2023年09月30日
浮遊者「プランクトン」って一体何者?
“プランクトン”
それは目に見えないくらいのとても小さな生物ですよね。
魚たちのエサになり、釣りにおいてはプランクトンパターンなんてのもあります。
今回はあまりよく知らない浮遊者プランクトンについてです。
プランクトンについての知識を深めてみよう
出典・photoAC
“プランクトン”って釣りをしていると聞くことありますよね。
でも、魚たちのご飯になるってことは知っていても、プランクトンがどういったものなのかよく分からなかったりしますよね。
今回は、顕微鏡を使わないと見られないプランクトンについて紹介します。
プランクトンの定義
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プランクトンとは、「水中を漂って生活する生き物」の総称です。
簡単に言うと、自力では泳ぐことができない浮遊者を意味します。
流れに逆らって泳げないクラゲの仲間や、孵化後間もない状態で泳げない魚も『プランクトン』と定義されます。
顕微鏡を使わないと見えない微細なプランクトンだけではないというわけですね。
動物プランクトン
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プランクトンと聞いて一番最初に想像するのは、「ミジンコ」や「オキアミ」、「コペポーダ(カイアシの仲間)」などではないでしょうか?
これらは動物プランクトンと言われ、約15万種類存在するとされています。
オキアミは概ね30o〜60oとプランクトンとしては大型で、ミジンコの仲間は1.5〜3.0oで目を凝らせば見えるかもしれません。
コペポーダは体長は様々で、0.1o〜1oと小さい種類が多いです。
植物プランクトン
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プランクトンは『動物プランクトン』と『植物プランクトン』に分けられます。
植物プランクトンは、動物プランクトンに食べられる関係にあります。
植物プランクトンとして思い浮かぶのは「アオコ」や「ユーグレナ」などではないでしょうか。
これらの植物プランクトンは、“植物”と名が付くとおり、光合成によってエネルギーを得ます。
二酸化炭素を食べて酸素を生成し、そして動物プランクトンに食べられるという食物連鎖の基礎になっています。
植物プランクトンの大きさは、約0.001〜1o程度のものが多いです。
肉眼で簡単に観察できるアオコは、植物プランクトンの集合体とイメージするとわかりやすいですね。
生涯プランクトンだけを食べる魚もいる
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「プランクトンフィーダー」と呼ばれる、プランクトンだけを食べて生活する魚もいます。
最も身近なプランクトンフィーダーといえば、イワシの仲間でしょう。
他にもヘラブナや体長300センチを越すメコンオオナマズなどもプランクトンフィーダーです。
生涯プランクトンだけを食べて、体長3メートルにもなるなんてすごいですよね。
プランクトンは水中の生物を支える大切な存在!
と言うことで今回は、プランクトンについて紹介しました。
普段は人の目に付かない小さな生物プランクトン。
そんなプランクトンは水生生物にとって欠かすことのできない重要な役割を担っているんですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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