2018年07月11日
「アンナチュラル」の続編を観たい
いつもブログを見ていただいて
ありがとうございます。
どうも仕事と気持ちがアンバランスぎみです。
相反する感情を持ったりしてアンビバレンツぎみです。
そんなときはアンナチュラルの続編
を観たくなります(謎)
私は普段、あまりTVドラマを観ませんので
ドラマの評価をする立場にありませんが
私的今年、ナンバーワンのドラマといえば
TBSの「アンナチュラル」でした。
不自然な死の究明をする
法医解剖医の視点から不条理な死因を探って
事件を解決していくという話でした。
最近の医療系のドラマを見ていると
「えーなんでそこでそんな処置をするかな」とか
「救急ではクリティカルパスは作らないでしょう」とか
なんか突っ込みながら見ることが多かったのですが
遺体の解剖という全く未知の世界で
とても興味深く楽しみました。
今更ですがちょっとだけ
魅力を語るとすると
1. 設定が秀逸
日本における不自然死の8割が解剖されないという現実の中で
不自然死究明研究所という架空の研究施設が舞台。
日本の死因究明の問題点をあぶり出しているあたり
なかなか面白いです。
2. キャラクターが魅力
家心中事件の生き残りである法医解剖医の三澄ミコトを主人公に
色々な事情を抱えたキャラクターが多すぎず
ひとりひとりに焦点をあてられるように
描かれているのが魅力。
「人を描きたい」という制作の意志が伝わってくるキャラクターです。
3. 役者が魅力的
主人公の三澄ミコトは石原さとみさん。
「シン・ゴジラ」や「進撃の巨人」では役に振り回されっぱなしの印象でしたが
今回は家心中事件の生き残りであり、まっすぐに自分の信念を
貫くという難しい役を好演していました。
石原さんは映画よりも丁寧にキャラクターを演じるドラマ向きだと思います。
新人アルバイトの九部君を演じるのは窪田正孝さん。
医師家族の中で医師になる意味を見いだせなく
週刊誌に情報を流すという裏切り行為をし
揺れ動く内面をとても繊細に強く演じていました。
これまた「デスノート」「ラストコップ」なんかより
断然良い演技でした。
井浦新さん、市川実日子、松重さんも
よかったなーと感じます
所轄の刑事役の大倉孝二さんの
怠惰でても優しくて熱意のあるキャラが
いい息抜きになっていました。
3. 主題歌がたまらない
米津玄師さんの「Lemon」がこれまた
いいタイミングでドラマの終盤に入ってくる。
主題歌なのに
この話のために作ったのではと思えるほどの
歌詞とメロディ。
そこでガクっと読者の感情を落して
最後にミステリータッチに謎に結ぶ構成も秀逸
4. 脚本が痺れるほどたまらない
野木亜紀子さんの脚本がもう凄すぎる。
テーマも構成も、内容も
本当に素晴らしい。
泣ける。
単純じゃなく
読者を騙す複雑さだけで作っているわけでもない。
テーマにそって本当に丁寧に作ってある。
ホント「観て」っていう感じです。
前10回で解けていない謎もまだあり
続編の期待をしてしまう作品のひとつです。
今年の秋にスペシャルドラマがあり
セカンドシーズンを来年頭からというのが
イメージできますが
今から楽しみに待っています。
いや
アンナチュラルに
秋からセカンドシーズンでも
ぜひ
お願いします
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