2017年12月24日
「福岡市の未来は暗い…」 地域包括支援システムを食えない餅にしない為の三つの条件
今年のチャレンジの振り返り
2017/10/20
「福岡100ケア・テックピッチ」に登壇し
福岡市の介護予防事業の
新たな展開に関する提案をしました。
内容は
『「ACT NOW!」今、行動を起こそう!
ターゲットはプレシニア(40−64才)まだまだ元気で自ら、
面白そうなこと、やったこと無いことをやってみたい世代から、
シニア世代へと展開していきます。
例えば、
@ 西鉄バスと協業。100円バス区間を歩くと100円分のポイントがnimokaにチャージされる。
A セブンイレブンと協業。グッドバランスミールを商品化、三ツ星300kcal、の減塩・減糖食を置いてもらう。
B天神−博多の飲食店で無煙宣言店にはステッカーを配布し、市の広報やHPで紹介。飲食費の3%ポイントバック。
C新天町商店街で毎日9時からみんなの体操実施。ヘルシーモーニングセットを食べた人に3%ポイントバック。
D警固公園で昼休み時間にフリー・ズンバ&ヨガ。
E民間スポーツクラブ・スイミングスクール・ジムのアイドリングタイム(人は居ないが施設は稼動している時間帯)をワンコイン500円で開放してもらう。
F市役所スタートの夕暮れウォーキング。18時スタート、1km・2kmコース。ゆったりおしゃべりウォーク。
G温浴施設を活用し、陸でのウォーキングが困難な人達に湯中体操教室等。前例のない健康づくり事業を様々な企業と個人、福岡市と協業したいです。
以上 』
つまり
市民と共に健康づくり事業
介護予防、生活習慣病予防に
取り組みたいのであれば
堅苦しい
面白みの無い
事業ではなく
多くの市民が
自分事として
関わりたくなる様な
企画を出し続けなければ
道は開かないし
繋がらないということです。
これは
これまでの保健事業で私が
多くの方達との関わりの中で
学んだことです。
福岡市は九州一の
先進都市であり
九州中から
人が集まっています。
しかし
「福岡100」に問題提起されているように
http://100.city.fukuoka.lg.jp/
「福岡市のように全国第2位の人口増加数を誇る都市であっても、国勢調査の結果によると、直近5年間の人口増7万5千人のうち、生産年齢(15〜64歳)の人口増加は、5千人にすぎません。次世代を担う14歳以下の子供の人口増加が1万人に満たない一方、65歳以上の人口増加は6万1千人と突出しています1。また、高齢化率を見ると、2010年はわずか17.4%でしたが2025年には24.8%、2040年には31.0%、そして2050年には34.3%になると予測されています。福岡市では税金や年金保険料を払う働く現役世代の数が増えないことで医療福祉財源が伸び悩むにもかかわらず、医療福祉の負担が急伸するという大きな問題を抱えることになるのです。」
つまり、福岡市の未来は
このままでは暗い…
これからの日本の医療保健介護の仕組みは
地域包括支援システムの様な構図になるのは
必然であると思います。
只、医療や介護のように
保険制度で担保されていない保健事業を
市民と協働するには
@ 情報を分かりやすく詳細に公開し
現状の課題と進むべき新たな仕組みを
共有すること。
A これからどういう保健事業を動かすか
それにどう関わるか、参加するかの
決定権を市民に委ねること。
B 市民が選択決定した事業にかかる予算の
決定権を市民に委ねること。県民共済のように
医療や介護保険を使っていない元気な市民には
2−3割の払い戻し相当の予算を保健事業に当てる。
このようなことを
「福岡100ケア・テックピッチ」に参加して考えました。
集合写真の出典
日経デジタルヘルス
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/327442/102500147/?ST=health&P=1
パル フィットシステム http://palfits.web.fc2.com/
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