2019年09月19日
シャドウバース「森羅咆哮」レビュー 注目カードベスト10
シャドバの新パックの時期ですね。ということで3ヶ月弱ぶりの更新です。
今回も注目カードとがっかりカードをレビューしていきたいと思います。今回はプレリリースがあるためちょっぴり早めの情報全公開になりましたね。
ちなみに前回のレビューですが、まあ見ていただければ分かるのですが【マシンブックソーサラー】と【魅惑の一撃】をがっかりカード扱いするという大外れをやらかしました。まあマシンブックに関しては、機械ウィッチの隆盛は復讐ヴァンプがナーフされた後なのでノーカン!ノーカンです!……と言い張れないこともないですが、魅惑に関して言えばその復讐ヴでも機械ヴでも初期から投入されたので完全に見込み違いでした。反省。
……まあそんなわけで、今回も凡人の繰り言として当てにしないでご覧ください。
・特に記述がない限りは「ローテーション」環境を前提としております。
・「注目」カードなので強いと思うカードとは若干異なります。
・画像の著作権はすべてCygamesに帰属します。
![165491_1.png](/peta0227/file/undefined/165491_1-thumbnail2.png)
![166851_1.png](/peta0227/file/undefined/166851_1-thumbnail2.png)
ワンダーコック:ファンファーレ 名前の異なる自然カードを2枚デッキから手札に加える。
母なる君:ファンファーレ ナテラが1枚破壊されていたら2回攻撃をもつ。3枚破壊されていたらターン終了時に1回だけ復活して進化する。進化前は突進と必殺、進化後は守護を持つ。
今回追加のコンセプト【自然】をテーマにしたデッキにほぼ確実に入るであろうニュートラルカード。【ワンダーコック】は帰ってきた【純心の歌い手】と言える性能。テンポロス(簡単に言うと盤面が弱くなること)は激しいので、歌い手活躍時より3コスがマッチョになった現在では不用意に出すと負けに直結する恐れがあるが、それでも多くのデッキで見ることになるだろう。こいつ自身は自然じゃないのも良ポイント。
【母なる君】は自然デッキで組んでいれば条件の達成は容易で、盤面処理能力が高く守護を張ってターンを返せる。後述するが今回のパックでは疾走を持つカードが大量に増えたので守護の重要性が上がると考えられる。こちらもよく見るカードとなるだろう。
![165359.png](/peta0227/file/undefined/165359-thumbnail2.png)
ナテラの大樹を1枚手札に加える。
5ターン目以降ならPP1回復。10ターン目以降なら、ランダムフォロワー1体に2ダメとリーダーに2ダメ
こちらも自然デッキならば3投確実なカード。各リーダーに存在し、10ターン目以降の効果がそれぞれリーダーに相応しいものになっている。ただ今回は疾走カードが増えたこともあり長期戦になりづらそうなため、各種マナの差は実質的に小さいと考えられる。ウィッチはスペルブーストに利用できることもあり、有用度ではエレメンタル・マナが半歩リードしているのではないだろうか。
![166847.png](/peta0227/file/undefined/166847-thumbnail2.png)
ランダム相手フォロワー1体に3ダメ。
エンハンス9 ヴィズヤ・イザルエ・ジオテト(すべて0/10/10)のうち1枚をチョイスして手札に加える
ヴィズヤ:ファンファーレ 手札をすべて捨て、ターン終了時に相手の体力の最大値を2にする
イザルエ:ファンファーレ 自分のデッキを3枚にまで削り、全フォロワーとアミュレット消滅
ジオテト:ファンファーレ 自分のPP最大値を-8する。他のカードの能力を受けない 突進
2PPのランダム3ダメスペルは【魅惑の一撃】の活躍も記憶に新しいので有用だろう。しかしこのカードの本旨はエンハンス9で獲得できるなんとも効果がド派手な3フォロワー。それぞれ【アスタロトの宣告(ただしターン終了時)】【バハムート】【ヘブンリーイージス】っぽい効果になっている。どれもデメリットが大きく使いづらい印象はあるが3種類選べるのは大きい。盤面で勝っていればヴィズヤ、【粛清の英雄・メイシア】へつなぐ王手ならイザルエ、ライフに余裕があればジオテトなど、ケースに合わせて切り札として使っていけるのではないだろうか。
![166581_1.png](/peta0227/file/undefined/166581_1-thumbnail2.png)
