2020年08月19日
ハゼをルアーで狙うの?!手軽に出来る『ハゼクラ』入門
こんにちは、くさふぐです。
当ブログへご来店ありがとうございます。
前回は手軽に出来るハゼ釣りを見ましたが、今回は『ハゼクラ』について見てみたいと思います。2019年に人気に火がついたハゼクラは一体どういった釣りなのでしょうか?そんなハゼクラについて見ていきましょう。
エサ釣りの手軽なメインターゲットのマハゼを、「クランクベイト」と呼ばれるハードルアーで狙うのが『ハゼクラ』です。
どうしてハゼがルアーで釣れるかというと、ハゼの習性が関係してます。
ハゼをクランクベイトで狙うからハゼクラな訳ですが、どうしてハゼがクランクベイトで釣れるのかというと、ハゼの習性に理由があります。
ハゼクラでは、エサだと認識させての捕食行動で釣るわけではありません。
自分のテリトリーに入ってきたクランクベイトを、追い払おうと威嚇行動してきたハゼを釣るというものです。
鮎の友釣と原理は似ています。鮎の友釣りは、おとり鮎を泳がせて威嚇行動で体当たりしてきた鮎を釣るんですが、ハゼクラはちょっと違います。
違うポイントは、威嚇の方法です。
ハゼの威嚇行動は、テリトリーに入ってきたルアーに対して、噛みつくように攻撃します。
アタリに対して合わせたときに、噛みついてきた場所からルアーがズレてフックが口に掛かる。
だからこそ、ボディとフックが近いクランクベイトが使われる理由になりますね。
もちろん攻撃だけじゃなく、食性で喰ってくることもあります。
威嚇行動の場合は、アタマの方に噛みついてくることが多いので、前側のフックに掛かりやすいです。食性で喰うときは、後ろからつつくようにして喰ってくるので、後ろ側のフックに掛かることが多いです。
前と後ろどっちのフックに掛かっているかで、威嚇行動か食性かの判断も出来ますね。
・ポイント
ハゼクラで狙うべきポイントは“浅場”です。水深は1〜2m位までの場所が良いです。
水深が深いとクランクベイトがハゼのいるボトムまで届かなくなってしまいます。
場所としては、底が砂泥底になっている「河口」や「水路」になります。
ハゼは汽水域に生息しているので、河口は代表的なポイントです。海とつながった水路も好ポイント。
浅くて流れが緩やかな場所を選んでみてください。
・時期
ハゼクラで狙うマハゼは初夏から晩秋にかけてが釣りのシーズンです。
6〜9月頃は小型の数釣りが楽しめて、晩秋になると産卵のために深場に移るので、数は釣れなくなりますが大きいサイズが釣れやすいです。
・潮位
ハゼクラでは、潮位の高い「満潮の時間(満潮前後)」が狙い目になります。
潮位が高くなるとハゼは岸に近寄ってくるので釣れやすくなります。
ハゼクラのタックルは、トラウトやアジング、メバリングのタックルを流用するのが一般的。
シンプルな道具を使うので、ビギナーでも簡単にできます。
・ロッド
6〜7フィートほどで、5g程度のルアーを投げられるライトロッドなら何でも大丈夫です。
まず始めるならトラウトロッド、アジングロッド、メバリングロッドを流用するのがオススメ。
おすすめロッド▼
『シマノ フリーゲーム S60UL-3』
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『エイテック クレイジーハゼクラスティック S682L』
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・リール
ライトゲームなので、各メーカーから発売されている1000〜2000番のリールがベストです。
高価なリールじゃなくても十分楽しめます。
『ダイワ レブロス LT2000S』
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『シマノ セドナ C2000S』
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・ライン
ナイロンライン・フロロラインを使う場合は、3〜5ポンドが目安になります。
PEラインの場合は、PE0.3号前後にショックリーダーとして、ナイロン・フロロの3〜5ポンドをセットします。
ビギナーの方はナイロンラインがオススメです。
おすすめライン▼
『シーガー PEX4 ルアーエディション 0.3号』
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『サンヨーナイロン GT-R ピンクセレクション 4lb』
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ハゼクラの名前通り、丸みを帯びた「クランクベイト」を使います。
ハゼ専用クランクもありますが、エリアトラウト用のクランクを流用するのもオススメ。
注意したいのは、ハゼは底にいる魚です。ハゼ用クランクは1.5〜2mほど潜るように設計されています。トラウト用を流用する際は潜行深度に気をつけましょう。
おすすめクランク▼
『ダイワ ハゼクランク DR』
