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2024年07月06日
手のひら冷やして熱中症対策!
釣りに集中していると、ついつい熱中症対策が疎かになってしまいがちですよね。
釣れてなくて釣りたい気持ちを優先し、より集中して釣りをしているときは、なおさら熱中症に気をつけないといけません。
そんな時は、ちょっと一息ついて手のひらを冷やすと熱中症に効果的です。
手のひら冷却で熱中症予防
出典・photoAC
釣りに集中していると、ついつい熱中症対策が疎かになってしまいがち。
魚が釣れていないときほど、釣りたい気持ちが先行しすぎて、なおさら疎かになってしまいますよね。
夏休みを利用したファミリーフィッシングでは、お子さんだけでなく自身の熱中症にも気をつけないといけない。
そんな時は、一息ついて手のひらを冷やしましょう。
手のひらには体温調節を担う血管が通っていて、流水などで冷やすことで体全身を冷やす効果が期待できます。
釣りやアウトドアはもちろん、スポーツ全体や高齢者の熱中症予防にも効果的です。
水分・塩分の補給と合わせて手のひら冷却をし、十分な熱中症対策をしたいですね。
なぜ手のひらを冷却するのか?
出典・photoAC
先ほども少し触れましたが、手のひらには体温調節を担う血管が通っています。
これを“AVA血管”と言い、この血管を通る血液を冷やすことで、冷えた血液を全身に巡らせ身体の中心体温を下げる事ができる。
ただし、冷却のしすぎはNGです。
冷却しすぎてしまうと血管が収縮してしまい、冷えた血液を効率よく全身に巡らせることが出来なくなるので注意しましょう。
手のひらを冷やすポイントとしては
・冷やす温度は15℃前後
・冷やす時間は10分程度でOK
・氷や保冷剤など冷やしすぎには要注意
・丁度良いものがなければ流水に晒すだけでもOK
手のひらを冷やして快適に釣りを楽しもう
炎天下の中では日陰にいても、地面・水面からの照り返しや、地面からの熱で体力を奪われる。
そんな時は手のひら冷却を試してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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エサ釣りしてたら付いてきた!?危険生物「ウミケムシ」
海にはさまざまな危険生物が存在し、釣りをしていると何かと遭遇しがちですよね。
今回は海で遭遇する危険生物の中でも、釣りの外道として掛かることもある「ウミケムシ」について解説します。
ウミケムシとは?
出典・photoAC
「ウミケムシ」
漢字では海毛虫と書き、名前の通り体に毛が生えたゴカイと同じ多毛種の生物です。
強烈な見た目をしていますよね...。
暖かい水温を好むウミケムシは日本の本州中部以南、太平洋南西部、インド洋を中心に生息します。
繁殖スピードが速く、近年の海水温の上昇から生息範囲は拡大していると言われています。
特に京都府宮津湾は、他エリアと比べて圧倒的な数のウミケムシが確認されている場所みたいです。
生息域が拡大していると言われている今、本州中部以南以外でも釣りをしていて出くわす可能性は十分にありそうですね。
ウミケムシの恐ろしさ
衝撃的な見た目からすでに恐怖を感じるウミケムシ。
見た目だけでなく、ウミケムシの恐ろしさは他にもあります。
●衝撃的なビジュアル
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なんというか、とんでもなく強烈で衝撃的な見た目をしているウミケムシ。
背側に目が沢山付いているような模様といい、体毛で覆われている感じといい。
この不気味なのが釣れたら、ちょっと言葉を失うレベルですよね。
●ガッツリ肉食系
ウミケムシは基本夜行性の生物で、昼間は砂地に身を潜め頭部だけを覗かせています。
しかし、エサを発見すると活発に飛び出して捕食します。
獲物を丸呑みするような吸い込むスタイルで捕食し、オキアミや小魚、さらには仲間であるゴカイ類まで食べてしまう大食漢。
●意外と泳げる
ウミケムシは全身をうねらせながら遊泳します。
しかも、意外にも泳ぐ速度も速いです。
しかし遊泳力は弱いため、流れがあるところではあまり見かけず、潮が動いていない指標の一つに出来ます。
●毒のある体毛
ウミケムシを覆う体毛は、毒針になっています。
警戒心や危険を感じたときには、毛が逆立ち臨戦態勢に。
万が一触れてしまった場合は、無数の毒毛が皮膚に突き刺さってしまいます。
遭遇する可能性が高い3つのシーン
実害もあるウミケムシと出会う可能性は意外と高く、身近にも生息しているかもしれない危険生物です。
特に遭遇する可能性が高い3つのシーンを紹介します。
エサ釣り
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ウミケムシと最も出くわす可能性が高いのがレジャーフィッシングです。
砂地に生息しているシロギスなどを狙った、エサをあまり動かさない投げ釣り・ちょい投げ釣りの外道として掛かります。
掛かった場合は、ハリを丸飲みしているケースも多いです。
素手で触らず、必ずプライヤーやフィッシュグリップなどを駆使してハリを外し、海へ返しましょう。
そのまま放置してしまうと、他の方が知らずに触ってしまったり、他の生き物が誤って口にしたりするかもしれないので、必ず海へ戻しましょう。
海水浴
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“海水温の上昇+砂地”と、ウミケムシが出現する条件が整っている海水浴も注意が必要です。
ウミケムシを発見したら決して近づかず、有人の管理海水浴場であるなら係員の人へ報告しましょう。
また、浅瀬の岩下などにも潜んでいるため、磯遊びの際にも注意しましょう。
アクアリウム
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入れた覚えの無い水槽にも突如として発生するウミケムシ。
これは、観賞用の岩(ライブロック)にウミケムシが付着していた可能性が高いです。
気付かぬうちに持ち込んでいて、気付かぬうちに大量増殖してしまうケースもあるようです。
万が一刺されてしまったときは
ウミケムシの体毛には「コンプラニン」という毒があります。
命に別状はありませんが、刺された箇所は、痛み・痒み・腫れなどの症状が出ます。
刺されてから数日、痒みに関しては数週間続く事例もあるようです。
万が一ウミケムシを触ってしまい、毒針が皮膚に刺さってしまった!
そんな時の対処法を紹介します。
@毒針を抜く
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もしウミケムシに触れてしまった場合、ガラス繊維のような体毛を突き刺してきます。
刺された箇所は絶対に擦らずに、ガムテープやセロファンテープなどを使い、刺さった毒針を抜いていきます。
決して素手で抜こうとはしないでください。
A水で洗い流す
毒針の除去をしたら、流水で洗い流してください。
Bアルコール消毒
流水で洗い流した後は、アルコールなどで消毒しましょう。
C症状が続く場合は
症状が長引いたり、痛み痒みがひどい場合は、皮膚科の専門医に見てもらいステロイド外用薬などを処方してもらいましょう。
意外と身近に潜んでいるかも!?
見た目の気持ち悪さと、触ってしまったら実害もある「ウミケムシ」。
海水温の上昇で生息派にも拡大傾向にあるとされているので、意外と身近に潜んでいるかもしれません。
“触らぬ神に祟りなし”ということわざがあるように、コチラから仕掛けなければ基本何もしてこない生物です。
もし出会ってしまったときは、触れず遊ばず海へ返してあげましょう。
海にはウミケムシ以外にも危険な生物が沢山います。
見たことない魚や生き物と遭遇したときは、安易に触れたりせず、安全第一で楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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