ファンファーレ これを含まず4枚以上プレイしていたなら進化する。
進化後:守護 2回攻撃 攻撃時のダメージは0になる
進化後の効果がてんこ盛り。疾走が多くなりそうな環境で守護も有用。進化応酬ターンに普通に進化しても強いし、後半も4プレイ進化で盤面制圧しつつ4/4守護が屹立する。フィニッシャーではないが中盤を支えるカードとしては最上級のパワーを備えているのではないだろうか。
![166585_1.png](/peta0227/file/undefined/166585_1-thumbnail2.png)
必殺 ファンファーレ ターン中に2ドロー以上していたら疾走を持つ
シャドウバース秋の疾走祭り第1弾。条件達成にはターン開始時にドローするので1回追加でドローすればよい。ヴァンプは【悪夢の始まり】を筆頭にドローソースに恵まれているので容易だろう。新規コンセプト、ドローヴァンプの成立を予感させるカードである。【ナテラの大樹】でもドローできるので自然コンセプトとも無理なく共生できるのではないだろうか。
![165514_1.png](/peta0227/file/undefined/165514_1-thumbnail2.png)
アクセラ3 オルカ1体を出しそれは疾走を持つ。
守護 オルカが出るたび疾走を持つ。 ファンファーレ オルカを2体出す。
シャドウバース秋の疾走祭り第2弾。過去のカード【ネプチューン】のリメイクであるがカード内容としては今回ローテ落ちする【ポセイドン】の攻撃的バージョンといった印象。ポセイドンは守護の裏に大型フォロワーが立つ点が強かったので使い方としては別物になってくるが、【暴竜・伊達政宗】との凶悪コンボは健在。自然デッキとのシナジーはないが最後のひと削りとして採用されることも多いだろう。
ちなみにネプチューン(ローマ神話)はポセイドン(ギリシャ神話)と同一存在とされるので、これらのカードの相似はモチーフに準拠したものとなっていて面白い。今後ゼウスに似たようなカードがユピテルという名前で出るかも知れない。
![165354_1.png](/peta0227/file/undefined/165354_1-thumbnail2.png)
アクセラ4 スティールナイト・ヘヴィーナイト・ナイトを1体ずつを出す。
疾走 ファンファーレ 破壊された自フォロワーが10体以上なら他のフォロワー1体は+2/+2されて疾走を持つ。
シャドウバース秋の疾走祭り第3弾。フォロワー破壊数シナジーということでやはり【炎獅子の大将軍】とのコンボが期待できる。猛虎と獅子の共演である。アクセラ4で3体横並びできるのが自身の効果とも噛み合っていてこのコンセプトなら3投確実のカードと言える。大将軍が入る機械ロイヤルデッキは現状でもそれなりに戦えているので心強い増援となる。【高潔なる騎士・レイサム】の穴を埋めることが期待されるカードである。
![165538_1.png](/peta0227/file/undefined/165538_1-thumbnail2.png)
疾走 自アミュレットが破壊されるたび、手札のこのカードのコストを-1する。ナテラの大樹なら-2する。
シャドウバース秋の疾走祭り第……何弾だっけ。4弾?今回のビショップは特に疾走カードが多い。現行主流の【清純なる祈り・エイラ】を軸としたデッキが並べたフォロワーを重戦車のように強化して殴るデッキなので、逆のコンセプトをということだろうか。【ミュースプリンセス・ミルフィ】とのコンボは強力で、ゴリゴリ下がってずらずら並んでばしばし走ってくる、【次元の魔女・ドロシー】デッキのような展開が想像できる。ドロシーは同時期に【テミスの審判】や【サラマンダーブレス】【黙示録】が存在してもTier1に君臨した実績があるので、全体除去に乏しい近年の環境では自然疾走ビショップが猛威を振るうかもしれない。
![165276_1.png](/peta0227/file/undefined/165276_1-thumbnail2.png)
直接召喚 ターン開始時、Xが7以上ならデッキから場に出す。
疾走 場に出た時+X/+0する。Xは自分がプレイしたナテラの大樹の枚数
シャドウバース秋の疾走祭り、最終弾はウィッチである。先程のアニエスと同様に仕込みが必要なカードだが、こちらは直接召喚であるため手札になくてもよいのが利点。もちろん引いてしまうリスクはあるが、ご丁寧なことに【マナリアの叡智】というデッキに戻すカードも同時に追加され、【神秘の指輪】と違って足を引っ張りにくい効果なので無理なく入れられる。心配された【運命の導き】のローテ落ちだが【カオスウィザード】が追加されたのでスペブ軸と自然軸の共存も期待できる。ナテラ7回プレイが平均何ターンになるかは想定が難しいが、ライリーが2回or2体同時に走ってゲームエンドという展開が次環境ではよく見られるのではないだろうか。
