遊びたい人は無限に遊べるシステムなので、ハマりすぎには気をつけましょう。
ゲーム内容〜事前準備(デッキ構築)
デッキとは
対戦前に「デッキ」というカードの集まりを組む必要があります。使用する手札はデッキからランダムで補充しますので、使ってみたいキャラクター(以後フォロワーと書きます)やスペルを組み入れましょう。この時点で実力が出ると言っても過言ではありません。しかし……
上級者のデッキをコピーするのが一番強い
身も蓋もないですが強さを求めるならこれが一番です。「ウィッチ 連勝」等でTwitter検索するかプロの配信動画を見てください。というのも、その時々の環境においてどのカードが有効で何枚が適切かを判断するにはプレイ数を重ねた調整が不可欠なので、調整時間と判断力においてシャドバで飯を食っているプロ等上級者に素人がかなうはずがありません。さらに言えば、ローテーションフォーマットでは使えるカードが他のカードゲームと比較して少ないので、上級者も思い浮かばなかった「大穴デッキ」が存在する余地が小さいと言えます。つまり思考停止ではなく、理論上「完全コピーしたほうがだいたい強い」のです。ただ、プレイスタイルが合う合わないは確実にある(上級者の思考力でないと真価を発揮しないデッキが存在する)ので、合うデッキを選択しましょう。デッキの組み方
とはいえデッキを組むこと自体が楽しみの一つですし、強いコピーデッキはレジェンドカードが多く最初は組めないことも多いと思いますので、基本的な組み方を紹介します。
コストカーブを意識(低コストを多めに)
画像のようなコスト分布図が描く曲線をコストカーブと言います。序盤に高コストカードばかりを引きすぎないように低コストカードを多めに入れ、コストが上がるほど少なくするのが定石です。リーダーによってデッキの特性が違うので一概に言えませんが、ゲームの特性上2ターン目に2コストフォロワーを置けないと負けに直結することが多いので、ほとんどのデッキで共通して2コスト層を12枚〜15枚は確保したほうがよいでしょう。
フォロワーを多めに
リソース観点で考えると、スペルは使うとなくなりますがフォロワーは場に残るので価値が高いと言えます。アミュレットも残るものが多いですが相手フォロワーに干渉できないことが多いので、フォロワーカードを多めに入れるのが定石と言えます。例外的なデッキも多いですが、基本的にフォロワー30〜34枚、その他6〜10枚くらいが適正です。
カードの種類は少ないほうが概ね良い
初心者は「あれもこれも強そう」とデッキ内のカードの種類が増えてしまう傾向にありますが、選択肢が増えるとプレイングが安定しなくなるのでおすすめしません。カードの種類はデッキ確認画面で1画面に収まる程度、すなわち16種までに絞るのがおすすめです。
「切り札」とそれを引く手段を投入しよう
フィニッシャーと呼ばれる「これを出して勝つ」パワーをもったカードを投入しましょう。明確な勝ち手段を設定することによってプレイングもわかりやすくなります。ただしフィニッシャー依存度が上がった場合はそれを引けないと話にならないので、カードを追加で引けるカードを投入しましょう。ドローソースと呼ばれます。ドロソは6〜9枚ほど欲しいところですが、コストの割に攻撃力等が低めに設定されている事が多いので注意しましょう。
例外として、相手の態勢が整う前に削り切る「アグロデッキ」や中盤に場を支配し続けて勝つ「ミッドレンジデッキ」というフィニッシャー不在デッキも存在します。カード資産が少ないうちはこういうタイプのデッキを使うのもいいでしょう。
ゲーム内容〜プレイング
シャドバは8リーダーそれぞれで戦い方が違う上に、同リーダー内でも複数のコンセプトがあったりします。(ウィッチの「スペルブースト」と「土の印」など)詳細なプレイングについてはデッキコンセプトごとに変わってくるので、ここでは多様なデッキに共通する基本的な戦術について記述します。
盤面(場)を強くしよう
基本的なセオリーは盤面に強いフォロワーを並べて相手に処理を迫ることです。複数の選択肢があるときは、最も強い盤面を作れるほうを選びましょう。フォロワーは基本的に出したターンに攻撃できない性質上、先にフォロワーを並べたほうが有利になります。
カードの進化が勝負の鍵
先にフォロワーを出したほうが有利なので、理論上先攻側が優勢を取り続けることになります。後攻側がこの状態を打破するのが「進化」です。ステータスを上げて即攻撃できるので、攻守が逆転できます。この時、進化攻撃で相打ちになってしまうとまた相手に先手を取られるので、なるべく生存する選択肢を選びましょう。