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『ジャッカル エッグナッツ』
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『ムカイフィッシング EDーHAZE ZANMU28(F)』
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@:投げる
まずはルアーをキャストします。
遠くまで投げる必要もないので、リラックスして軽い力で投げると良いですよ。
A:巻く
ルアーが着水したらゆっくり巻き始めます。
巻くスピードは1〜2秒でハンドル1回転が目安です。
ルアーを巻くときに大事なのが、ルアーが底に接触しているかどうか。ロッドからルアーが底を“コツコツ”と叩いているのを感じられるスピードで巻くのが大切です。
ハゼがルアーに追いつけないときは、ルアーを止めてみるのも有効です。
B:アワセ
ハゼのアタリは、ルアーを巻いていると“コンコン”ときます。
すぐにアワセると針に掛からないので、アタリがあっても焦らずゆっくりと巻き続けましょう。ハゼがヒットしたら、一定のペースで巻いて取り込みます。
・変化を狙う
闇雲にキャストしても釣果は伸びません。なので変化のあるところを狙いましょう。
狙うべきポイントは、石や杭などの障害物の周り。底の地形がスロープ状になっている駆け上がり。酸素量が多く、エサも多い波打ち際などを狙ってみましょう。
・ルアーの種類
ルアーは、大きさやカラーが違う物を数種類用意しましょう。
ルアーをローテーションさせて、ハゼをスレさせないようにするのが大切です。
地味なナチュラルカラーから、派手なアピールカラーへのローテーションも効果的。
・手前から広く探る
ハゼは浅場に多いので手前から探り、徐々に沖を探っていきましょう。
浅くてハゼが追ってくるのが見えたりするので、目で見える要素も参考に探ると良いですよ。
・ポイント移動
アタリがなかったらどんどん場所移動をしましょう。
同じ場所で続けると、ハゼにルアーを見切られたりします。
身近なターゲットながらも以外と奥が深いハゼクラ。
エサで釣るのも楽しいですが、ハゼクラは違った面白さが味わえます。
そしてハゼは食べても美味しい魚です。
ハゼクラに挑戦してハゼを釣って、唐揚げや天ぷらなどにして、美味しいハゼを食べてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
当ブログへご来店ありがとうございます。
前回は手軽に出来るハゼ釣りを見ましたが、今回は『ハゼクラ』について見てみたいと思います。2019年に人気に火がついたハゼクラは一体どういった釣りなのでしょうか?そんなハゼクラについて見ていきましょう。
出典・photoAC
ハゼクラって??
出典・釣りのポイント
エサ釣りの手軽なメインターゲットのマハゼを、「クランクベイト」と呼ばれるハードルアーで狙うのが『ハゼクラ』です。
どうしてハゼがルアーで釣れるかというと、ハゼの習性が関係してます。
ハゼクラで釣れる理由
ハゼをクランクベイトで狙うからハゼクラな訳ですが、どうしてハゼがクランクベイトで釣れるのかというと、ハゼの習性に理由があります。
ハゼクラでは、エサだと認識させての捕食行動で釣るわけではありません。
自分のテリトリーに入ってきたクランクベイトを、追い払おうと威嚇行動してきたハゼを釣るというものです。
鮎の友釣と原理は似ています。鮎の友釣りは、おとり鮎を泳がせて威嚇行動で体当たりしてきた鮎を釣るんですが、ハゼクラはちょっと違います。
違うポイントは、威嚇の方法です。
ハゼの威嚇行動は、テリトリーに入ってきたルアーに対して、噛みつくように攻撃します。
アタリに対して合わせたときに、噛みついてきた場所からルアーがズレてフックが口に掛かる。
だからこそ、ボディとフックが近いクランクベイトが使われる理由になりますね。
もちろん攻撃だけじゃなく、食性で喰ってくることもあります。
威嚇行動の場合は、アタマの方に噛みついてくることが多いので、前側のフックに掛かりやすいです。食性で喰うときは、後ろからつつくようにして喰ってくるので、後ろ側のフックに掛かることが多いです。
前と後ろどっちのフックに掛かっているかで、威嚇行動か食性かの判断も出来ますね。
ハゼクラのポイントと時期
・ポイント
ハゼクラで狙うべきポイントは“浅場”です。水深は1〜2m位までの場所が良いです。
水深が深いとクランクベイトがハゼのいるボトムまで届かなくなってしまいます。
場所としては、底が砂泥底になっている「河口」や「水路」になります。
ハゼは汽水域に生息しているので、河口は代表的なポイントです。海とつながった水路も好ポイント。
浅くて流れが緩やかな場所を選んでみてください。
・時期
ハゼクラで狙うマハゼは初夏から晩秋にかけてが釣りのシーズンです。
6〜9月頃は小型の数釣りが楽しめて、晩秋になると産卵のために深場に移るので、数は釣れなくなりますが大きいサイズが釣れやすいです。
・潮位
ハゼクラでは、潮位の高い「満潮の時間(満潮前後)」が狙い目になります。