![165227_1.png](/peta0227/file/undefined/165227_1-thumbnail2.png)
ファンファーレ 影の侵食1枚を手札に加える。
【進化後】必殺。進化時、影の侵食全てのコストを-2する。
影の侵食:4コススペル。「ターン終了時、相手のリーダーにXダメージ。Xは「破壊された自分のナテラの大樹の数」である」をリーダー付与。重複しない。2枚目以降のプレイ時はランダムな相手のフォロワー1体を破壊。
疾走フォロワーが乱舞する環境になるなら、安全に守護を立てられるニュートラルカードの【母なる君】の需要が高まると思われるが、ヴァイディの【影の侵食】はそれを無視してダメージを与えられる点が強力。森羅咆哮で一番最初に発表されたカードで、ナテラの大樹の供給がどれほどになるかが評価の鍵だったが、蓋を開けてみると【雷電のヴェロキラプトル】や【旋風のプテラノドン】などで安定供給が望めそうである。しかも影の侵食は進化時効果によりコストを下げられるのでプレイ時の隙もほとんどない点が強力。先程のライリー以上に「早く」「大きい」ダメージを「守護に関係なく」与えられるであろう、前期の【絢爛のセクシーヴァンパイア】ばりのテコ入れ凶悪カードと予測できる。
……どうでもいいが外見がどう見てもヴァンパイアフォロワーなので、慣れるのに時間がかかりそうである。
今回の【ナテラの大樹】ギミックは盤面をいじくりつつドローを進められるのでカードゲームらしいプレイ感を楽しめそうな気がします。プレリリースはちょっとやる予定がないので1週間後が楽しみです。
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今回も注目カードとがっかりカードをレビューしていきたいと思います。今回はプレリリースがあるためちょっぴり早めの情報全公開になりましたね。
ちなみに前回のレビューですが、まあ見ていただければ分かるのですが【マシンブックソーサラー】と【魅惑の一撃】をがっかりカード扱いするという大外れをやらかしました。まあマシンブックに関しては、機械ウィッチの隆盛は復讐ヴァンプがナーフされた後なのでノーカン!ノーカンです!……と言い張れないこともないですが、魅惑に関して言えばその復讐ヴでも機械ヴでも初期から投入されたので完全に見込み違いでした。反省。
……まあそんなわけで、今回も凡人の繰り言として当てにしないでご覧ください。
・特に記述がない限りは「ローテーション」環境を前提としております。
・「注目」カードなので強いと思うカードとは若干異なります。
・画像の著作権はすべてCygamesに帰属します。
森羅咆哮 注目カードベスト10
10位【ワンダーコック】&【母なる君】
![165491_1.png](/peta0227/file/undefined/165491_1-thumbnail2.png)
![166851_1.png](/peta0227/file/undefined/166851_1-thumbnail2.png)
ワンダーコック:ファンファーレ 名前の異なる自然カードを2枚デッキから手札に加える。
母なる君:ファンファーレ ナテラが1枚破壊されていたら2回攻撃をもつ。3枚破壊されていたらターン終了時に1回だけ復活して進化する。進化前は突進と必殺、進化後は守護を持つ。
今回追加のコンセプト【自然】をテーマにしたデッキにほぼ確実に入るであろうニュートラルカード。【ワンダーコック】は帰ってきた【純心の歌い手】と言える性能。テンポロス(簡単に言うと盤面が弱くなること)は激しいので、歌い手活躍時より3コスがマッチョになった現在では不用意に出すと負けに直結する恐れがあるが、それでも多くのデッキで見ることになるだろう。こいつ自身は自然じゃないのも良ポイント。
【母なる君】は自然デッキで組んでいれば条件の達成は容易で、盤面処理能力が高く守護を張ってターンを返せる。後述するが今回のパックでは疾走を持つカードが大量に増えたので守護の重要性が上がると考えられる。こちらもよく見るカードとなるだろう。
9位【エレメンタル・マナ】&各種マナ
![165359.png](/peta0227/file/undefined/165359-thumbnail2.png)
