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2019年06月27日

シャドウバース リバース・オブ・グローリー がっかりカードワースト10

一つ前に続いて今度はがっかりカードワースト10です。
メンテ中の暇つぶしにご覧ください。

・特に記述がない限りは「ローテーション」環境を前提としております。
・画像の著作権はすべてCygamesに帰属します。
リバース・オブ・グローリー がっかりカードワースト10
10位【重装のゴリアテ】
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ファンファーレ エンハンス7 +4/+4する。 エンハンス10 さらに+4/+4する。

俺たちのゴリアテが帰ってきた!ゴリアテといえば4/3/4スタッツの代名詞であり、同スタッツを持つ能力持ちが効果を発揮できなかったときに「ただのゴリアテじゃん」と引き合いに出される、使われないカードの代名詞でもある。そのゴリアテスタッツはそのままに、エンハンスで巨大になる効果だけが追加されての帰還である。うーん、残念ながらただ巨大なだけのフォロワーは弱いのがカードゲームの常識である。ただ3つの時間帯においてプレイできるので2pickでは活躍の場があるかもしれない。ネクロの【グレートレッサーマミー】のコストをセレスで下げて11点ゴリアテを疾走させるというコンボも可能なのでゴリアテファンは狙ってみよう。
9位【豊穣の季節】
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2枚ドロー。このターン中に(これを含めず)2プレイ以上していたなら代わりに3枚ドロー。

3コス2ドロー+αというのは標準的なスペックなのだが、どうしてもテンポロス(簡単に言うと盤面上で不利になること)が課題となる。前回ヴァンパイアにではあるが【悪夢の始まり】という1/1を2体場に出すテンポロスの少ないドローソースが追加されたので、それと比較するとどうしても霞んでしまう。エルフにもフォロワー限定ではあるが1/3を出しつつ2ドローできる【森の女王・リザ】がいるので彼女がローテにいる間は採用されないだろう。
8位【加虐の独房】
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カウントダウン2 ファンファーレと自分のターン終了時、自リーダーに1ダメを与え、1ドロー。

こちらは3コスで3ドローのカードだがやはりテンポロスする上に自分にダメージまで受ける。自傷は相応の構築をすればメリットに転用できるが、自傷デッキのフィニッシャーである【闇喰らいの蝙蝠】がローテ落ちするところなのでタイミングが最悪である。やはり先述した【悪夢の始まり】を使うべきと思う。【姦淫の絶傑・ヴァーナレク】はまだ健在なので、彼女を主軸とした自傷デッキが開発されれば居場所があるかもしれない。
7位【魅惑の一撃】
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手札のヴァンパイアフォロワー1枚を+2/+0する。ランダムな相手フォロワー1体に3ダメージ。自分の手札に選択できるカードがないとプレイできない。

2コスト3点スペルは標準的スペックであるが、対象がランダムなのが残念。ただし潜伏を取れるメリットにもなるので【歴戦の旅ガエル】や【月の刃・リオード】が採用されるであろう潜伏ロイヤルに親を殺された人は採用してもいいだろう。【ヴェノムバイト】では先行2Tのリオードを取れないので有用である。逆に言うとそれ以外では使い勝手がよろしくない。【絢爛のセクシーヴァンパイア】でハンドバフ疾走ヴァンプのポテンシャルが向上すれば一考の価値はあると思う。
6位【麗しきフェンサー】
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ファンファーレ 自分の兵士フォロワー1体を+1/+0する。
エンハンス5 そのフォロワーは疾走を持つ。


初期のロイヤルを支えた【フェンサー】も再誕。しかしながらスタッツが変わらず2/2/1ではインフレについて行けてない印象が強い。体力1は【マジックミサイル】や【操り人形】の的である。疾走付与は強力な効果に見えるがなんらかのインチキを施さない限り最大5コスフォロワーにしか付与できず、ロイヤルなら自前で疾走を持つ5コスト以上のフォロワーを用意できるのであまり使われないだろう。
5位【マシンブックソーサラー】
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ファンファーレ このバトル中自分のリーダーは「自分が機械カードをプレイするたびPPを1回復」を持つ。重複しない。

リーダー付与のPP回復効果ということで一見強そうに見えるのが個人的にガッカリポイント高めである。このフォロワー自体が弱いので、そのデメリットを解消してメリットを享受するまでに結構な時間がかかるのが難点。カードゲームにおいては「先行投資する」動きは弱く、「借金して踏み倒す」動きが強いのである。別リーダーになるが、リーダー付与効果を与える【絢爛の紡ぎ手・コルワ】や【翠嵐の斧使い】がどんどん強化されていったことを考えると、本体スペックの時点で強力でなければなかなか使われないことがわかる。エルフ自体が不遇だったので一概には言えないかも知れないが……。
4位【ライトニングキャット】&【存在の霧散】
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ライトニングキャット:ファンファーレ デッキが20枚以下なら相手のリーダーかフォロワー1体に2ダメージ。
存在の霧散:相手のフォロワー1体を消滅。デッキが20枚以下ならPPを4回復。