4T〜6T目の進化の応酬を経て、進化権が切れると先手を取るのが難しくなります。その場合スペルや「突進」、ダメージ効果持ちフォロワーを駆使して盤面を取り返しましょう。相手のフォロワーをあえて残し進化権を温存するテクニックもありますが、初心者の方はそれで負けるケースがありがちなので個人的にはおすすめしません。
マリガンの重要性
初期手札をプレイ前に任意で交換することをマリガンと言います。このとき、デッキに戻したカードを引くことはありません。(複数枚入れている場合は同名の別カードを引くことはあります。)基本的に序盤動くために低コストをキープすることが多いですが、どうしても必要なキーカードがあるデッキでは低コストを戻してでも引きに行ったほうが勝率が上がることもあります。デッキの特性を把握したらマリガンも工夫してみましょう。ゲーム最初の行動ですが、ノーコストで最大3枚ドローできて考えることも多いので、プレイ中の一手一手よりも戦術的価値が高いと言えます。
相手の次の行動を予測しよう
将棋などと比較して、相手手札の「非公開性」と「ランダム性」が相手行動が読みづらい要因と言えますが、逆に選択肢は少なめなので、数手先までは難しくても、直後の1手だけ読むことはさほど難しくありません。各リーダーの強力な行動を覚えて対応できれば中級者以上と言えます。例えば相手がネクロの5T目なら【永遠の花嫁・セレス】の交戦時3点ダメージに耐える体力4以上のフォロワーを残す、ビショップの進化ターンなら【聖弓の使い手・クルト】と相打ちになる攻撃力5/体力3以上を残す、などです。これができれば勝率がかなり変わってきます。
おすすめ動画チャンネル・サイト
むじょっくすTV
ゲーム攻略サイトGamewith所属のくすきさん(@bido_sv)と元Gamewith現無職のむじょるさん(@mujol_sv)によるチャンネルです。お二人のやりとりがコミカルで面白いのですがプレイングや解説に関してはプロ級の手練で大変参考になります。リーダー問わずに話題になる強力デッキやおもしろネタデッキなどいろいろなデッキを紹介してくれます。更新頻度も高いのでチェックしておいて損はないでしょう。
ファミ通App
カリスマゲーマータイガー桜井さん(@tiger_sakurai)、横浜・F・マリノス所属のプロ選手あぐのむさん(@agunomomoclo)、デッキビルダーウルフ北河さん(@urufu_kitagawa)、釣りYouTuber岩田ジュビ漏さん(@iwatajubilou)によるファミ通Appのチャンネルです。こちらもリーダー問わず強力なデッキを紹介、解説してくれるので参考になります。環境後期には「俺たちのRAGE」という対戦企画も毎回行っており、特に桜井さんVSあぐのむさんは毎回思考レベルの深い名勝負になるのでおすすめです。
プロ選手のチーム・個人チャンネル
プロチームのサイトを紹介します。個人チャンネルを持っている選手もいますのでチェックしてみてください。ちなみに僕の推しチームはレバンガさんです。
プロリーグ公式ページ https://rage-esports.jp/league/sv/
AXIZ https://axiz.gg/
auデトネーション http://team-detonation.net/
G×G https://gxg.tokyo/
名古屋OJAベビースター http://www.nagoyaoja.com/
福岡ソフトバンクホークスゲーミング https://gaming.softbankhawks.co.jp/
横浜・F・マリノス https://twitter.com/@prompt_fmarinos
よしもとLibalent https://www.teamlibalent.com/
レバンガ☆SAPPORO https://www.levanga.com/esports/
以上です。理解難度の高いゲームではありますがこの手のゲームとしてはカジュアルに楽しめる工夫がされているとも思います。対戦ゲームはどうしても片方が負けるので常に誰しもが満足というわけにはいきませんが、その分勝利時のカタルシスは代えがたいものがありますので、長く続けていただけると幸いです。
何かご質問がありましたら、コメントか僕のTwitter(@peta_)までお気軽にリプライください。
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