ナテラの大樹を1枚手札に加える。
5ターン目以降ならPP1回復。10ターン目以降なら、ランダムフォロワー1体に2ダメとリーダーに2ダメ
こちらも自然デッキならば3投確実なカード。各リーダーに存在し、10ターン目以降の効果がそれぞれリーダーに相応しいものになっている。ただ今回は疾走カードが増えたこともあり長期戦になりづらそうなため、各種マナの差は実質的に小さいと考えられる。ウィッチはスペルブーストに利用できることもあり、有用度ではエレメンタル・マナが半歩リードしているのではないだろうか。
8位【ラグナアウェイク】
![166847.png](/peta0227/file/undefined/166847-thumbnail2.png)
ランダム相手フォロワー1体に3ダメ。
エンハンス9 ヴィズヤ・イザルエ・ジオテト(すべて0/10/10)のうち1枚をチョイスして手札に加える
ヴィズヤ:ファンファーレ 手札をすべて捨て、ターン終了時に相手の体力の最大値を2にする
イザルエ:ファンファーレ 自分のデッキを3枚にまで削り、全フォロワーとアミュレット消滅
ジオテト:ファンファーレ 自分のPP最大値を-8する。他のカードの能力を受けない 突進
2PPのランダム3ダメスペルは【魅惑の一撃】の活躍も記憶に新しいので有用だろう。しかしこのカードの本旨はエンハンス9で獲得できるなんとも効果がド派手な3フォロワー。それぞれ【アスタロトの宣告(ただしターン終了時)】【バハムート】【ヘブンリーイージス】っぽい効果になっている。どれもデメリットが大きく使いづらい印象はあるが3種類選べるのは大きい。盤面で勝っていればヴィズヤ、【粛清の英雄・メイシア】へつなぐ王手ならイザルエ、ライフに余裕があればジオテトなど、ケースに合わせて切り札として使っていけるのではないだろうか。
7位【豊穣の闘士・アイリーネ】
![166581_1.png](/peta0227/file/undefined/166581_1-thumbnail2.png)
ファンファーレ これを含まず4枚以上プレイしていたなら進化する。
進化後:守護 2回攻撃 攻撃時のダメージは0になる
進化後の効果がてんこ盛り。疾走が多くなりそうな環境で守護も有用。進化応酬ターンに普通に進化しても強いし、後半も4プレイ進化で盤面制圧しつつ4/4守護が屹立する。フィニッシャーではないが中盤を支えるカードとしては最上級のパワーを備えているのではないだろうか。
6位【覆面の闘士・シャランゼア】
![166585_1.png](/peta0227/file/undefined/166585_1-thumbnail2.png)
必殺 ファンファーレ ターン中に2ドロー以上していたら疾走を持つ
シャドウバース秋の疾走祭り第1弾。条件達成にはターン開始時にドローするので1回追加でドローすればよい。ヴァンプは【悪夢の始まり】を筆頭にドローソースに恵まれているので容易だろう。新規コンセプト、ドローヴァンプの成立を予感させるカードである。【ナテラの大樹】でもドローできるので自然コンセプトとも無理なく共生できるのではないだろうか。
5位【蒼海の主・ネプチューン】
![165514_1.png](/peta0227/file/undefined/165514_1-thumbnail2.png)
アクセラ3 オルカ1体を出しそれは疾走を持つ。
守護 オルカが出るたび疾走を持つ。 ファンファーレ オルカを2体出す。
シャドウバース秋の疾走祭り第2弾。過去のカード【ネプチューン】のリメイクであるがカード内容としては今回ローテ落ちする【ポセイドン】の攻撃的バージョンといった印象。ポセイドンは守護の裏に大型フォロワーが立つ点が強かったので使い方としては別物になってくるが、【暴竜・伊達政宗】との凶悪コンボは健在。自然デッキとのシナジーはないが最後のひと削りとして採用されることも多いだろう。
ちなみにネプチューン(ローマ神話)はポセイドン(ギリシャ神話)と同一存在とされるので、これらのカードの相似はモチーフに準拠したものとなっていて面白い。今後ゼウスに似たようなカードがユピテルという名前で出るかも知れない。
4位【君臨する猛虎】
![165354_1.png](/peta0227/file/undefined/165354_1-thumbnail2.png)
アクセラ4 スティールナイト・ヘヴィーナイト・ナイトを1体ずつを出す。
疾走 ファンファーレ 破壊された自フォロワーが10体以上なら他のフォロワー1体は+2/+2されて疾走を持つ。
