2015年11月03日
近くて遠い国になってしまう前に、福岡と釜山は互いにダンスの手を伸ばした。
2015年11月1日(日)
18:00開演
博多港国際ターミナル(集合場所:3階 ターミナルホール)
ターミナル内を移動しながらダンス作品を鑑賞しました。
主催:(公財)福岡市文化芸術振興財団、福岡市、釜山文化芸術教育連合会
共催:独立行政法人 国際交流基金
福岡と釜山をつなぐダンスプロジェクトです。
その名も「福岡−釜山 だ・댄・Da ダンスプロジェクト
(ダ・デン・ダダンスプロジェクト)」。
このプロジェクトに参加したのは、
両都市の市民。
年齢・職業・ダンス経験の有無にかかわらず、
幅広い層の方々が出演されていました。
それぞれの土地で作品を創作し、
福岡での合同練習を経て、
最後にはひとつの作品として
10月31日(土)に釜山、
11月1日(日)に福岡で公演されました。
福岡と釜山から約100名が
出演する一大プロジェクト。
日韓国交正常化50周年のこの年に、
海を隔てたふたつの街に住む人々が、
今、ここでしか生まれないダンスに挑戦しました。
【参加アーティスト】
総合演出・振付:マニシア(福岡)
振付・ワークショップ進行:緒方祐香、Yanchi.(福岡)、
カン・ヒジョン、カン・スビン(釜山)
音楽監修:「永珍/ペ・ヨンジン(現代韓国杖鼓奏者/「Project group アジ縁」主宰)
衣装:佐々恭子
私もダンスは
岩手口内の鬼剣舞に始まり
日本民俗舞踊研究会代表 須藤武子氏に師事し
盛岡の黒川さんさ踊りを習い、
八丈島のしょめ節と
主に伝統民俗舞踊を
地元保存会の方たちから
学んできました。
今回のコミュニティダンスとは
ダンスアーティストと一般の人々が
一緒に創造的な活動をおこない
誰もが踊ることを楽しみ、
自己表現を体験し、
表現や価値観の多様性を知り、
身体的にも精神的にも活力のある生活を目指します。
また、コミュニティが活性化されることが期待されています。
今公演の参加者は
ダンスを基本から学び
鍛錬してきたひとと
普通の生活者として
参加している人と
様々でした。
ダンスのレッスン
トレーニングや
人前で踊った経験が
少ない方は
たどたどしさが
有りましたが
母は母として
子は子として
年配の方は年配として
障がいのある方は
障がいを持つ方として
舞台で舞っていました
上手い下手は
たいした問題ではなく
みなそれぞれが
「自分」として
ここに居ることに
近くて遠い国になってしまう前に
福岡と釜山の市民が
互いに手を伸ばし
つながり
新たな
関係性を
作りだそうとしている事が
素敵でした。
pal-fitsでも
民俗芸能ワークショップを開けます。
パル フィットシステム http://palfits.web.fc2.com/
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