潮位が高くなるとハゼは岸に近寄ってくるので釣れやすくなります。
ハゼクラのタックル
ハゼクラのタックルは、トラウトやアジング、メバリングのタックルを流用するのが一般的。
シンプルな道具を使うので、ビギナーでも簡単にできます。
・ロッド
6〜7フィートほどで、5g程度のルアーを投げられるライトロッドなら何でも大丈夫です。
まず始めるならトラウトロッド、アジングロッド、メバリングロッドを流用するのがオススメ。
おすすめロッド▼
『シマノ フリーゲーム S60UL-3』
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『エイテック クレイジーハゼクラスティック S682L』
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・リール
ライトゲームなので、各メーカーから発売されている1000〜2000番のリールがベストです。
高価なリールじゃなくても十分楽しめます。
『ダイワ レブロス LT2000S』
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『シマノ セドナ C2000S』
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・ライン
ナイロンライン・フロロラインを使う場合は、3〜5ポンドが目安になります。
PEラインの場合は、PE0.3号前後にショックリーダーとして、ナイロン・フロロの3〜5ポンドをセットします。
ビギナーの方はナイロンラインがオススメです。
おすすめライン▼
『シーガー PEX4 ルアーエディション 0.3号』
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ハゼクラおすすめルアー
ハゼクラの名前通り、丸みを帯びた「クランクベイト」を使います。
ハゼ専用クランクもありますが、エリアトラウト用のクランクを流用するのもオススメ。
注意したいのは、ハゼは底にいる魚です。ハゼ用クランクは1.5〜2mほど潜るように設計されています。トラウト用を流用する際は潜行深度に気をつけましょう。
おすすめクランク▼
『ダイワ ハゼクランク DR』
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『ジャッカル エッグナッツ』
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『ムカイフィッシング EDーHAZE ZANMU28(F)』
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ハゼクラの基本的な釣り方
@:投げる
まずはルアーをキャストします。
遠くまで投げる必要もないので、リラックスして軽い力で投げると良いですよ。
A:巻く
ルアーが着水したらゆっくり巻き始めます。
巻くスピードは1〜2秒でハンドル1回転が目安です。
ルアーを巻くときに大事なのが、ルアーが底に接触しているかどうか。ロッドからルアーが底を“コツコツ”と叩いているのを感じられるスピードで巻くのが大切です。
ハゼがルアーに追いつけないときは、ルアーを止めてみるのも有効です。
B:アワセ
ハゼのアタリは、ルアーを巻いていると“コンコン”ときます。
すぐにアワセると針に掛からないので、アタリがあっても焦らずゆっくりと巻き続けましょう。ハゼがヒットしたら、一定のペースで巻いて取り込みます。
ハゼクラのコツ
・変化を狙う
闇雲にキャストしても釣果は伸びません。なので変化のあるところを狙いましょう。
狙うべきポイントは、石や杭などの障害物の周り。底の地形がスロープ状になっている駆け上がり。酸素量が多く、エサも多い波打ち際などを狙ってみましょう。
・ルアーの種類
ルアーは、大きさやカラーが違う物を数種類用意しましょう。
ルアーをローテーションさせて、ハゼをスレさせないようにするのが大切です。
地味なナチュラルカラーから、派手なアピールカラーへのローテーションも効果的。
・手前から広く探る
ハゼは浅場に多いので手前から探り、徐々に沖を探っていきましょう。
浅くてハゼが追ってくるのが見えたりするので、目で見える要素も参考に探ると良いですよ。
・ポイント移動
アタリがなかったらどんどん場所移動をしましょう。
同じ場所で続けると、ハゼにルアーを見切られたりします。
ハゼクラでハゼを釣ろう!
身近なターゲットながらも以外と奥が深いハゼクラ。
エサで釣るのも楽しいですが、ハゼクラは違った面白さが味わえます。
そしてハゼは食べても美味しい魚です。
ハゼクラに挑戦してハゼを釣って、唐揚げや天ぷらなどにして、美味しいハゼを食べてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またのご来店お待ちしております。
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