BOS(蒼空の騎士)からウィッチに追加されたコンセプトである、デッキが20枚以下なら〜シリーズの追加カード。ローテ環境ではドローを重ねて【暗黒の召喚師】でフィニッシュするデッキが一時流行ったが、Tier1とまでは行かなかった。BOSが3ヶ月後に落ちるのでこのコンセプトは今パックが最も仲間が多い期間ということになるが……暗黒の召喚師が(おそらく2pick基準でのバランス調整で)ナーフされたこともあり最後の輝きを見せるのは難しそうである。存在の霧散のほうはライオウィッチに入る可能性もなくはないが、基本的には2pickでの活躍に期待するカードと言える。
3位【聡明のドラゴニュートスカラー】&【風に乗る者・エイファ】
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聡明のドラゴニュートスカラー:このフォロワーは攻撃されない。 ファンファーレと進化時、自分の手札1枚を捨てて1ドロー。
風に乗る者・エイファ:疾走。このフォロワーは攻撃されない。

攻撃されない系のカードはサービス開始時からあるが、活躍したのは【ダークドラグーン・フォルテ】と【原初の竜使い】くらい。どちらも他の効果を目当てに入れるカードなので、攻撃されない系が強いコンセプトでないのは歴史が証明している。……というより、この能力を得るためにスペックが犠牲になるのが弱いのかもしれない。エイファの4/2/1など目も当てられない。こちらもマジックミサイルの餌食である。ドラゴニュートスカラーはディスカードコンセプトも兼ねているがこちらも歴史的に不遇。しかし現在似たような効果の【飛翔の竜人】がフェイスドラゴンに採用されているのでそちらでの席はあるかもしれない。
2位【竜の財宝】
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カウントダウン20 自分の場にフォロワーが出るたびカウントダウンを1進める。ラストワード ドラゴンスフィア1つを出す。
ファンファーレ エンハンス8 カウントダウンを10進めてヘルフレイムドラゴン2体を出す。

ドラゴンスフィア:自分のターン終了時、守護を持たない自分のフォロワーすべてをインフェルノドラゴンに変身させる。

【冒涜の球体】や【炎獅子の大将軍】直接召喚の前例を見るに、1ターン目に置けたとしても20体場に出すのはかなり後半になってしまう。ドラゴンはロイヤルやネメシスほど横並びが得意ではない点もネック。エンハンス8で出す分には隙が少なく盤面処理もできるのだが、8PPからカウントダウンを10進めてインフェルノドラゴンを出すのがかなり悠長な展開に思う。ロングゲームをするなら9PPでサタンを出したほうが強いのでは。まあサタンは出す瞬間に隙ができやすいので、そのあたりで差別化が図れるかもしれない。動画映えはしそうであるがランクマッチで見る機会はなさそう。
1位【再編の女神・ウルズ】
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ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体か相手のフォロワー1体を選択して破壊。
自フォロワーなら、バトル中に破壊された自フォロワーと同名のフォロワーをランダムに1体自分の場に出す。相手フォロワーなら、バトル中に破壊された相手フォロワーと同名のフォロワーをランダムに1体相手の場に出す。


環境初期にモルディカイをウルズで増やされてもう笑うしかなかったプレイヤーは多いだろう。せっかくの再誕であるが、今回は復活対象がなぜランダムなのか……。6/5/5は可も不可もないというスペックなので、フェアリー等の1コスを破壊すればまあ損をすることはないだろうが、デッキに投入したくなる使い方とは思えない。ネクロでゴーストを破壊して【昏く淀む者・タルタロス】や【永遠の決闘者・モルディカイ】などを一本釣りする使い方が考えられるが、フォロワーを使わないゴースト生成が最低でも2PPなので8PP必要になり、結局タルタロスを出せるターンである。ネクロマンスを使わないので他に使用できる点が強みではあるが……こちらもランクマッチや競技シーンで見かけることはなさそうである。……とはいえ、同じくランダム性で初期は忌避された【異界を統べるもの】が一躍競技シーンに躍り出たこともあったので、もしかしたらデッキビルダーの腕を見せつけられるカードとなるかもしれない。
総評
がっかりカードですが、レジェンドのわりになんだこれ、なんてカードがあればいじりやすいのですが今回の高レアリティカードは軒並みお強めでしたね。【至高神・ゼウス】や【闇の翼・オリヴィエ】あたりも使ってみないとわからないように思えます。ネメシスが若干不遇のように見えますが、機械フォロワーが増えたので【アイアロンの支配者・ベルフォメット】を軸としたデッキは結構やれるのでは、とも思っています。これと注目カードの記事が明日以降のデッキ生成の参考になれば幸いです。




posted by ぺーた at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム
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