シャドウバース秋の疾走祭り第3弾。フォロワー破壊数シナジーということでやはり【炎獅子の大将軍】とのコンボが期待できる。猛虎と獅子の共演である。アクセラ4で3体横並びできるのが自身の効果とも噛み合っていてこのコンセプトなら3投確実のカードと言える。大将軍が入る機械ロイヤルデッキは現状でもそれなりに戦えているので心強い増援となる。【高潔なる騎士・レイサム】の穴を埋めることが期待されるカードである。
3位【報復の白き刃・アニエス】
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疾走 自アミュレットが破壊されるたび、手札のこのカードのコストを-1する。ナテラの大樹なら-2する。
シャドウバース秋の疾走祭り第……何弾だっけ。4弾?今回のビショップは特に疾走カードが多い。現行主流の【清純なる祈り・エイラ】を軸としたデッキが並べたフォロワーを重戦車のように強化して殴るデッキなので、逆のコンセプトをということだろうか。【ミュースプリンセス・ミルフィ】とのコンボは強力で、ゴリゴリ下がってずらずら並んでばしばし走ってくる、【次元の魔女・ドロシー】デッキのような展開が想像できる。ドロシーは同時期に【テミスの審判】や【サラマンダーブレス】【黙示録】が存在してもTier1に君臨した実績があるので、全体除去に乏しい近年の環境では自然疾走ビショップが猛威を振るうかもしれない。
2位【エレメントシャーマン・ライリー】
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直接召喚 ターン開始時、Xが7以上ならデッキから場に出す。
疾走 場に出た時+X/+0する。Xは自分がプレイしたナテラの大樹の枚数
シャドウバース秋の疾走祭り、最終弾はウィッチである。先程のアニエスと同様に仕込みが必要なカードだが、こちらは直接召喚であるため手札になくてもよいのが利点。もちろん引いてしまうリスクはあるが、ご丁寧なことに【マナリアの叡智】というデッキに戻すカードも同時に追加され、【神秘の指輪】と違って足を引っ張りにくい効果なので無理なく入れられる。心配された【運命の導き】のローテ落ちだが【カオスウィザード】が追加されたのでスペブ軸と自然軸の共存も期待できる。ナテラ7回プレイが平均何ターンになるかは想定が難しいが、ライリーが2回or2体同時に走ってゲームエンドという展開が次環境ではよく見られるのではないだろうか。
1位【呪われし影・ヴァイディ】
![165227_1.png](/peta0227/file/undefined/165227_1-thumbnail2.png)
ファンファーレ 影の侵食1枚を手札に加える。
【進化後】必殺。進化時、影の侵食全てのコストを-2する。
影の侵食:4コススペル。「ターン終了時、相手のリーダーにXダメージ。Xは「破壊された自分のナテラの大樹の数」である」をリーダー付与。重複しない。2枚目以降のプレイ時はランダムな相手のフォロワー1体を破壊。
疾走フォロワーが乱舞する環境になるなら、安全に守護を立てられるニュートラルカードの【母なる君】の需要が高まると思われるが、ヴァイディの【影の侵食】はそれを無視してダメージを与えられる点が強力。森羅咆哮で一番最初に発表されたカードで、ナテラの大樹の供給がどれほどになるかが評価の鍵だったが、蓋を開けてみると【雷電のヴェロキラプトル】や【旋風のプテラノドン】などで安定供給が望めそうである。しかも影の侵食は進化時効果によりコストを下げられるのでプレイ時の隙もほとんどない点が強力。先程のライリー以上に「早く」「大きい」ダメージを「守護に関係なく」与えられるであろう、前期の【絢爛のセクシーヴァンパイア】ばりのテコ入れ凶悪カードと予測できる。
……どうでもいいが外見がどう見てもヴァンパイアフォロワーなので、慣れるのに時間がかかりそうである。
総評
ちまちま書いてるうちにプレリリースが開始してしまいましたが、プレイされてる方はプレイ感いかがでしょうか。事前予想としてはやはりヴァイディがスピードと貫通力で一歩抜けているように思います。ライリーも9Tキルがさほど難しくなさそうで、選外になったネクロは環境スピードについていけなさそうなイメージです。今回の【ナテラの大樹】ギミックは盤面をいじくりつつドローを進められるのでカードゲームらしいプレイ感を楽しめそうな気がします。プレリリースはちょっとやる予定がないので1週間後が楽しみです。
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